手汗を止める方法中学生編!手汗レベル、原因と対策は?

手汗で悩んだことがある、もしくは現在悩んでいる人はどれくらいいるでしょうか。

私が汗について気にし始めたのは中学生の頃で、代謝が良く汗をかきやすい年齢ということ、見た目や匂いを気にしたり、人に不快に思われていないかと気にしていたこと、異性との関わりを意識するようになったことなど、様々な理由があったと思います。

手汗に関しては見えにくい部分であり匂いもなく、全身の汗で悩んでいる人に比べて一部分だけということで声を上げにくいということ、また誰かに話しても汗っかきな体質ということで片付けられてしまい、一人で悩んでしまう人もいるようです。

きちんとした知識や対処法を知れば、きっと今の不安も少しは解消されるはずです。

「人より手汗をかきやすいのではないか」「手で触れた紙が湿ってしまう」「手汗が気になって彼女(彼氏)と手を繋げない」「不安だけれども誰かに相談できない」「知識がない」

今回はそういった不安を持つ中学生の皆さんに知ってもらいたい手汗を止める方法や、手汗が出る原因などを紹介していきます。

手汗に悩んだら

私の考えですが、まず手汗に悩んでいる方にお勧めするのは、病院で診断を受けることです。

病院で診てもらうほどではないのではと心配する方もいるかもしれませんが、前にも話した通り全身の多汗ではなく手汗だけの場合、周りの人に理解されにくい場合があります。

例えば最近手汗に悩み始めた中学生の皆さんが、親や周りの人にこのことを相談してみたとしましょう。個人的な感覚が大きいため「緊張していたのでは」「暑かったから」で片づけられてしまう場合があります。

または、もしあなたのお子さんが「手汗がひどくて悩んでいる」と打ち明けてきたとしましょう。汗は自然とかくものだからと、そこまで重大な問題として受け止められないことがあるかもしれません。

中学生の皆さんは代謝が良く汗もかきやすいので、もしかしたらこの後症状が落ち着いてくる可能性もありますが、手汗をかいている本人が悩んでいることは事実。そして、治療が必要な可能性もゼロではありません。

早い段階で病院で診てもらって、自分の状態を知り対処法を考えたほうが効率的です。

汗は生きている限りかき続けるもので完全になくすことはできませんから、早いうちにうまく付き合う方法を見つけていきましょう。

手のひらの多汗症(手掌多汗症)とは

多汗症とはわきの下、手のひら、足の裏、頭部などに異常に発汗する病気ですが、このうち手のひらに日常生活をするうえでいろいろな障害をもたらすほど発汗するのが、手のひらの多汗症です。

医学的には「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」と呼び、ひどい時には治療の対象になります。

手のひらの多汗症を腋臭(わきが)と同じあるいは類似の病気と思っている人もいるようですが、全く違う病気ですし、治療法も異なります。

手汗レベルを知ろう

汗の出る量によってそのレベルが下記のように3段階に分けられています。数字が大きいほど症状がひどいことを表しています。

自分の多汗症の程度がどのレベルか知っておくと治療に取り組む際の目安にもなります。

レベル1:湿っている程度。見た目にはわかりにくいが、触ると汗ばんでいることが分かる。水滴ができるほどではないが、汗がキラキラと光っている。

レベル2:水滴ができているのが見た目にもはっきりとわかる。濡れている状態。しかし汗が流れるところまではいかない。

レベル3:水滴ができて、汗が滴り落ちる。

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