このとき選ばれた女の人は棚機津女(たなばたつめ)とも呼ばれました。棚機津女が女性だったこと、織姫が機織りの仕事をしていた事がうまい具合に混ざっていったんでしょうね。それにしても、一夜にして織り上げるって結構疲れそうな行事ですね。
この三つが合わさって、今、私たちが毎年笹を飾る七夕になりました。あれ?でもこの三つには笹は出てきませんね。どうして笹が出てきたのでしょうか。
笹を飾る理由
日本で七月七日は七夕(しちせき)という節句の一つです。三月三日は桃の節句で、桃の花を飾ります。おひなまつりの歌にも桃の花の歌詞が出てきますね。
五月五日は端午の節句でお風呂に菖蒲を入れたりします。では七月七日の七夕の節句はなんだと思いますか?ここまで言うと分かりますよね。竹です。でもさすがに現代日本で竹を飾るのはハードルが高いです。なので名残として笹を飾るんですよ。これで笹を飾る理由も完璧ですね。
まとめ
❏ 七夕の由来
織姫と彦星の伝説と、中国の上達を願う行事・乞巧奠、日本にあった豊作を願う行事・棚機が合わさって七夕になった。
❏ 笹を飾る理由
五月五日は端午の節句で竹を飾っていた。それの名残で笹を飾る。
織姫と彦星の伝説と、中国の上達を願う行事・乞巧奠、日本にあった豊作を願う行事・棚機が合わさって七夕になった。
❏ 笹を飾る理由
五月五日は端午の節句で竹を飾っていた。それの名残で笹を飾る。
これで七夕に関するお子さんの質問が怖くなくなりましたね。子供からの質問にぜひ、どや顔で答えてあげて下さいね。
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