スマホ子供向けに契約書を作ろう!スマホの時間制限やルールは?

今や小・中学生がスマホを持っていても当たり前の時代。学校や習い事の行き帰りの連絡など、スマホがあると親としても便利です。

しかし親心としては、スマホを与えることで勉強しなくなるのではないか?インターネットを通じて危険な目にあったりするのではないか?と心配ですよね。

スマホを与える際に何かルールを作ろう、そう考えている親も多いのではないでしょうか?

子供にスマホを使わせる際のスマホ契約書、というものがネットで話題になっています。スマホ契約書とはどんなものか?どんなルールが効果的か?スマホを与えるメリット・デメリットをまとめました。

子供にスマホを持たせる際にルールを作りたい方、ネットリテラシーをどう学んでもらおうか悩んでいる方の参考になればと思います。

スマホ子供向けに契約書を作ろう!話題の本気の契約書とは?

実際にスマホ契約書を子供に導入したのは、Linkedln日本代表、Yahoo!Japan元執行役員としてスマホ事業を牽引してきた、村上臣さん。インターネットの付き合い方を知り尽くしたプロフェッショナル。

なぜ、村上さんが中学生になる息子さんにスマホ契約書を導入したのか?

村上さんは日本最大級のWeb会社で働いていたということもあり、インターネットの情報に関しては非常に敏感。今の時代スマホの普及により、SNSなどで個人が簡単に情報を発信することができます。

最近ではフェイクニュースという言葉をよく耳にしますが、インターネットは個人が情報を簡単に発信できる反面、真実かどうか見極めが難しいフェイクな情報も紛れています。

中学生とはいえ、いきなりインターネットと触れるとなると、ネット上の情報を見極める能力はほぼ皆無。インターネットにはいい人もいるし、悪い人もいる。そうした情報の見極めができるよう、訓練する必要がある、と考え契約書を作ったそうです。

実際にスマホ契約書というものはどんなものか?なぜここまで話題になったのか?

ここまで精密な契約が家族間で交わされていると、親もスマホの利用に気をつけますし、互いにネットリテラシーが向上します。子供もスマホデビューをきっかけにこのような大人扱いを受けると背筋がシャンとします。

契約書には生活する上で必要なルールの記載もありますから、スマホ利用以外においても、責任感を伴いますよね。そういったことから、スマホ契約書は話題を呼んだのです。

村上さんのスマホ契約書で優れているポイントは3つ。

契約書が非常に本格的

中学生だから、子供だから、という扱いではなく、1人の大人として契約を交わしている点。

契約が守られなかった時の罰則の記載があるので、子供は大人として扱われた喜びを感じると共に契約を守らなかった際の罰則という責任を感じることができます。

自由には、責任が伴うということも合わせて教育することができます。

基本的に家族とのコミュニケーションツールである

スマホを持つことで家族間でのコミュニケーションが減るのではないか、というのが心配だったりしますよね。この契約書では、あくまでスマホは家族との連絡用として使うということが大前提。

アプリダウンロードも親の許可を貰う。家族のコミュニケーションなくしてスマホを使うことができないのです。スマホを使うことで、家族とのコミュニケーションが増えたら嬉しいですよね。

利用上の注意が非常に精密

面とむかって言えないことはメールやラインでも言わない。写真や動画撮影は他人のプライバシーに注意する。インターネットにあげたものは一生消すことはできない。友達に送ったものであったとしてもコピーされたりする可能性があることを理解する、など注意点が非常に細かく、かつインターネットを利用する際に配慮すべき癖をつけられるものばかり。

初めてのスマホ!子供に与えるのはいつから?時間制限など適したルールは?

筆者は携帯キャリアで働いていた経験がありますが、一般的に高校入学のタイミングでスマホを持たせるご家庭が多いです。高校生になると地域の中学校に通っていた人もバスや電車に乗って通学したり、部活動やアルバイトで帰宅が遅くなったりと連絡頻度が増え、スマホが必要になるということがほとんど。

小・中学生では習い事などで連絡手段に必要だと感じている人は持っていますが、ネットの危険性をどう伝えるべきか悩む親も多く、ネットの繋がらないキッズケータイを持たせている方も多く見受けられます。

スマホは持っていなくても家族共有のタブレットやPCを使わせている、というご家庭は多いですよね。スマホ、タブレットを使わせる際にこれだけは守っておきたいルールをご紹介。

契約書を交わすのは早いかな?と思っているご家庭も、利用時間、利用場所、決済制限など最低限なら小さなお子さんでも理解できるかと思います。

利用時間

夜遅くまでスマホの画面とにらめっこでは、生活リズムが崩れてしまいますよね。最低限、スマホを利用する際の時間は決めておきましょう。食事中、お風呂、トイレなど生活マナーが崩れないように決めておくことが重要です。

利用場所

例えば学校には持っていかない、塾では電源を切っておく、などいつでもどこでも使えてしまってはメリハリがありませんから、ルール化するのがオススメ。

決済などはできないようにしておく

私が働いていてよく相談を受けたのが、スマホにして請求が上がった、調べてみたら子供がゲームに課金していたなどといった話です。

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