「最近、友達の一人に気になる人が出来た」
「仕事でもう一花咲かせたい」
今年の結果に満足出来なかった方は注目です。
来年の初詣に栃木県にある「縁結び」で有名な神社にお参りにいってみませんか。
いまいち信じられないかもしれませんが、縁結びは江戸時代からあるれっきとした願掛けのひとつなんですよ。
SNSを見ても縁結びのご利益を授かった人がたくさんいます。
そこで今回は、
- 栃木県にある縁結びのご利益がある神社3社
- そもそも縁結びとは?いつごろから始まった?
- 初詣の作法
- 関東で有名な縁結びのご利益がある神社3社
- 縁結びのご利益があった人、ツイッターの報告
をご紹介します。
毎年、初詣には行くけどなんとなくでお参りを済ませてしまっている人って多いのではないでしょうか。
2020年を飛躍の年にするためにも、チャンスを気づかないでスルーするなんてことがないように神様にしっかりとお願いをしましょう。
栃木県の初詣で縁結びのご利益がある神社3選! その1:日光二荒山神社・滝尾神社(別宮)
日光二荒山神社(栃木)主祭神は次の3柱。 大己貴命(おおなむちのみこと) 田心姫命(たごりひめのみこと) 味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと) #日光の社寺 pic.twitter.com/EwhqDbkYJW
— 世界遺産好き! (@fsc7777) October 30, 2019
伊勢神宮に次ぐ神域の広さを誇る日光二荒山神社
日光市山内にある日光二荒山神社は伊勢神宮に次いで日本で二番目に広い神域(神社の境内、神が宿る場所)を誇ります。
男体山山頂の「奥宮」、中禅寺湖周辺の「中宮祠」、そして日光二荒山神社のある市内の「御本社」と
782年(天応二年)に創建されて以来、縁結び、開運、商売繁盛、家内安全などにご利益があり多くの参拝客が訪れています。
御祭神は、大己貴命、妃神の田心姫命、御子神の味耜高根彦命が親子3神が祀られています。
縁結びを祈願するのであれば必ず訪れてほしい別宮・滝尾神社
日光二荒山神社は縁結びで有名です。
ですが、ご利益をさらに確実なものにしたいのなら必ず別宮・滝尾神社にも参拝しましょう。
日光二荒山神社より1.8kmほど離れた場所にありますが、白糸の滝、滝尾3本杉、運試しの鳥居、そして縁結びの笹と数々のパワースポットが集まり、近年日光の中で特にパワーが強いと話題になっています。
初詣で訪れる時は、道が森深く続くので昼間の時間帯にしましょう。
うらやましすぎる!ハンパない結びつけのパワー
私は、何度も日光へ行ってはいるのですが、実は滝尾神社の存在を知りませんでした。
今年めでたく結婚した友人が、結婚式のなれそめで「滝尾神社でお参りしたあとに友人の中で気になっていたお嫁さんと付き合うことが出来た」と聞いて初めて知りました。
しかも、なんと!同じ時期にお嫁さんも滝尾神社にお参りしていたらしく、その話題がきっかけとなり関係を深めていったそうです。
どこか神頼みというのは半信半疑な部分がありますが、こんな具体的な縁結びは他に聞いたことがありませんでした。
うらやましい限りですね。
1日は混雑覚悟、人混みを避けたければ2日以降がおすすめ
日光二荒山神社周辺には日光東照宮と日光輪王寺があるため初詣の混雑は避けられません。
午前0時より、拝殿で「一番祈祷」、午前6時より「歳旦祭」が行われます。
例年、元日0時をピークに前後1時間は新年を祝う参拝客で歩くのが困難なほど混雑しています。
大晦日20時頃で周辺の駐車場はほぼ満車に近い状態になってしまうので、車を利用する場合は時間に余裕をもって行動するようにしましょう。
三が日昼間は、やはり混雑は見られますが元日0時程ではなく、人がいて動けないほどではないので初詣と一緒に日光の社寺を楽しみたい人は昼間に参拝するようにしましょう。
日光二荒山神社
栃木県の初詣で縁結びのご利益がある神社3選! その2:足利織姫神社
昨日は足利で「織姫&彦星」さんに会ってきました!
観光スポットを沢山案内してもらって夕方から一緒にカラオケしてめっちゃ盛り上がりました
カラオケルームからの織姫&彦星さんSHOWROOM配信にゲストで出演させて頂いたというサプライズまでw#足利市 #織姫神社 pic.twitter.com/dJ42FQ1OLf— takasegogo (@takaseGOGO) October 28, 2019
縁結びの神様をお祀りする恋人の聖地、足利織姫神社
足利市西宮町にある足利織姫神社は様々な縁を結ぶ神社として全国からたくさんの参拝客が訪れます。
1702年(宝永2年)に創建されましたが、1880年(明治13年)に火災にあい、昭和12年に現在の織姫山に遷宮しました。
御祭神は天御鉾命と天八千々姫命の二柱の神様です。
縁結び、産業振興のご利益があります。
機織(はたおり)の神社として人々の様々な縁を結ぶ
足利織姫神社の御祭神は天照大神の衣を織っていた二柱の男女の神様です。
織物は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が織り合わさることで生地(織物)になることから、縁結びの神社として有名になりました。
7つのご神徳(神様に願えるご加護の内容)として
- よき人と縁結び
- よき健康と縁結び
- よき知恵と縁結び
- よき人生と縁結び
- よき学業と縁結び
- よき仕事と縁結び
- よき経営と縁結び
と男女の縁だけでなく、生活や仕事との縁結びにもご利益があることがわかります。
新年に意中の人との仲を深めたい方、仕事などの新たな飛躍を望まれる方はぜひ参拝に訪れてみてください。
初詣の混雑情報、予報
足利織姫神社は織姫山の中腹にあるため、大変見晴らしの良い神社でもあります。
関東平野が一望できる絶好の初日の出スポットです。
夜は社殿がライトアップされるので一層神秘的な雰囲気になります。
元日午前6時から歳旦祭が行われ、晴れていれば6時50分ごろの初日の出を見ることができます。
全員の万歳三唱と、お焚き上げもあるので、旧年の御札、お守りなどお持ちの方は御霊抜きのために持参するとよいでしょう。
元日0時〜2時頃が混雑のピークとなります。
初日の出の時刻には人もまばらなラッキーな年もあるので、新年の運試しをかねて初日の出の時間に参拝に訪れてみるのもいいかもしれませんね。
足利織姫神社
栃木県の初詣で縁結びのご利益がある神社3選! その3:森友瀧尾神社
大迫力!栃木県一の大注連縄のある森友瀧尾神社
日光市森友にある森友瀧尾神社は地域の鎮守様として親しまれています。
他におすすめした2社にくらべ決して規模は大きくありませんが縁結び、子授け、安産のご利益は栃木県でも有数の神社です。
中でも注目していただきたいのが「縁結び・子宝の大注連縄」です。
あの縁結びの神社として全国的に有名な出雲大社の注連縄を作られている方の指導のもと毎年例大祭前に奉納されています。
田心姫命の「腰掛けの地」の伝説が残る由緒正しき土地
767年に神護景雲称徳天皇の御世、田心姫命が日光に訪れた際に休息をとった場所が、「腰掛けの地」として伝承が残っています。
1242年(建長4年)、「腰掛けの地」に祠が建てられたのが森友瀧尾神社の始まりと言われています。
初詣の混雑情報、予報
新年特別祈祷は元日0時から16時30分、1月2日以降は9時から16時30分です。
地域の神社のため多少の混雑は見られますが、家族連れが多いため元日昼間がピークになります。
ピークといっても行楽地のような人であふれかえるような状況ではないので静かに新年を迎えたい方は一度参拝に訪れてみるとよいと思います。
森友瀧尾神社
そもそも縁結びとは?
誰でも一度は「縁結び」という言葉は聞いたことがあるでしょう。
ですが、縁結びの意味を正しく理解されている方は意外と少なかったりします。
似たような意味の「良縁祈願」とあわせてご説明します。
「縁結び」を「新たな縁を期待する」と勘違いしている人が意外と多い!?
縁結びのご利益がある神社に参拝して「素敵な出会いがありますように」と願う。
実は、これ間違いなんです。
新たな縁を願うのは、「良縁祈願」であり、すでに存在している物との縁を願うのが本来の「縁結び」です。
男女の縁の場合は
- 異性の友人ともっと仲良くなりたい
- 恋人との仲を深めたい
などの願いになります。
仕事の場合は
- 社内の新規プロジェクトを任されたい
- 昇進、昇給のために仕事の幅をひろげたい
などの願いになります。
「縁結び」は、既知の縁を結ぶ
「良縁祈願」は、未知の縁を結ぶ
初詣で縁結びのご利益を望む人はしっかりと縁結びの意味を理解しておいてくださいね。
縁結びはいつからはじまった?
縁結びの信仰が始まった年代は不明ですが、江戸時代の出雲大社ではすでに縁結びの信仰が広まっていました。
元禄時代の俳諧師、井原西鶴の「世間胸算用」には「出雲は仲人の神」との記述があります。
また、古代出雲歴史博物館には神々が男女の縁を決める会議をしている「出雲国大社之図」が展示されています。
そういや、神有月(※出雲と諏訪以外では神無月)になったので、八百万の神様が集う出雲サミットの画像を貼っておきますね。#浮世絵 #ボスラッシュ #日本神話 #神道
1枚目:歌川国久/出雲国大社之図
2枚目:橋本貞秀/出雲国大社集神 pic.twitter.com/HWpUH75CdJ— 一魁斎 正敏@浮世絵スキー&狼の護符マニア (@ikkaisai) October 1, 2015
(コチラの1枚目が出雲国大社之図です)
テレビなどで、縁結びのパワースポットがよく特集されていますが、人は昔から「良縁」を望むものなのですね。
初詣の作法とは?お祈りの方法、お賽銭相場、おみくじは?
最近はイベント色の強くなった初詣ですが、本来の初詣の仕方はどういったものだったのでしょうか。
初詣の作法は?
もともと、初詣は「元日詣」と呼ばれていた「地域の神様である氏神様が祀られている社寺」に参拝するのが一般的でした。
交通の便がよくなり、有名な社寺に人が集まるようになったことで現代の初詣になりました。
参拝の基本方法
- 鳥居の前では、身だしなみを整え軽く一礼。くぐる時はなるべく端を歩きます。
(中央は神様の通り道です) - 参道は端を通ります(中央は神様の通り道です)
- 水で手と口を清める(神社には手水舎[水が出ていることろ]があります)
[神社参拝の作法]手水の仕方 – YouTube
- 参拝する(例、二礼二拍手一礼[各社寺で違いがあります])
[神社参拝の作法]拝礼の仕方 – YouTube
- 帰る時は鳥居を出て振り返り軽く一礼
何日までが初詣?
最近は、仕事などの関係であまり期間に決まりがありませんが、昔は「松の内まで」といわれていました。
家に門松などの正月飾りを飾る期間7日(一部地域では15日)までにお参りをすませましょう。
喪中の人は行っていいの?
喪中の方は神社への参拝は控えるようにしてください。
参拝される場合は49日法要を過ぎてから参拝しましょう。
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