妻がうつ病に!うつ病の人にかける言葉は?夫として普段の接し方は?

机の上に乱雑に置かれたメモなど

うつ病の人にどんなイメージを持ちますか。

暗い、怖い、心が弱い人、あまり関わりたくないななどと思う人もいるでしょう。

でも今のストレス社会、誰でもうつ病になる可能性が大いにあるのです。

中でも女性は男性よりもうつ病になりやすいと言われています。

もしあなたの奥さんがうつ病になったら、あなたが支えていかなければなりません。

うつ病は周りの人のサポート次第で、症状が悪化したり良くなったりする中々大変な病気です。

あなたの接し方がとっても大事になってきます。

そこで、今回はうつ病の正しい知識とあなたの奥さんに対する接し方、かけていい言葉、ダメな言葉をお教えます。

これを知らないとあなたの言葉一つでより奥さんを追い込み、症状が改善しないどころか悪化させてしまう可能性もありますよ。

うつ病と上手く付き合い、闘っていくために、是非読んでみてくださいね。

妻がうつ病になってしまった!そもそもうつ病とは?

顔を覆う女性の横顔

うつ病は脳内の神経伝達物質が減少することで、精神面と身体面に症状があらわれる病気と言われています。

日本では、現在人口の約5%うつ病患者がいると言われており、特に女性の場合は男性の倍、発症しやすいと言われているほどめずらしくない病気なのです。

精神面での症状は、 憂うつと感じることが増え何事に対してもと興味がわきません。

他にも、集中力が低下したり悲観的思考になるなどが多いです。

身体的な症状は、動悸息切れ、頭痛、めまい、常に疲れているにも関わらず眠れない、食欲不振などです。

人によっては過眠や過食になる場合もあります。

特に女性に多いのは、料理のための買い物、献立を決め料理をすることが難しくなります。

それでは、うつ病の原因はなんなのでしょうか。

発症の原因はストレス、個人の性格、遺伝的要素など色々あると言われており、明確には解明されていません。

しかし、この中で最も影響されやすいと言われているのがストレスです。

強いストレスはもちろんのこと、少しのストレスでもそれが長く続くことでうつが発症することがあります。
そのため、うつ病になりやすい人はストレスを感じやすい人ということになるのです。

楽観的で大雑把な人よりも、責任感が強く、まじめで几帳面な性格の人のほうが、うつ病になりやすいです。

毎日、上手くこなせてるうちはいいですが、なにかのきっかけで、思う通りに自分ができなかったときストレスを感じやすいからです。

そのきっかけがうつの引き金になりうつの原因の1つになるのです。

女性の場合だと、出産、ママ友との関係悪化姑との関係などが多いようですが、一般的には、親しい人の他界、身体の不調、離婚、結婚、昇進などです。

一見喜ばしいと思えることもありますが、これらに共通する、環境の変化がそのきっかけとなる場合が多いです。

もし、きっかけが家庭内のことだったとしても、あまり自分を責めないでくださいね。

うつ病の原因は1っではありません。

色んなきっかけが 積み重なり発症するので、特定するのはとても難しいのです。

今はどうして妻がうつになったのか原因をさぐるのではなく、これからどうしていくかを考えていきましょうね。

うつ病と診断された妻に対して夫がかける言葉は?

箱から出された薬

うつ病を診断されたときは、病気のせいだったのだと安心したり、まさか自分が、と受け入れられなかったりすると同時に「みんなに迷惑をかけてしまう」という気持ちになる人が多いです。

これは、うつ病になりやすい人の特徴がまじめで責任感が強いためです。

こんな時、あなたならなんて声をかけますか?

つい口に出してしまいそうな「きみなら大丈夫。すぐ治せるよ。頑張ろう。」などの励ましの言葉は、早く治さなきゃと焦らせてしまうためNGなのです。

焦れば焦るほどいい結果には繋がりません。

「今まで辛かったんだね。頑張ったね。ゆっくり休もう。」

と妻の気持ちを汲み取り、同調してあげることが1番大事です。

なるべく辛かったことを話してもらえるように聞き役に徹してくださいね。

話してくれたことに対して、あなたの意見を言う必要はないですよ。

無理に聞き出そうとせず、本人が言うのが難しいようであれば「いつでも話聞くからね」と言ってあげたり、ただ側にいて1人じゃないんだと思ってもらうだけでもいいでしょう。

うつ病になってしまった妻に日々かける言葉や接し方は?

手をつなぐ男女

うつ病の妻との会話に困ったら、まずは天気の話やペットの話など、当たり障りのない日常の会話をしてみてください。

テレビを見ながら出演している芸能人の話するのもいいでしょう。

この時に気をつけるのは妻の身近な人の話はしない方がいいということです。

その人と比べて自分は全然ダメだと悲観的になってしまう可能性があります。

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