例年約234万人の参拝者が訪れるといわれる「住吉大社」の初詣。
大阪では「初詣といえば、『すみよっさん』」といわれるくらい有名な初詣スポットです。
大みそかから出かけて年越しを住吉大社で迎えたり、なかには屋台がメインでいく、なんて人もいるくらい、年末年始の超人気スポットとなっています。
それだけ人気の場所なら2020年の初詣は住吉大社にいってみたい!と思ったかもしれません。
でもそうなると、今度はそれほど人気の場所、どれくらい混むのか混雑状況が気になってきますよね。
そこで今回は、住吉神社初詣の人気の理由や屋台のすごさ、営業時間、アクセス方法や混雑状況に住吉神社周辺のおすすめスポットまで盛りだくさんで紹介していきたいと思います!
いきたいけど行くかどうか迷っている人、いく日や時間を決めかねている人は、ぜひ参考にしてみてください。
住吉大社の初詣、屋台はでている?何時から何時まで?
住吉大社の初詣、正月三が日の参拝可能時間はどうなっているのでしょう?
- 12月31日 22:00~1月1日 22:00
- 1月2日~3日 06:00~21:00
このように、年越しから元日は24時間営業、2日~3日も朝から夜までの特別時間で参拝可能となっています。
そして人によってはメインとなる屋台のほうですが、こちらのあいている時間も、なんと、参拝可能時間とおなじ時間あいているんです!
しかも出ている屋台の数は、実に300店舗以上にもなります。
大みそかから三が日がピークで、4日、5日になると少し数が減ってきます。
6日になるとさらに減ってしまいますが、1月7日には「白馬神事(あおうましんじ)」という神事があるのでまた少し戻ってきて、さらには1月10日の「えべっさん」でまた多くの屋台で賑わうことになります。
ですので、初詣ついでに屋台もいっしょに楽しみたいのであれば、三が日中に訪れるのがおすすめです。
おすすめの屋台は?
でも300店も出店があると、どの店にいけばいいのか迷ってしまいますよね?
しかも食事、甘味、遊戯といろいろな種類の屋台もそろっているので、目移りして困ってしまいます。
なので、ここでほんの一部ですが、いくつかおすすめのラインナップを紹介させていただきましょう。
ベビーカステラ
お祭りど定番のベビーカステラ。
こちらは定番だけあって、いくつもの店が出店されています。
そのひとつひとつが味や食感がちがうので、大勢の人でいって、少しずついろんな店のカステラを食べ比べなんかするのもおもしろいかもしれません。
はしまき
大阪名物のはしまきです。
割り箸の周りにお好み焼きが巻いてある、子供から大人まで、観光客の間でも大人気の食べものです。
昨日の初詣は氏神様の住吉大社へ。ぽかぽか陽気のおかげか、こんなに気分がゆったりした初詣は初めて♪ 大阪名物の「はしまき」を買ってみたら予想外のおいしさ!息子も夢中でパクついてました。 pic.twitter.com/ilfJGHo9
— naoko endo (@arciel13) January 2, 2012
お好み焼きのほか、ピザを巻いているお店なんかもあったりします。
棒を持って食べられるので、食べ歩きするのにもちょうどいい感じですよ!
七味唐辛子
自分好みの辛さや香りにブレンドしてくれる七味唐辛子屋の屋台。
激辛や辛さ控えめなど、自分用に調整して買うのもいいし、日持ちもするのでおみやげとしても最適です。
お化け屋敷
異色の屋台(?)ながら、「住吉大社の屋台といえば?」と聞けばかならず出てくるくらい有名なお化け屋敷。
昔懐かしのレトロ感のあるお化け屋敷で、中は道が曲がりくねっていて見た目より長いです。
怖いです。
中から叫び声や怖すぎて爆笑している笑い声が聞こえてきて、外から見ているだけでも楽しめる、一風変わった屋台となっています。
初詣に住吉大社に行ったらお化け屋敷があった!こういう屋台式お化け屋敷久しぶりに見たなぁ pic.twitter.com/jjNDhhGrTJ
— さやお (@sayao380) January 3, 2018
他にも、ここでは紹介しきれないくらい定番の店から普段あまり見かけないような店まで、ほんとにたくさんの屋台が並んでいます。
とても一度ではまわり切れないので、つい来年も来たくなってしまうはずです!?
住吉大社の初詣に車で行きたい!駐車場はあるの?
年越しでいかれる方は、深夜になってしまうので車でいきたいと考えるかもしれません。
住吉大社に車でいく場合、ふつうであれば阪神高速玉出出入口から南港通経由で12分ほどでつくのですが、年末年始、例年では31日23:00~1日19:00、2日~3日の10:00~19:00は周辺道路で大規模な交通規制が敷かれるため、住吉大社まで直接車で行くことはできなくなります。
この交通規制にともなって、周辺の有料駐車場も利用できなくなっていますので、どうしても車でいく事情がある方は、パーク&ライドでいかれるのがいいかと思います。
交通規制範囲外の駐車場を利用して、そこから徒歩か電車で住吉大社に向かう方法です。
ですが考えることはみんな同じで、交通規制範囲外ギリギリの駐車場はすぐ満車になります。
停めるなら住吉大社駅または住吉東駅から4、5駅くらい離れたところにするのがいいでしょう。
ただ駐車料金もお正月の特別料金でかなり高くなっているので、こちらもあまりおすすめはしません。
終電が終わっても臨時電車を運行してくれる路線もあるので、できれば電車でいくようにしましょう。
南海鉄道
- 南海本線「住吉大社駅」下車 徒歩約3分
- 南海高野線「住吉東駅」下車 徒歩約5分
阪堺電気軌道
- 阪堺線「住吉鳥居前駅」下車 徒歩すぐ
※大晦日~元旦は駅改札前から大混雑で、とてもこの時間ではたどり着けないのでご注意ください。
二つの路線のうち、南海鉄道は大晦日から元旦にかけては終電終了後も臨時電車が運行されていますが、阪堺電気軌道は深夜の臨時運行はしていないようなので、こちらもご注意ください。
ちなみに阪堺電気軌道は路面電車となっています。
大みそかから出かけられる方は路面電車で初詣、というのもいいんではないでしょうか。
住吉大社の初詣情報2020!混雑状況は?
住吉大社の初詣は、関西では京都の伏見稲荷神社についで参拝客の多い神社です。
大みそかの17時からお祓いの儀式や除夜祭の神事が行われ、それが終わる18時頃で一旦門が閉じられます。
そして22時に初詣参拝むけに開門するのですが、早い人になれば、この開門前からもう並んでいます。
開門されて23時をまわるころになると、さらに人が増えてきて、そこから年明けにかけてどんどん列が長く太くなっていきます。
混雑してくると一方通行の場所ができたり入場規制もかかることがあるので、ますます列が動かなくなってしまいます。
まるで満員電車に乗っているような、自分の意志では動けず流れに身を任せるしかないような状態になってしまうので、人混みが苦手な方はこの時間にいくのは避けたほうがいいでしょう。
でも、こんなに混雑するとわかっていても、この時間にいきたくなる楽しみがあります。
午前0時が近づくと、どこからともなくカウントダウンをする声があがり始めます。
このまったく知らない人たちとカウントダウンをして、ゼロの瞬間を迎えるというのが、妙な一体感を感じられて、ついまた味わいたくなるんですね。
ただ、カウントが0になった瞬間にお賽銭を投げる人が多いので、背の高い方は身をかがめて頭も守るようにしたほうがいいです。
頭に当たるとけっこう痛いので。
年越し後もこの混雑は続きますが、さすがに明け方3:00くらいになると多少はおちついてきます。
ですが多少落ち着くというていどで、まだ混雑はしています。
なんといっても、神社も屋台も24時間営業ですから。
翌日も8:00くらいからまた人が増えだし、人の種類は変わるものの、昼にむかって混雑具合はピーク時と同じような状態になっていきます。
初詣で賑わう大阪・住吉大社
参拝時間はどれくらいかかりそう?
住吉大社の本殿は第一本宮から第四本宮まで4つあって、初詣ではこの4つの本殿をお参りするのがいいとされています。
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