子供が小学生になり、子供にとっても、親にとっても環境が変わってきますよね。
たくさん友達を作って楽しく成長してほしい!親心は皆さん同じだと思います。しかし、みんなが同じ教育のもとで育つわけでもなく、各家庭の常識の差が、トラブルにつながってしまうことがあります。
自分の子供に非常識を覚えさせたくない、子供の友達が遊びに来てやりたい放題…優しく注意して治まれば良いですが、なかなかそうはいかないものです。
放置してしまえば自分の子供も常識から外れていってしまいます。
今回はそんな困った事例と解決方法をご紹介します!
めちゃくちゃ困った!非常識な小学校の友達
非常識な小学校の友達
我が家に遊びに来て、家中のものを物色する。
- 勝手に冷蔵庫を開けて好きなものを食べてしまう。
門限を決めても放任状態な友達がいる。
- 子供と帰宅する時間を約束しても、門限のない子供につられて帰って来ない。
- 家に遊びに来て、御飯時になっても帰らない。
遊びに来て勝手に持って帰る。
- 欲しいものがあれば当然のように自分のものにしてしまう。
言葉遣いが汚い
- 親の影響なのか、時折子供とは思えない暴言を使う。
乱暴
- ヤンチャな盛りとはいえ、一線を超える行動が目に付く。
- 思い通りにならない時に手を出すなど暴力的な面がある。
このような行動をする友達がいれば、大切な我が子が傷つく、もしくは非常識が身についてしまう、そんな不安を感じるのは当然のことです。
せっかく自分なりに教育していても、周囲の影響ですぐ台無しになってしまう悲しさもありますよね。
最悪の場合、いじめの心配をしていたら加害者側になってしまった…なんて可能性もゼロではないのです。
悪い子を育てようとしている親御さんはいないのに、困った状況は生まれることを認識しましょう。
非常識な小学校の友達と自分の子が仲良しだから尚困る、、
友達は自由に自分で作らせてあげたい、しかし大人から見てあまりに非常識な子供からは離れてほしいのが当然でしょう。かといって、子供に“その子と遊ぶのはやめなさい“と伝えるのはちょっとまって!
子供はその子に“遊ぶのやめなさいって言われたから遊ばない”と、そのまま言ってしまうことがあります。そうなればその子の親の耳に入り、更なるトラブルに発展する恐れも…。
子供は当然どういう言い方をしたら良いなど状況の判断はできませんから、親御さんが状況を考え適切な対応をしていきましょう。
その子がどんな子供なのか見極めるため、また、何かあった時に直接間違えを指摘出来るためにも、こちらの家で遊ぶのはいい事です。
一度何かあったからといって、怒ってその子の我が家への出入りを禁止にしてしまうと、目の届かないところで何が起きているのか把握できなくなってしまいます。
非常識な小学校の友達の親に注意をすべき?
場合によっては親御さんに話し、注意してもらうことも必要です。
“仲良くしてくれるのはありがたい“と前置きをしたうえで、実は今日こんなことが…と相談する形でお話を進めましょう。良識のある方であれば、うまく自身のお子さんに伝え、解決をともに進めてくれるはずです。
また、逆にこちらも何かご迷惑をおかけしていないかお聞きすることもお忘れなく!
お子さんを信用するのは大切ではありますが、万が一、よそ様でご迷惑をお掛けしている場合、話がさらにこじれてしまいます。
“自分のことは棚に上げて…“とならないように、確認をするのは大切なことです。
相手の親とちょっとしたトラブルになった場合は?
親に注意をしてもらうどころか、親が非常識…なんてこともあります。事を荒立たせたくないのに、話が大きくなっていく…なんてことも。
私の経験談ですが、お子さんに注意をしてもらうよう連絡しお願いすると、後日、“今回はごめんなさい”と、わざわざ謝りに来てくれました。…と思ったら、招いてもいないのに勝手に靴を脱いで入ってくるではありませんか。
仕方なくお通ししてお話しますが、他の親御さんやお子さんの悪態を散々言って帰られました…。
お母さん同士で仲間意識を持つことはよくあります。
今回のようなトラブルも、そのような仲間内で話を盛られて陰でヒソヒソ…なんてことがありがちでしょう。
なんで!?こっちが被害者なのに!と憤るお気持ちはよくわかりますが、冷静な対処が大切です。お子さんが良い友達を作ること、それは親同士が良い関係を作ることと根深いものがあります。
信用できる親御さんの子供であれば、お子さん同士も仲良くなれるでしょうし、何かあっても共に解決していけるでしょう。
また、他のお子さんやその親とトラブルがあっても味方になってくれるはずです。トラブルメーカーな親御さんであれば、困っているのはあなただけではないはず。
もし、先生に相談することに発展しても、一人の意見としていうのとは説得力が段違いに変わってきます。
当事者同士で解決しない場合は先生に相談する?
場合によっては先生に相談することも必要です。
子供に聞くだけでは、学校にいる間どのような過ごし方をしているのか把握できませんから、先生に学校での様子の確認や相談することは大切なことです。
ただ、残念ながら必ずしも担任の先生が力になってくれるとは限らない現状もあります。問題のある親御さんの場合、ヒステリックな方も多く、負けてしまう先生も少なくないのが現状です。
解決を図るためには、状況によって相談する相手を選ぶことが大切です。
担任の先生が頼りないなら事情を学校にお伝えすることで、教頭先生が受け付けてくれたりもします。
保護者同士と先生を介して面談することで、冷静な話し合いの場を設けることができます。
また、仲良くしている他の親御さんとコミュニケーションを持ち続けるのは不可欠ですが、親御さんに解決してもらうのは難しいです。
あまり深く求めると、自身の子供の為にコミュニケーションも乏しくなってしまうことも考えられます。
あくまで、親御さん友達には聞いてもらうスタンスが望ましいです。協力の言葉を頂ければ、無理のない範囲でありがたくお願いしましょう。
また、各自治体でも相談窓口を設けており、お子さんの相談ができます。電話相談やLINE相談もできるので、どうして良いかわからない時、適切なアドバイスを行ってくれます。
「〇〇市 子供 相談」など検索し、居住地でどんなサポートを受けられるか知っておきましょう。
良い友達に巡り会うには?
子供が良い友達と巡り会うために親としてできることはなんなのでしょうか?
お子さんが良い友達と出会うためには、親御さん同士のコミュニケーションも大切な役割を果たします。特にまだ年齢が幼い低学年のうちは、親同士が交流する場で子供を遊ばせる、などがきっかけで、子供同士が仲良くなるのも多いはず。
しかし、いくら親が仲良いからといって、“他のクラスの〇〇ちゃんと仲良くしなさい“なんて子供を困らせるだけです。
可能であれば同じクラスで仲良くなれる親御さんを作り、相談や情報の共有、子供同士の友達付き合いが行えればスムーズです。
お子さんが自身で考え行動していくのはまだまだ先のことです。まずは親御さんが環境を作ってあげましょう。
まとめ
- 非常識な子供が友達になってしまったら、目の届くところで遊ばせ、必要に応じて注意をしましょう。
- 注意で治らない場合は、親御さんに相談しましょう。
- 親御さんとトラブルになったら、適切な人に相談し冷静に対応しましょう。
- 担任の先生に相談することは必要。それで解決しない場合は、教頭先生や自治体の相談センターなども活用しましょう。
- 良い友達を作ってもらうために、信頼できる親同士のコミュニケーションを築きましょう。
今回は低学年を対象とした、お子さんの友達トラブルについてまとめました。
お子さんがどんな出会いをし、どんな経験を積むか、今後の人格形成において低学年はとても重要な時期です。
また、お子さんが年齢を重ねても、今回ご紹介したベースは変わることはありません。
また、学校が真摯な対応を行ってくれない場合も残念ながらあるのが現状です。いじめなどに関する悲しいニュースや、教育者の残念なニュースはいまだに絶えません。
私自身は子供がいじめを受けた際、学校に相談しましたが適切な対応をしてもらえず、弁護士への依頼と教育委員会への訴えまでに発展した経験があります。
自分のことは我慢できても、子供のことは我慢できないのが親心ですよね。
諦めず対応してきたおかげで、今では楽しく学校に通えており、当時できることを行動して本当に良かったと感じています。
問題が起きた時に手段がないなんてことはありません!
ダメなら次の手段へ切り替えて解決していきましょう。
手を貸すべきところ、あえて見守るに留めるところを見極めながら、お子さんの成長をこれからも深い愛情を持って見守ってあげてくださいね!
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