待ちに待った七夕集会。いつもと違う様子の保育園・幼稚園に子供たちはワクワクしていますね。そんな嬉しそうな子供の顔を見ると、こっちまで嬉しくなります。子供たちにとっての大切な一日、その笑顔を絶やさないために七夕集会の演目は悩みの種です。子供たちが飽きないための演目を用意しないといけません。
子供たちが飽きない演目は何があるでしょうか?子供も、大人も子供たちと一緒に楽しめるような七夕集会での演目をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
由来を楽しく学ぼう
大人なら一度は聞いたことがある、七夕の由来ですが、知らない子供は多いです。楽しく教えてあげましょう。由来を楽しく伝えるための方法をご紹介します。
● 紙芝居 大きな絵なので、子供たちは喜びますね。
● ペープサート 手作りの織姫彦星人形は可愛いですね。
● 語り聞かせ 言葉だけで伝える事で、子供の想像力が育まれます。
● メディア ユーチューブで語り聞かせ動画が上げられています。タブレットで見せる事が出来ます。
● 劇 先生たちが織姫彦星を演じれば、子供たちは大興奮ですね。
子どもたちの質問に答えられるように、七夕のお話を簡単にまとめておきますね。
七夕のお話
神様の娘である織姫は、とっても働き者でした。ある日同じく働き者の彦星と出会います。二人は恋に落ち、結婚しました。ですが、結婚生活が楽しすぎて働かなくなってしまいました。神様は怒って二人を大きな川(天の川)の両端に離れ離れにしてしまいました。
悲しむ娘がかわいそうになったので、ちゃんと働けば一年に一度七月七日にだけ、天の川に橋を作って二人を会わせてあげる事にしました。
短冊を飾ろう
本来短冊へのお願い事は習い事の上達を願うものですが、今は自由ですよね。魔法少女になりたい女の子や、正義の味方になりたい男の子の願いが飾られると、短冊は一気に華やかになりまね。
女の子は赤色、男の子は青色を選びがちな短冊ですが、短冊の色にも意味があるってご存知ですか?「五色の短冊」と七夕の歌にあるように、元々短冊にある五色にはそれぞれ意味があります。その意味をご紹介しますね。
● 赤の短冊→お星さまへの願い事。育ててくれた人の長生きを願うのに適しています。
● 黄の短冊→彦星様への願い事。自分の将来の仕事について願うのに適しています。
● 白の短冊→天の川への願い事。困っている人を助ける事を願うのに適しています。
● 黒(紫)の短冊→宇宙(天)への願い事。勉強の事や習い事の事を願うのに適しています。
この色の意味の考え方は、七夕の由来となった中国の五徳の思想からきています。今は五色だけでなく、たくさんの色が使われますから、一層笹飾りが華やかになりますね。
ゲームをしよう
子供たちはゲームが大好き。七夕にちなんだゲームをして七夕集会を楽しみましょう。普段やっているゲームを七夕バージョンに変えるだけで大丈夫ですが、簡単に出来るおすすめゲームをいくつかご紹介します。
● ペットボトルボーリング
ペットボトルをボーリングに見立ててゲームしてみませんか?ペットボトルには可愛く七夕の飾り付けをしましょう。ボールを転がして何本倒れるかを競います。
● すごろく
すごろくのコマをおりひめひこぼしにしてするすごろく。止まったところのお題も「おりひめになりきって一言」「七夕の歌を歌う」などにすると良いでしょう。
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