♪思春期に、少年から大人に変わる…。
アーティスト徳永英明さん「壊れかけのRADIO」の1節です。
思春期、やたらと反抗的になったり話を聞かなくなったり、親は対応に困ってしまいますが、理由は何なのでしょうか?
何が子どもたちをイライラさせているのでしょうか?
それは思春期を迎えた男子には、「ある変化」が訪れようとしているからです。
ここではその変化を迎えた彼らに接するときのポイントを紹介していきます。
思春期の男子がイライラする理由は?
個人差はありますが、一般的には小学校高学年から17歳頃までが思春期と言われています。
これを読んでいただいている皆さんの、子どもの頃を少し思い出してみてください。
性別に関わらず小学6年生の頃と17歳を比較すると、身体的にも精神的にもかなりの違いがありますよね?
思春期に始まる男性ホルモンの生産・分泌は男らしい体格的な変化を引き起こします。
それと同時に心のバランスにも変化が訪れ、勉強や部活、異性のことなど取り巻いている環境について思考が変わり不安定になりがちです。
また、自立したい!という自立心が芽生え始め親をうっとうしく感じて、イライラしてしまうのです。
いわゆる反抗期ですよね。
まさに「♪思春期に少年から大人に」変化しているのです。
一方で近年、カウンセリングなどの結果で「反抗期がなかった」と自身の経験を語っている成人が少なくないようです。
これは過度のしつけや甘やかしが原因の一つとして考えられます。
この「反抗期がなかった」場合、大人になっても精神的な自立がうまくいってないケースあるとの報告があります。
思春期に反抗的な様子がないからと言って喜んでいいかというと、そうではないこともあるので注意が必要です。
思春期の男子のイライラに対する接し方は?母親、父親ならではの方法はある?
母親、父親別の接し方のポイントを挙げてみます。
母親の場合
- 必要以上に話しかけ過ぎないこと、しつこくしない
- 余計な世話を焼かない、気を使わない
息子をかわいがる気持ちの強さは、やはり父親よりも母親のほうが強いですよね。
ですがここは一歩引いて、さらにイライラをアップさせないようにしましょう。
父親の場合
- 一方的に注意しない、叱らない
- 暴力を振るわない
父親は同性ですから、言うことを聞かない息子につい感情的になってしまうこともあるでしょう。
ですが間違っても呼び出して態度をムリやり正そうとしたり、ましてや暴力に出たりしてはいけません。
これはかえって逆効果で、反抗心を煽ってしまうでしょう。
思春期の男子のイライラに対して叱るのはNG?良い叱り方はある?
前述の通り思春期にはある程度の反抗は仕方ないととらえ、「叱る」に至るボーダーラインを今までよりも上げなければならないと考えましょう。
ですがどうしても叱る必要が出てきたとき、どうしたらいいでしょうか。
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