毎年夏に会社で開かれる『暑気払い』。新入社員にとっては初めて行事へ参加します。司会進行を任されたときは、どのようにプランを組み、何に気を付けるべきなのでしょうか。
今回は暑気払いの意味も含め、スムーズに進行が行えるよう流れと司会進行のセリフをご紹介します。
コピーをして使えるフレーズも載せていますのでぜひ参考にしてみてください。
暑気払いの挨拶!幹事が挨拶する場面はいつ?
暑気払いとは江戸時代から始まる慣習と言われており、「暑気を払う薬を飲む」習慣のことを意味してます。
「薬」とは漢方のことではなく、夏の暑さをしのぐために工夫された滋養のことをさします。
例えば「そうめん」や「かき氷」を頂いたり、川遊びをするなどをし、夏の暑さを払う行為のことです。
現代の私たちに引き継がれた暑気払いは、仕事帰りにキンキンに冷えたビールを飲んで活気を取り戻そうとする行為のようなものでしょう。
さて、会が始まったら幹事は司会役として進行を行います。通常の進行は、下記の流れで行います。
2、乾杯の挨拶
3、締めの挨拶
幹事が話すタイミングは、始めの挨拶の前に行う簡単な自己紹介と、各挨拶の間に進行役としてのナレーションを入れる時です。
挨拶は始めの挨拶と、締めの挨拶があります。始めの挨拶を暑気払いに参加する最も立場が上の人を、終わりの挨拶は次に偉い人に挨拶の依頼をすると良いでしょう。
挨拶を頼まれた人は準備に時間を要するため、前日までに声を掛けておくことをおすすめします。
暑気払いの幹事挨拶例文!はじまりと締めの挨拶!
暑気払いにおける、司会進行の挨拶例文をご紹介します。暑気払いの会の流れに沿ってご紹介しています。
まず、司会進行役としての初めの挨拶をします。話は長いものよりも、簡単でシンプルなものが好まれます。
「本日は納涼会にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。皆さま、日頃の暑さに負けないために、これから○○社の暑気払いを開始いたします。」
さらに、自己紹介を加えるとより丁寧になり、新入社員の顔を覚えてもらえるのでおすすめです。
「本日の司会進行は、○年度に入社いたしました××と申します。精一杯頑張りますので、何卒宜しくお願いいたします。」
と言った具合で挨拶を始めると良いでしょう。
挨拶を終えたら、上司が行うであろう始めの挨拶です。
「それでは、始めの挨拶を○○(役職)、宜しくお願いいたします。」
挨拶が終わったら乾杯の音頭に入ります。先輩方に予め依頼をしても良いですし、司会進行役が行っても良いでしょう。
「乾杯!」だけでなく、少しユーモアを出したい時は、こちら。
「それでは、乾杯の音頭を取らせて頂きます。冷えたお酒と美味しい食事をたのしみ、暑さを吹き飛ばしましょう!乾杯!」
長くなく、シンプルな言葉でまとめることがおすすめです。食事が目の前にある場合はなるべく短く話しましょう。
最後に、締めの司会進行の挨拶です。
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