保護者の方は、学校の勉強だけではお子さんの学力に不安を感じます。
そのため、学校以外の場所で、お子さんの学力向上につながる環境を求めます。
そこで、おおむね塾を選ばれると思います。
しかし、受験の合格率の高い塾ほど、入塾テストをおこないます。
今回は、塾や予備校でおこなわれる入塾テストについて、展開させていただきます。
記事の内容をご覧になっていただければ、入塾テストに対応でき、焦った気持ちで入塾テストを受けることなく、入塾テストに学力をぶつけることができると思います。
ぜひ、ご覧ください。
鉄緑会の入塾テストは何割正解で合格?
そもそも鉄緑会とは、東京と大阪に校舎がある中高一貫校生向けの進学塾です。
そして、東大理Ⅲ合格者の6割が鉄緑会出身だといわれているので、実績のある進学塾です。
そのため、「東大に一番近い塾」ともいわれています。
このように実績のある鉄緑会に、お子さんを行かせようと思うかもしれません。
誰でも入塾できる訳ではなく、鉄緑会には入塾テストがあります。
入塾テスト
- 受験料:2000円
- 科 目:英語と数学(中学入学時のみ算数と国語)
- 日 程:1日に4回(基本的に3月・6月・9月・12月付近で開催)
- 難易度:非常に難関(超指定校である生徒でも落ちる場合あり)
- 備 考:合格に関しては、入塾テスト結果を具体的に公表していないので何割ぐらいの正解で合格できるのかはわかりません。ただ、問題の半分は正解していないと難しいとのことです。
進学塾や予備校は入塾テストがあるの?
進学塾や予備校に入塾テストはあります。
理由
- 塾のカリキュラムが、ある程度の学力レベルがないと対応できないためにそれを分別するために入塾テストを利用する。
- 塾の評判を落とさないように、落ちこぼれや雑らく者をつくらない判断材料のためにする。
- 学力のある子たち、また、同じ学力の子たちが集まることで競争心やモチバーションを上げさせるためにおこなう。
私が学生のとき、進学塾に行きましたが、そのころは入塾テストがありませんでした。
私のクラスは学力の高い進学校を目指している子が多かったので、私は授業の雰因気を壊したくない思いから、授業内の質問や発表を控えるように、塾の授業を受けていました。
あのときを振り返るたびに、入塾テストあれば、どんなによかったかと思います。
塾に通わせたい!入塾テスト対策はどのように行なう?
塾に通わせたいため、入塾テストの対策を考えなくてはいけません。
その前に、入塾テストは何かと知る必要があるかと思います。
学校のテストと入塾テストの違いを述べ、入塾テストについて把握したのち、入塾テストの対策を考えたいと思います。
学校のテストと入塾テストの違い
- 出題範囲が広い
- 問題数が多く、時間制限がきつい
- 高得点の科目があっても、極端に点数が悪い科目があると不合格
この内容を見て、学校のテストより難しいことがわかりました。
では、次に入塾テストの対策について説明します。
入塾テスト対策
対策1:集中力をつける
テストの時間帯は、席を立つことができません。
例えば、テスト時間の1科目が45分ならば、45分集中して一度も席を立つことなく、勉強だけをおこなうことです。
日頃の勉強で、この習慣をつけておけば、集中力が途切れることなく、テストに挑むことができます。
対策2:スピードを求める
テストでは時間配分が大事です。
時間が足らず、できる問題も解くことができなかったという体験があるかと思います。
そのため、普段の家の勉強に、目標時間を設定して勉強することをおすすめします。
対策3:正確にしっかりと書く
問題を正確に解き、しっかり書かないと点数に反映されません。
そこで、自分に解答した答えを第三者に採点してもらいます。
また、間違えた問題の見直しを自分でしっかりおこないますが、第三者にも見てもらいます。
それは、勉強に対して、自分がごまかしができない環境をつくることの一環です。
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