マンションに住んでいるとどうしても起こる問題のひとつが「騒音」で、日頃から気をつけていたものの近所から騒音の苦情をもらってしまうなんて可能性もあります。
もちろん騒音で迷惑をかけてしまったのですから謝罪をするのは当然ですが、その際の菓子折りなどはどうすれば良いのか、悩んでしまいますよね。
ここでは子どもが騒いでしまい近所から騒音の苦情をもらってしまった場合に知っておきたい謝罪の仕方、菓子折りは必要かなどをまとめています。
今後とも付き合うことになるご近所からの騒音苦情は少しでも早くお詫びをしたいところ、事前にどうすれば良いのか知っておきましょう!
【騒音の謝罪に菓子折りは必要?持っていくならおすすめの菓子折りは?】
「子どもの騒ぎ声や足音がうるさい」など騒音の苦情をもらって謝罪に行く場合、やはりお詫びの気持ちを示すためにも菓子折りは持っていったほうが良いです。
「そんなつもりじゃなかったから」と頑張って渡そうとしても受け取ってもらえない場合もありますが、ここで大切なのは受け取ってもらえるかよりも誠意を見せられるかなんですね。
菓子折りを持っていくとすると次に悩むのは値段の相場、またのしをどうするかという問題ですが、これらは以下のように注意しましょう。
2,000~3,000円
水引なし・白無地
のしについてはやはりのし紙があったほうがきちんと謝罪をしているという印象があるので、お詫びの菓子折りを持っていく場合にはつけてもらいましょう。
表書きは「粗品」、騒音苦情の内容次第でより謝罪の気持ちを強く伝えたい場合は「お詫び」「深謝」などにしておくと良いですね。
おすすめなお菓子
次に謝罪に持っていく菓子折りとしておすすめなお菓子をいくつか紹介していますので、どんなお菓子が良いか悩んだ場合の参考にしてくださいね。
商品サイト:
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【騒音の謝罪に菓子折りを渡すタイミングは?謝罪の伝え方は?服装は?】
例えば夜中に騒音の苦情があった場合は相手も騒音の原因を取り除き早く寝たいタイミングで、「謝罪は急いだほうがいい!」とそのまま向かってしまっては困りますよね。
騒音の苦情が来た場合の謝罪はお詫びの菓子折りを用意し、それでいてできるだけ早く向かいましょう。
謝罪時の服装は?
謝罪時の服装は地味、それでいて品が良く清潔感があるもの……例えば男性の場合はダークスーツと無地のネクタイ、女性の場合は同じような雰囲気のスカートとジャケットがおすすめです。
ここでの注意点として「黒ずくめ」にしてしまうと喪服=二度と会いたくないという意味にもなってしまうので、真っ黒で揃えてしまうことはやめましょう。
注意点としてはもうひとつ、アクセサリーや高価な時計など、派手なものをつけて行くのは「お詫びに来ました」という謝罪の姿勢にはならず、避けておいたほうが良いですね。
謝罪に行く時間は?
謝罪に行く時間は何時くらいが良いのかについては常識的に考え、相手に迷惑をかけたことを考えるとさらに迷惑をかける可能性がある時間……例えばご飯時や夜遅くなどは不適切です。
相手に小さなお子様がいる場合はお昼寝の時間などもあるので、それらを考慮しできるだけ相手の迷惑にならないタイミングを探しましょう。
謝罪に行ったら…
謝罪に行ったらまずお詫びの菓子折りを差し出すのではなく、最初にしなければならないことはしっかり言葉で相手に謝罪の言葉を伝えることです。
お詫びの菓子折りは「相手が謝罪を受け入れ許してから」が適切で、謝罪を受け入れてもらったということがはっきり分かる言葉を聞いてから差し出しましょう。
また「そんなのいいよ」と受け取りを拒否される場合、許されなかった場合は菓子折りを渡さず、持ち帰るようにしてください。
【子供が大きな声で叫ぶ!部屋中をとびまわる!どう対処する?】
どれだけ注意していても子どもはなかなか「騒音」という部分までは分からず、大きな声で叫んだり部屋を飛び回ってドスンドスン音を鳴らしてしまうことがあります。
だからといって「子どものやることだから」と開き直っていては何も解決しないので、まずは騒音について、そしてその対処について見てみましょう。
「騒音」とは
まず騒音について、一般的に日常生活で「静か」と感じる音は「45db(デシベル)」以下と言われていて、これは静かな住宅地や図書館、よくてエアコンの室外機の音程度です。
それ以上は「うるさい」と感じることが増えるので、もちろんそれぞれの感性に寄るところはあるものの、外に聞こえるような音は注意しなければならないんですね。
騒音を出さないために出来る対策
騒音でクレーム・苦情をもらわないために出来る対策としては、以下のような方法が考えられます。
1:マットを敷く
コルクマットなどは防音効果が高く、ジョイント式のものであれば必要な場所に一人で簡単に敷けるのでおすすめです。
2:窓を閉める
窓をあけて心地よい季節の場合はやっぱり窓を開けたくなりますが、子どもが騒ぐ可能性がある年代のうちは我慢し、エアコンなどで対策しましょう。
3:外で遊ばせる
苦情をもらわないようにするためには騒音を減らすことが大切で、昼間のうちに近所の公園などで多く子どもを遊ばせる方法がおすすめです。
結果的に家に帰ったあとはストレス発散ができている+外でたくさん遊んで疲れているため騒がず、静かに過ごしてくれます。
4:会うたびに挨拶する
日頃から顔を合わせたら挨拶をするとは思いますが、その場でも「いつもすみません」と加えておくとこちらも気をつけている、申し訳ないと思っていると伝えることが出来ます。
子供にはどう伝える?
子どもについては他の家で騒音があった場合は「上の音がすごく聞こえるでしょ」など伝えやすいものの、周りが静かな場合はなかなか伝わりにくいです。
「音が迷惑」と言うよりは「大きな音がするとびっくりする」などで伝えると理解しやすいため、「下のお部屋の人がドスンドスンって音にびっくりするからやめてね」など言い方を変えてみましょう。
騒音で子ども以外に気をつけることとしては深夜の大音量のテレビや音楽、楽器演奏、ゲーム、麻雀なども音が漏れて気になる、と苦情が来ることもあります。
夜中に音楽を楽しみたい場合はヘッドホンを付ける、ベランダでは音を発するものを使わないなどで対策ができるので、自分だけではなく周囲の環境も配慮して考えましょう。
【気をつけていても騒音のクレームがくる!対処方法は?】
騒音の苦情やクレーム、またここからはじまるトラブルは数多くあり、それぞれの主張があり難しい問題です。
クレームが何度も来る場合はもちろん対処していなければなりませんし、子どもだからと開き直るのではなく、子どもにも「やめよう」と言い聞かせることが大切です。
しかし対処している場合、子どもも注意して生活してくれているに関わらず「うるさい!」と言われてしまう場合もあり、こうなると対策にも限界があります。
管理会社などに相談しよう
騒音問題については結局片方が折れて引っ越してしまうというパターンも多く本当に難しいのですが、どうしてもクレームが来る場合は管理会社などに相談してみましょう。
自分の家で出来る対処はしていること、その上で階下から苦情が来る場合は、日常生活に差し障りのない環境を提供する義務がある管理会社の問題になります。
もし苦情を言っている相手が神経質で人より強く反応しているという場合でもこちらからそれを言うことはなかなかできないので、管理会社に相談したほうが良いでしょう。
それでも解決しなかった場合は
それでも解決しなかった場合は引っ越すしか無い場合もありますが、管理会社が例えば何もしないなどで頼れない場合は弁護士さんに相談する方法もあります。
それぞれの自治体で騒音の相談を受け付けている場合もあるので、引っ越すしかないと諦めず、どうしても管理会社が頼れない場合は弁護士さんや自治体を頼りましょう。
その他警察や保健所でも相談に乗ってくれる、消費者生活センターでも力になってくれる場合があるので、頼ってみてください。
【まとめ】
騒音の謝罪に行く際の菓子折りの選び方や渡し方、騒音の対策やトラブル対策まとめ!
1:騒音の謝罪に行く場合の菓子折りの相場は2,000~3,000円ほど、水引なしの白無地ののしをつけて持っていこう
2:菓子折りを用意した後は相手の迷惑にならないタイミングで謝罪に、謝罪を受け入れてもらってから菓子折りを渡そう
3:子どもの騒音対策! コルクマットは防音効果が高くおすすめ、昼間に外でたっぷり遊んでストレス解消していると静かにしてくれることも
4:騒音のクレームが収まらない、連続してくる場合はきちんと対策しているのなら管理会社へ相談、それでも無理な場合は弁護士なども
マンションに住んでいると騒音のトラブルはどうしても起こり得る問題で、子どもだけではなく楽器の演奏やテレビなどの音楽など、本当に多くの騒音問題があります。
お互いがそれぞれを尊重しつつしっかり対処していくこと、どうしても無理な場合は管理会社にも相談することが大切なので、気をつけていきましょう!
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