病院に通っていると違う病院を紹介されることがあり、いつもと違う病院へ行く億劫さや病院の診察時間を調べようと思っているうちにうっかり長い期間が経ってしまうことがあります。
こうなると紹介状の期限としても使えるものなのか気になりますし、いつのまにか紹介状をうっかり無くしてしまうと、どうしたらいいのか迷いますよね。
また大きな病院へ検査をするための紹介状ならまだ分かりますが、例えば歯科からの紹介状の場合だと、そもそもどんなことが書いてあるのか疑問に感じてしまうこともあります。
ここでは病院からもらう紹介状に期限はあるのか、歯科からの紹介状には何が書いてあるのか、うっかり紛失した場合はどうすれば良いのかなど、紹介状についての疑問をまとめています。
歯科などから紹介状を受け取っていたけれどうっかり長い期間が過ぎてしまって迷っているという方、紛失して困っている方はぜひご確認ください!
【紹介状の期限は?歯科の紹介状はいつまで有効?】
歯科の紹介状の期限についてですが実は明確なものはなく、どちらかというと紹介状は「もらったらすぐに行くもの」です。
一般的に「期限は2~3ヶ月」と言われることもありますが、紹介状をもらったまま忘れて何年も経ってから持ってきた方がいるなんて話もあります。
これは歯科だけではなくどんな紹介状でも同じで、例えば5年前の紹介状を持っていったとして病院が「受け付けません」とすることはあまりありません。
しかしその紹介状の中身は古く現在の状況には当てはまらないと判断され、紹介状としての意味はほぼなくなっています。
紹介状はタダではなくお金を払って受け取っていることが多いためこれではあまりにもったいなく、期限関係なく紹介状を受け取ったらできるだけ早く受診することをおすすめします。
【紹介状は依頼すれば誰でも書いてもらえる?紹介状の費用は?】
多くの場合紹介状とは医師が自分の病院では詳しい検査が出来ない、また専門外となるため他の医者を紹介したいという場合に書かれます。
地域のお医者さんが連携を取って「このような検査をしたい場合は○○病院への紹介状を書く」としていることも多く、場合によっては紹介状の段階で予約してもらえることもあります。
一方患者側から紹介状を書いてもらうことも可能で、例えば引っ越しをして同じ病院に通えなくなった場合、セカンドオピニオンを得たい場合にお願いすれば書いてもらえます。
この際は医師の知り合いでない相手に書くことになりますが、「ご担当医」「主治医」などで発行してもらうことも出来るので問題ありません。
紹介状の費用についてはそれぞれの病院やデータ、健康保険の自己負担の比率によって違うので一概には言えませんが、おおよそ数百円~数千円となっています。
紹介状のメリットを知るには紹介状をしっかり理解しておくことも大切で、紹介状とは正式にいうと「診療情報提供書」と呼びます。
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