日本においてもその人口を増やし続けているワーキングマザー、略して「ワーママ」。
仕事も家事も子育ても!いくつもの顔を使い分けて、毎日フルスロットルで駆け回っている彼女たち。
分刻みのスケジュールを家族や子供のためにと頑張ってこなしているその姿に尊敬の念を覚える人も多いことでしょう。
しかし、中にはそんな彼女たちのことを疎ましく思っている人たちもいるのです。
特にワーママを迷惑に思っている存在は「仕事先の人間」たちです。
なぜなら、ワーママたちは急遽仕事を休まなければいけなかったり、早退しなくてはいけなくなったりすることが多いからです。
そのことにより、仕事仲間たちに多くの負担をかけてしまうことがあるからなのです。
なぜそうなるのか?
理由はもちろん、「子供の存在」です。
子供は急な病気やケガをすることが多く、そのたびに保育園や小学校から呼び出しの電話がかかってくるのです。
小さな子供であればなおさら、その回数は頻繁です。
子供のことが最優先とはいえ、仕事を持つ以上その責任も持たなければならない…
抱えているものが多いワーママたちはいつもそんなジレンマに頭を悩ませているのです。
ここでは、そんなワーママたちの苦悩と周りから疎まれ迷惑がられてしまう理由を紹介していきます。
ワーママはうざい!?迷惑な存在と思われる理由3選 その1:子供の病気や行事で仕事を休みがち
子育てと仕事を両立するうえで一番の問題となるのが、「仕事に穴をあけることが増える」ということ。
子供の急な発熱や怪我。または悪天候による休校など…。
子供を育てていると色んな予期せぬトラブルが沢山おこります。
そうなれば必然的に、ママが仕事を休んで子供の面倒を見ることになりますよね。
もちろんパパでもいいわけですが、実際問題ママが面倒を見るという場合がほとんどであるといえます。
仕事が暇な時期や、無理なくお願いできる人がいる場合ならまだしも、忙しい時期や他の人も手一杯のときでもこのトラブルは起こりえるのです。
そうなると、やはりその仕事を引き受ける立場の人からすれば迷惑な話なのです。
ワーママとしても不本意な事ではあるけれど…でもどうすることもできない。
そんなジレンマに悩まされているワーママも数多いと思います。
ワーママはうざい!?迷惑な存在と思われる理由3選 その2:責任感から仕事を抱え込こみすぎてしまう
時短勤務などで定時より早く退社したり、急な欠勤なども多くなってしまうワーママ。
それだけでも肩身の狭い思いをしている人も多いはずです。
そんな事から、同僚などに迷惑をかけまいという気持ちが強くなりついつい、
と力が入りすぎてしまう人も多いようです。
しかし、ワーママが自分一人で仕事を抱え込んでしまうと、周りの人たちはワーママの仕事を把握することが出来きません。
そうなると、突然子どもや自分の病気などでワーママが仕事に穴をあけてしまった時などに同僚たちに大きな迷惑をかけてしまうことになるのです。
ワーママが抱えこんでしまっていた仕事が一体どんな内容でどこまで進んでいるのか?どこからどこまで手伝えばよいのか?ということがまったく把握できないからです。
ワーママである以上、周りの人の手を借りるというのは避けて通ることはできません。
助けを借りなくてはこなせない状況が必ずと言っていいほど出てきます。
だからこそ、同僚に助けを求めるときに相手がなるべく困らないように、自分の仕事をある程度把握してもらっておくことも大切なワーママの仕事の一つなのです。
誰だって何にもわからない状態で仕事を丸投げ!なんて事をされれば「ワーママってうざい!」という気持ちになってしまいますよね。
ワーママはうざい!?迷惑な存在と思われる理由3選 その3:簡単な仕事ばかりしか請け負わない
子供のお迎えや晩御飯の支度など、やる事に追われるワーママたちは時短勤務やパート勤務などの形をとっている人も多いでしょう。
子育てや家事など、ひとりで担う事が多くなり、
と感じることも増えるでしょう。
しかし、だからといって自分だけ楽な仕事しかしないというのは問題です。
ワーママであろうと、独身女性であろうと仕事は仕事。
そこの条件は変わりません。
ワーママだけが楽な仕事ばかりこなしていら…ほかの大変な仕事は誰がこなすことになるのでしょう?
ワーママが仕事に家事に子育てに!とても忙しいのはわかります。
しかしだからといって仕事の手を抜いていいわけではありませんよね。
時間がないのであれば、自分の時間をいかに有効利用して仕事を終わらせることが出来るのか?
それを考えて実行に移すことが大切です。
例えば、朝30分だけ早く出社してみる、昼休みを使って仕事を進めてみる…など。
やり方を変えるだけでこなせる仕事は増えるはず。
前向きに努力している姿勢を絶やさなければ、それを見ている周りの人たちの気持ちも変わってくるはずです。
ワーママが同僚から働き方を理解してもらうには?
子供を抱えながら仕事をしているワーママたちは、他の人に比べて仕事にさける時間が限られています。
子供が保育園や幼稚園に行っていればそのお迎えの時間があります。
小学校であれば帰宅するまでの時間だったり、学童に預けられる時間内であったり…
それに加え運動会や面談、懇談会など仕事を休んで参加しなくてはいけない行事も年間を通してかなりあるのが実情です。
そうなれば必然的に同僚たちの力を借りることが多くなるのです。
つまり彼らの協力はワーママにとって必要不可欠。
では、どんなことに気を付ければ同僚たちとの関係を良好に築くことが出来るのでしょう?
一番大切なことは、「あたりまえという顔をしない」ということ。
たとえば、
子供の行事で仕事を同僚に代わってもらったり手伝ってもらったりしたとき。
急な子供の発熱で早退や遅刻で同僚に迷惑をかけたとき。
そんな時に、
という雰囲気や言動は決して出してはいけません。
ワーママにとって子供が最優先でも、他の人にとってはそうではない場合も多いのです。
特にまだ子供がいないという人にとってはなかなか理解できない事情でもあるのです。
人間は自分が経験していないことに関しては想像力が乏しい生き物です。
- わかってくれてもいいでしょ?
- なんでわかってくれないの?
という考え方は捨てて、どうしたらわかってもらえるかな?という気持ちで相手に伝えていくことが大切です。
それと同時に、なにか手助けしてもらってときにきちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
やってもらうことは当たり前ではないのです。
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