東京オリンピックでは野球が種目として復活します!
会場で観たい競技ランキングでも3位を獲得し関心の高さが伺えます。
野球は福島でも試合があるので、日程がどうなっているのかわからなかったり、日本戦がいつだかわからないという人も多いのではないでしょうか?
そんな東京オリンピックの野球について、日程や会場、チケット購入方法はもちろん、野球に関する知識をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね!
【東京オリンピック野球の日程!日本戦はいつ?会場は?】
日程は7月29日から8月8日の間の10日間です。
まだ出場国の確定はしていませんので、日本戦が何日になるか全体像は見えていませんが、福島あづま球場の1試合は日本戦になると言われています。
日本では野球が人気なので、日本戦や決勝戦はチケット争奪戦になるでしょう。
日程
7月29日(水) 12:00 – 15:00
オープニングラウンド 福島あづま球場
7月30日(木) 19:00 – 22:00
オープニングラウンド 横浜スタジアム
7月31日(金) 12:00 – 15:00 19:00 – 22:00
オープニングラウンド 横浜スタジアム
8月1日(土) 12:00 – 15:00 19:00 – 22:00
オープニングラウンド 横浜スタジアム
8月2日(日) 12:00 – 15:00 19:00 – 22:00
ノックアウトステージ 横浜スタジアム
8月3日(月) 12:00 – 15:00 19:00 – 22:00
ノックアウトステージ 横浜スタジアム
8月4日(火) 19:00 – 22:00
ノックアウトステージ 横浜スタジアム
8月5日(水) 12:00 – 15:00
ノックアウトステージ 横浜スタジアム
8月5日(水) 19:00 – 22:00
準決勝 横浜スタジアム
8月6日(木) 19:00 – 22:00
準決勝 横浜スタジアム
8月8日(土) 12:00 – 15:00
3位決定戦 横浜スタジアム
8月8日(土) 19:00 – 22:30
決勝・表彰式 横浜スタジアム
【東京オリンピック野球の参加国と主な日本人選手・世界のスター選手は?】
侍ジャパン
日本代表の過去5大会では、アトランタ1996大会で銀、バルセロナ1992大会とアテネ2004大会で銅メダルを獲得しています。シドニー2000大会、北京2008大会はともに4位でした。
東京2020大会も現在プロ野球で活躍し、全盛期を迎える選手を中心にドリームチームを編成することになるでしょう。今の若手や新人たちが成長して代表に選ばれる可能性も十分にあります。稲葉篤紀監督率いる野球日本代表「侍ジャパン」に期待が集まります。
MLB機構はメジャー登録40人枠に入らない選手に、2020東京五輪と2019年に始まる予選への参加を認める方針なので、この方針が日本人メジャー選手にも適応されることになれば、ヤンキース田中将大投手、エンゼルス大谷翔平投手、カブスのダルビッシュ有投手らの五輪参加は不可能となります。
それに対して組織委員会は野球を五輪に復活させる選定段階での約束だったとしてトップ選手の参加を実現するよう、2017年8月、書面でWBSCに要請している。
メジャーリーガーが参加するか否かは野球の盛り上がりを左右するだけに、組織委員会としては約束を守って欲しいと交渉を続けています。
世界の強豪国
過去5大会では、キューバが3回金メダルを獲得し、アメリカ、韓国がそれぞれ一度ずつ優勝しています。ドミニカ共和国やオランダも毎回のように出場しているので、どの国が狭き門を勝ち抜いてくるのか、気になりますね。
参加選手は、アトランタ1996大会まではアマチュアに限られていたが、シドニー2000大会からはプロの参加が可能となった。世界的に代表選手のプロ化が進んでおり、よりハイレベルな争いが期待されます。
しかしながら米国やドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコなど、メジャー選手を多数輩出する国や地域の代表チームは、メジャー選手が出場するのに消極的で、マイナー選手ら若手が中心の構成と予想されています。
出場枠は?どのように出場枠を争う?
東京オリンピックの野球競技に出場できるチームは6カ国です。
開催国枠で出場が決定している日本を除く5カ国が下記の大会に出場しオリンピックを目指します。
② 2019WBSCプレミア 上位2チーム (2019年秋)
③ アフリカ/欧州予選 上位1チーム(2019年9月)
④ アメリカ予選 上位1チーム(2020年3月)
⑤ 最終予選 上位1チーム(2020年4月・5月)
強豪国からオリンピックに出場できるのは5チームのみなので、オリンピック出場をかけた予選にも目が離せません。
出場予想、優勝候補は?参加国は?
野球は、北中米、東アジアに強豪国・地域が非常に多く、それに加えて南ヨーロッパの国々、オーストラリアなどが出場する可能性が高いです。
【はじめての観戦でも大丈夫!東京オリンピックの野球の楽しみ方・ルールは?】
オリンピック種目としての歴史、競技人口
オリンピックにおいては、ロサンゼルス1984大会とソウル1988大会で公開競技として実施され、バルセロナ1992大会から正式競技に採用されました。
以降、北京2008大会まで5大会連続で実施されましたが、
ロンドン2012大会およびリオデジャネイロ2016大会では、
①世界的普及度が低い
②女性の同一競技がない
という理由で正式種目から除外されてしまいました。
東京2020大会においては、開催都市提案による追加種目として実施されることが決定し、オリンピックへの復帰を果たすことができました。
競技のルール、競技説明
野球は9名ずつの2チームが対戦し、3つのアウトを取ることによって攻撃側と守備側をチェンジしながら得点を重ねて勝敗を競う競技です。9イニングで、より多く得点しているチームが勝者です。
同点の場合は延長戦が行われますが、北京2008大会では延長11回からのタイブレークが導入されました。タイブレークでは無死、走者一・二塁からプレーを開始して得点しやすくすることによって、延長が長引くことを防ぐ狙いがあります。
両チームはスターティングメンバーとして、9名の選手の攻撃時の打順と、守備時のポジションをあらかじめ決定しておきます。
守備時にグラウンドに立つのは下記の9選手です。
③ファースト(一塁手) ④セカンド(二塁手)
⑤サード(三塁手) ⑥ショート(遊撃手)
⑦レフト(左翼手) ⑧センター(中堅手)
⑨ライト(右翼手)
観戦マナー・競技の観戦の楽しみ方は?
①試合を作るピッチャーとバッター(打者)の対決。
トップレベルのピッチャーは、時に時速160キロメートルをも記録する剛速球に、スライダーやフォークボールなどの変化球を織りまぜ、さらに緩急を付けた配球とコントロールでバッターと勝負します。
②バッターは、優れた動体視力でピッチャーが投げる球種を見極めてヒットを打ち得点を得ようとします。
鋭いスイングで特大ホームランや、塁上のランナーを本塁に生還させるタイムリーヒットを放つことで得点を増やしていく。
③強烈な打球をアウトに仕留める野手のスーパープレーも見どころ。
外野に飛んだ大きな当たりをダイビングキャッチしたり、外野から速球を投げてバックホームするランナーをアウトにしたりします。
トップアスリート達による、俊足や強肩などを活かしたハイレベルな熱いプレーを堪能したいですね。
女子野球はあるの?
意外に思いますが野球は世界的に普及しておらず、いわばマイナースポーツです。用具や施設に金がかかり、経済的に余裕のない途上国には難しいスポーツなのです。
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