小学校の運動会での1番の見せ場はなんといっても徒競走ですよね。
自分の子供が徒競走で1番を取った姿を、親なら1度は見たいはずです。
でも、走るという行為は自然と身についていて誰かに教わったこともないと思います。
自分が運動が苦手だからきっと子供も運動が苦手だと思っていませんか?
小学生なら正しいフォームを身に付けたら格段に速くなります。
正しい走り方を子供に教えて一緒にかけっこで1位を目指しましょう。
小学生の徒競走の練習方法おすすめ3選! その1:股関節の使い方を知る
走ることにおいて股関節の役割はとても重要です。
スポーツ科学で走り方を分析した結果股関節をうまく使うことで早く走ることができるといわれています。
股関節をうまく使えたら自然と太ももが上がり、正しい走り方の第1歩となります。
まずは動的ストレッチを行って股関節を使って動くことを意識するようにしましょう。
コツは太ももを高く上げることです。
そして股関節を大きく動かすイメージで行ってください。
小学生の徒競走の練習方法おすすめ3選! その2:正しい姿勢を身につける
早く走るようになるための練習で1番大事といっていいのが「正しい姿勢」です。
正しい姿勢をとることによって、地面を蹴る反発力が上がり早く走ることができます。
大事なことは姿勢を崩さないようにすることです。
走る前に正しい姿勢をとっていてもいざ走りだしたら、猫背になったり内股で走ったりしてしまうと早く走ることはできません。
姿勢を崩さないようにすることを意識して練習してください。
小学生の徒競走の練習方法おすすめ3選! その3:正しい腕の振り方を身につける
走っている小学生を見ていたら、中には腕を力いっぱい振っている子を見かけます。
しかし、がむしゃらに腕を振っていたら余計な力が入ってしまい、うまく走ることができません。
歩くときに腕をむやみに振ったら歩き辛いですよね?それと同じです。
力を入れすぎずに腕を後ろに振りすぎないことを意識して練習してください。
小学生で徒競走が早い子と遅い子の差は?
徒競走で早い子と遅い子の差はなんでしょうか?
よく運動神経という言葉を聞きますが、運動能力に関わる神経はあるものの運動神経という神経は存在しません。
人には3歳~8歳の時に「プレ・ゴールデンエイジ」と呼ばれる次期があります。
この時期は、脳の神経回路が8割形成され、運動能力に関わる神経も発達するといわれています。
いかにトレーニングを行うかによって運動能力の発達に多少の差を産みます。
ここでのトレーニングは大人のトレーニングとは違い、公園などでいかに多く体を動かしたかということです。
プレ・ゴールデンエイジの期間にたくさん体を動かしていた子が運動神経が発達して、走るのが早い子になるということになります。
親が運動が苦手だから、遺伝する?
徒競走が早い子と遅い子の差は遺伝も多少は関係しています。
日本人と欧米人で骨格や筋力差があるように、日本人の中でも骨格や筋力差はどうしてもあります。
しかし、親が運動が苦手だからといっても、それは遺伝ではありません。
プレ・ゴールデンエイジの頃に親が運動が苦手だからといって一緒に外で遊ばなかったりしている影響が大きいです。
自分が運動が苦手だからきっと子供も運動が苦手だと思わずに、一緒に公園などに行き運動しましょう。
運動会で勝ちたい!かけっこ教室に通わせることの効果は?
教えることが苦手でどうしていいかわからない人には、かけっこ教室を利用することおすすめします。
かけっこ教室ならプロが教えるので、素人では気づかない点や知らないことを教えてもらうことができます。
かけっこ教室では早く走るコツを教えてもらえるのはもちろんのこと、バランス感覚や基礎体力作りもコンセプトにやっているところが多いです。
なにより今まで自分が苦手だと思っていた運動ができるようになることで、本人の自信にも繋がります。
成功体験というのは今後の人生でも大きな影響を与えてくれるので、かけっこ教室に通うのはおすすめします。
かけっこ教室の相場は月に4回レッスンで8,000~15,000円が相場です。
単発でも行っているところもあり、単発では1,000~2,500円が相場となります。
単発で1回行ってみて、本人が行きたいなら通うという形をおすすめします。
靴は関係ある?小学生の徒競走でおすすめの靴は?
早く走るためには靴は大きく関係しています。
ついつい子供の成長が早くて少し大きめの靴を買ってしまいがちです。
しかし、大人でもサイズの合わない靴や素材の堅い靴だと走りにくいですよね?
やはり子供も少し大きいだけで走り辛くなります。
靴を買うときのポイントは3つあります。
- 軽い。
- 足にフィットしている。
- 前足部に柔軟性があり、かかとがしっかりしている。
お子さんに靴を買ってあげるときはこの3つのポイントの注意して買ってあげてください。
ここで私がおすすめする靴を紹介します。
アシックスレーザービーム
この靴はかかとのヒールカウンターがしっかりしていて、走っていてもブレることがありません。
また、つま先部分に屈曲溝があるので前足部の柔軟性に優れています。
まさに理想的な靴になります。
アキレス 瞬足
子供の運動靴で大人気となったのがアキレスの瞬足です。
左周りのコーナー部分で転倒する子供が多いということで、左右非対称のソールにより左回りに特化した靴です。
ある程度走れるようになったらこの靴でコーナー部分で差をつけましょう。
最後に
小学生の徒競走の練習方法のポイント!
- 股関節の使い方を知る。
- 正しい姿勢を身につける。
- 正しい腕の振り方を身につける。
- 3歳から8歳まどの間に公園などどたくさん遊ばせる。
- 運動が苦手は遺伝しない。
- プロに教えてもらう。
- 足に合った靴を選ぶ。
親は子供のためになんとかしてあげたいと思いますよね。
しかし、本人のやる気がないのに押し付けてしまっては成長できません。
まずは走ることが楽しいと思えるようにしてあげてください。
本人のやる気が1番大事です。
そして、自分が運動が苦手だからといって室内で遊ぶばかりでなく、公園などへ行って一緒に遊んであげてください。
親は子供に対してきっかけを作ってあげることが大切です。
一緒に頑張って、徒競走で1番を取って最高の運動会にしましょう。
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