小学校のプールでゴーグルを使用する方が良い理由とゴーグルの選び方とは

だんだんと暑くなってきて、小学校でもプールの授業が始まります。学校のプールのゴーグルですが、以前はゴーグルの使用が禁止されていたり、使用する場合は許可が必要だったり、あまり使用されていませんでしたが、最近は禁止している学校も少なくなり、ゴーグルを使用するこどもも、多くなりました。

禁止されていたものが、今は推奨されるって不思議ですよね。こどもにゴーグルを使用させるべきか、使用する場合はどんなゴーグルを選べば良いのかご紹介します。

こどもに合ったゴーグルを選んで、学校のプールを安全に楽しみましょう。

ゴーグルの使用が禁止されていた理由

小学校でのプールでは、以前はゴーグルの使用が禁止されていたり、使用する場合は許可が必要だったりして、あまりなじみがありませんでした。

だいぶ前になりますが、私が小学校の時にもゴーグルを使用している子は、ほとんどいませんでした。習い事として通ってたスイミングスクールでは、中学生や高校生がゴーグルを使用していて、おとなになるとゴーグルをつけるんだという記憶があります。

今は、禁止されている学校も減ってきていて、最近だと、ゴーグルの使用を推奨する学校、自由に使用できる学校、申請すれば使用できる学校が多いです。なぜ今までは禁止されていたのか…。

数十年前のゴーグルは、ガラス製のものがあり、割れてしまったりすると危険だったことや、価格も高く、プールの授業だけで購入するようなものではありませんでした。

また、水難事故や水害の非常事態を想定して、水のなかでも目を開けられるようになるための練習としてゴーグルを使用しないという理由もあります。

昔はゴーグルを使用してプールの水が目に入らないようにするよりも、プールの後に水で目を洗うことが大切だと考えられていました。

今は、安くて、プラスチックで割れにくいゴーグルなどが増えて、簡単に手に入りやすくなりましたし、目の保護のためにも、ゴーグルは必要だと思います。

ゴーグルが必要な理由

最近の小学校でのプールは、ゴーグルの使用を推奨したり、使用するかは自由とする学校がほとんどです。ゴーグルを使用した方が良いいちばんの理由は、目の保護です。

プールでは、消毒用に塩素が使われています。感染症を防ぐために塩素で衛生面を管理していますが、咽頭結膜熱(プール熱)や、流行性角膜炎、急性出血性結膜炎など、プールの水での感染症を完全に防ぐことができまん。

プール後の感染症の予防として、うがい、手洗い、目を洗う、シャワーを浴びる、などがあり、目のウイルス感染症予防には、目を洗うことは、欠かすことができません。

でも、最近では水道水で目を洗うと、水道水の塩素で角膜を損傷する危険があるとも言われています。

アレルギー体質の場合、目が充血したり、かゆみがでたりする症状があります。目を感染症から守るためには、ゴーグルの使用が効果的です。

また、ゴーグルを使用すると、水中での視界が良くなります。プールの授業では、こどもたちが一斉にプールに入り、潜ったり、歩いたり、泳ぎます。

泳ぎが得意な子、苦手な子、早く泳ぐ子、ゆっくり泳ぐ子、様々です。他の子の足や手が目に当たったり、水中でぶつかったりすることもあります。

ゴーグルを使用することで、水中で周りがよく見えて、ぶつかるのを防いだり、ぶつかったときには、目を守ることができます

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