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卒業式答辞高校生向け!面白い・感動例文集!書き出しはどうする?

高校の卒業式で答辞をすることになった場合はもちろん答辞を作る必要がありますが、どうやったら面白い、また感動する答辞になるのか悩みどころですよね。

卒業式答辞の例文の中でもどんなものが面白いのか、感動するのか、また高校生らしい書き出しはどうすればなど悩んでしまい、なかなか答辞が書けないかもしれません。

そこで今回は高校の卒業式答辞に向いた書き出しや面白い、感動する例文の紹介、また答辞の作り方やかっこいい読み方なども紹介しています。

高校の卒業式で答辞を読むことになったけれどどう作れば良いのか、どんな書き出しが高校生らしいのか分からない場合におすすめの内容となっているので、ぜひご確認ください!

卒業式答辞で面白い高校生向けの例文集!

卒業証書

答辞は基本的に

  1. 挨拶
  2. 卒業式へ感謝の言葉
  3. 祝辞や送辞に対する感謝
  4. 在学中の思い出
  5. 先生や親などへの感謝
  6. 今後の決意
  7. 今後の指導のお願い
  8. 締め

という形で進めます。

面白さや感動という部分はこの中の「在学中の思い出」で考える、演出することになるので、高校生らしい面白さ、感動がある例文をチェックしていきましょう。

例1:面白エピソードを入れる

文化祭ではそれぞれのクラスで出し物を企画し、私達○組は仮装をしたものの途中で衣装が破れてしまうアクシデントがありました。

とっさに前に出てカバーしてくれた仲間の優しさ、アクシデントを逆手に取ってより楽しい劇になった感動など、今でも思い出せます。

具体的に笑ったエピソードは卒業生も当時を思い返して自然と笑ってしまい面白く、また面白いだけではなく協力して解決した感動なども同時に伝えることで答辞らしくなります。

例2:協力者を募って面白くする

3年生の文化祭のときは具体的なテーマがなくそれぞれのクラスで何をやるか、何を作るかを決めることになったため、クラス内でも時には喧嘩腰になるくらいの議論がありました。

全員が悩みぶつかり相談して決めた劇、決めた後も役割に納得行かない人がいたり、人によって劇の取り組みに対する温度差があったりし、苦労したことを覚えています。

しかし本番が近づくにつれてあまりやる気がなかった人も劇へしっかり取り組むように変化していき、本番は感動する、とても面白い劇になりました。

(ここで劇で使用した衣装や小物などを取り出し一部を再現してもらう)

答辞は卒業生代表として読むものなので、面白くするために一人ではなく周りに協力してもらい、面白かったエピソードの写真や当時の思い出を出してもらうのも一つの手です。

例3:先生に協力してもらう

体育祭では3年生対先生でのリレーがあり、私達3年生が途中のアクシデントもあり負けそうになっていました。

しかしそのタイミングで先生がバトンミスをするというアクシデントがあり、その結果追いつきぎりぎり勝つことが出来たのも懐かしい思い出です。

でも○○先生、あのときバトンを落としたのはわざとで、3年生を勝たせてくれたんですよね?

(ここで返事をしてもらう)

このように先生は何度聞いてもしっかり答えてくれませんが、私達は時に厳しく、そして優しく先生方に見守ってもらい、卒業式を迎えることが出来ました。

答辞は一人が読み上げるものという多くの例をやぶり、先生に協力してもらって返事をしてもらう、一声かけてもらうとそれだけで面白く、印象に残る答辞になります。

いずれの場合も決して面白かったエピソードを入れるだけではなくその結果感動した、団結したなどに繋げるようにすれば自然と答辞としても感動する内容になります。

卒業式答辞で感動する高校生向けの例文集!

先生と生徒

次に卒業生答辞で高校生向けの感動する、思わず涙するような例文も確認していきましょう。

例1:努力したエピソードを入れる

高校に入学してからははじめてやることの連続で、戸惑いつつもひとつひとつ頑張り、クリアしてきました。

中学とは全く違う、高校の部活動では厳しい練習に思わず逃げたくなることもありましたが、先生や先輩方に応援していただき、続ける事ができました。

みんなで一眼となって練習した合唱コンクールも最初は息が合わずクラスの中でもやる気の温度差がありましたが、練習を繰り返すうちにみんながひとつになり、当日を迎えられました。

このように高校生活を振り返って頑張った、努力したエピソードを入れていくと当時の記憶が蘇り、感動する答辞になります。

例2:感謝の言葉

今日この日を迎えられたのは自分自身の努力はもちろん、何よりも見守り指導してくださった先生方、そして両親のおかげです。

時には厳しいことを言われ悲しく、こっそり泣いた日もありましたが、その言葉をしっかり受け止め進んだことによって成長できたことが、今なら分かります。

どれだけ感謝しても足りません。

本当にありがとうございます。

先生、後輩、そして保護者の方への感謝の気持ちをストレートに表現するのは一対一では気恥ずかしさもあるかもしれませんが答辞だと話しやすく、感動する答辞になります。

例3:自分のエピソードを入れる

私は高校に入学してからはじめて勉強が分からない、難しいと感じ、やりたくない、勉強したくないと思ってしまいました。

しかしそれではいけないと先生に相談しじっくり丁寧な指導をしていただいたり、家でも両親や兄に分からない点を聞き、少しずつ理解できるようになりました。

これを繰り返しているうちに少しずつ「分からない」「嫌だ」という気持ちがなくなり、勉強を楽しめるようになり、ここまで来れました。

このように自分が苦労したエピソード、そして周囲の協力や自分の努力の結果を話していくと成長を感じられ、感動する答辞になります。

答辞の書き出し・締めの言葉はどうする?

学校

答辞の書き出しや締めをしっかり考えることで答辞としてもより良いものとなるので、書き出しや締めで使える文例もチェックしていきましょう。

書き出し

例1:
春の訪れを感じるこの良き日、私達3年生一同は無事卒業式を迎えることが出来ました。
例2:
桜の蕾も膨らみはじめ穏やかな春の足音が聞こえてくる今日、私達は無事卒業式を迎えることが出来ました。
例3:
本日は私達第○○期卒業生のためにこのような心のこもった式典を挙げていただき、まことにありがとうございました。
例4:
厳しかった冬の寒さも和らぎ春の気配を感じられる季節となりました。
例5:
暖かな春の光や生命の息吹が感じられる今日、私達卒業生のためにこのような盛大な式を挙行していただき、心より御礼申し上げます。

締め

例1:
最後となりましたが、この3年間でお世話になった多くの方々に感謝を示すと共に、○○高校のさらなる発展と皆様のご健康を心からお祈りしつつ、答辞の言葉とさせていただきます。
例2:
最後になりましたが、学校生活を支えてくださったすべての方々に改めて御礼申し上げるとともに、○○学園の更なる発展を願って答辞の言葉とさせていただきます。
例3:
本日は本当にありがとうございました。
皆様方の今後の更なるご活躍をお祈りし、御礼の言葉とさせていただきます。
例4:
最後になりましたが○○高校の今後の発展を心からお祈りし、卒業生を代表して答辞とさせていただきます。
例5:
最後になりましたが本校の益々のご発展を心よりお祈り申し上げ、○○高校第○○期卒業生の答辞とさせていただきます。

答辞の作り方のポイントは?季語はどうする?

まるめた賞状

ではいよいよ答辞の作り方や長さなどのポイント、また入れていきたい季語なども確認していきましょう。

答辞は

  1. 挨拶
  2. 卒業式へ感謝の言葉
  3. 祝辞や送辞に対する感謝
  4. 在学中の思い出
  5. 先生や親などへの感謝
  6. 今後の決意
  7. 今後の指導のお願い
  8. 締め

という流れで作ります。

あまり長い答辞にする必要はなく、高校生の場合は言葉にして1~3分程度になるように文字数を調整していきましょう。

季語は卒業の季節である春が多くなるかと思いますが、卒業の季節に合わせた季語を挨拶に入れるとスムーズです。

確実に入れたほうが良いというルールがあるわけではないものの、卒業式というはれの日に春の季語は似合うので、できるだけ入れておきたいところですね。

具体的な季語

  • 春の訪れを感じる
  • 暖かい陽の光が降り注ぐこの日
  • 桜の蕾も膨らみはじめ
  • やわらかな春の日差しを感じる

  • 空が深く澄み渡るこの季節

答辞のかっこいい読み方や練習方法は?

スピーチする女性

答辞を間違ったりせずかっこよく読むためには、やはり事前に何度も練習し読みにくい部分やミスしやすい部分を把握し、気をつけておくことが大切です。

背筋をしっかり伸ばしてはっきりした声を出すと見た目にも聞いてる側からみてもかっこよく、ぜひ練習のときから自然とこのスタイルができるようにしておきましょう。

具体的な練習時間などは大きな声で姿勢良く話すことに対する慣れなどもあるので一概には言えませんが、緊張しないためにも「慣れた」と感じるまで練習することをおすすめします。

卒業式の答辞を読む当日、緊張することを心配している場合も練習を繰り返すことで失敗しない自信がつき、緊張しにくくなります。

どうしても緊張しやすいから心配という場合は読み上げている間目線を微妙にそらして目をしっかり合わせない、話すことに集中するなどの対策も考えてみましょう。

卒業式に風邪を引くなんてことはもちろんしたくないですが、どれだけ気をつけていても風邪は引いてしまうもの、どうしても声が出せないような風邪を引いてしまった場合は素直に相談しましょう。

日頃から

  • うがいをしっかりする
  • 生姜湯を飲む
  • 早寝早起きをする
  • 乾燥に注意する

ことも大切で、また答辞で読み上げる場合も腹式呼吸を心がければ自然と声が大きくなり喉をいためずに話すことができるので、練習の段階から意識しておきましょう。

まとめ

卒業式の答辞で高校生向けにふさわしい感動する、また面白い例文をはじめ答辞の作り方、季語の入れ方などまとめ!

 

  1. 面白い答辞にするためには実際にあった面白エピソードを入れて思い出してもらう、先生や友人などに協力してもらって印象に残る答辞にする方法がおすすめ
  2. 感動を最も重視したい場合は今までの努力したエピソードを振り返ったり感謝の言葉をしっかり告げる、また自分自身の成長を語る方法がおすすめ!
  3. 答辞では書き出しや締めをしっかり準備しておくことが大切で、「春の訪れを感じるこの良き日」という季語を含んだ書き出しを、またしっかり感謝の気持ちを込めた締めを心がけよう
  4. 答辞は挨拶→感謝の言葉→在校中の思い出→先生・親などへの感謝→今後の決意という流れで作り、あまり長くならないよう、1~3分程度で読めるように作る
  5. 答辞はいきなり当日読むのではなく事前に練習し、読みにくい部分やミスしやすい部分を把握し注意して読むと失敗しない、うがいをしっかりする、乾燥に注意するなど風邪にも注意しよう

答辞は卒業式で読むものなので面白さを取り入れるにしても感動に繋げる、きちんとした場にふさわしい内容にするなど、注意しなければいけないポイントもあります。

面白さもそのまま感動に繋げることはできるので、ぜひ例文や答辞の動画などを参考にしつつ、自分らしい、感動する答辞を読み上げていきましょう!

 

参考動画:平成27年度卒業式 日本航空高等学校 2016年2月7日(日)

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