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選手宣誓テニス大会例文!令和を使った感動するかっこいい宣誓文の作り方!

テニスボールとラケット

いつも何気なく聞いている立場だった「選手宣誓」

いざ自分に大役がまわってくると、何を話していいのやらさっぱり思い浮かびませんよね。

それでも、やはりスポーツの試合の前に「選手宣誓」が行われることで、「頑張ろう」という気持ちと、「ここまで来れた」という達成感で皆が団結できるものになるはずです。

私も中学校で部活に励んでいたことを思い出します。

テニスと同じく球技で、その時は部長を務めていたこともあり、選手宣誓も一度だけ経験があります。

緊張で鮮明には覚えていませんが、それでも場が締まったという空気感は覚えています。

ここでは、選手宣誓の作り方、時代を取り入れた例文、ユーモアのある例文、今まで感動した選手宣誓を取り上げました。

参考にして、ぜひ感動的な?面白い?あなた色の選手宣誓を成功させてくださいね。

テニス大会の選手宣誓!感動するかっこいい選手宣誓の作り方とは?

まず選手宣誓の型は崩さずに作りましょう

はじめは「宣誓」です。

そして最後に「誓います」や「~します、しましょう」といった前向きな言葉で締めましょうね。

所属と名前を言うのも忘れずに。

そして前もって「何分くらい」と選手宣誓の長さが指定されている場合以外には、3分前後で留めましょう。

感動する選手宣誓をつくるには、自分の体験談を入れてはどうでしょうか。

怪我をしたこと、辞めてしまいたいと思ったこと、否定的な言葉でも最終的に「この場でベストを尽くす」ことを誓えればOKです。

自分の体験談だと、覚えるときにも覚えやすいですよ。

これまで練習してくるにあたって、お世話になった先生や家族とのエピソードや、感謝の気持ちを入れてもいいですね。

あなたが一生懸命練習に励んでいたことを知っている人は、より気持ちが募ってしまうかもしれませんね。

テニス大会の選手宣誓例文!令和をいれた選手宣誓例文3選!

令和元年と書かれた日の丸の旗

「宣誓。○○大会は歴史のある大会です。
わたしたちテニスをする者にとっては、憧れであり、目標とする大会です。
先輩方が紡いできたこの伝統ある○○大会を、私たちが令和最初に引き継いでいく、その名誉と誇りを胸に精一杯戦うことを誓います。」
「宣誓。まずは、○○大会に出場できたことを誇りに思います。
平成から令和になるその瞬間も私たちは練習に明け暮れていました。
怪我をして出場できない仲間は、一緒になってサポートにあたってくれました。
この感謝を胸に、一戦一戦悔いのない一打を振り抜くことを誓います。」
「宣誓。私は昨年テニスの練習どころか、ろくに走ることもできない大けがをしました。
もう辞めてしまおう。
そんなときに先生が言いました。
『お前なら元号が変わって初のチャンピオンになれるのに』その言葉に背中を押され、今ここにいます。
令和初のチャンピオンを目指して正々堂々とラケットを振ることを誓います。」

時代のネタは今しか使えない選手宣誓なので、思い出に残りますね。

テニス大会の選手宣誓例文!ユーモアのある選手宣誓例文3選!

ピエロ姿の二人

「宣誓。わたしたちは監督の言葉に騙されて今ここにいます。
『お前たちならできる』その言葉を信じて練習を続けた結果、ここまで来てしまいました。
1年前には到底そんな実力はありませんでした。
今日もその騙された言葉を信じて、精一杯ボールを追いかけることを誓います。」
「宣誓。わたしたちは今まで仲間と励ましあいながら、練習第一でここまでたどり着きました。
授業中、居眠りを見逃してくれた○○先生、宿題を忘れても知らぬふりをしてくれた○○先生への感謝を力に変えて、今日この舞台で全身全霊で戦うことを誓います。」
「宣誓。わたしたちは○○監督の奥さんがジュースを差し入れしてくれた日のことを忘れません。
あのクソ暑い日に、監督は奥さんが来たときだけ爽やかな笑顔を見せていました。
そんな監督の大好きな奥さんに、良い報告が届けられるよう、今日は精一杯戦ってきます。」

「宣誓」のあとに、ハッとする言葉を入れるとそのあとの言葉が生きますよ。

ユーモアとは、誰も嫌な気持ちにさせずにほっこり笑いをとるものです。

最後はいい言葉でまとめましょう。

参考にしたい!感動する名選手宣誓3選!

「宣誓。私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。
今 東日本大震災で多くの貴い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。
被災地ではすべての方が一丸となり、仲間とともにがんばっておられます。
人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。
私たちに今できること。
それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。
がんばろう 日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。」

引用元:第83回 選抜高等学校野球大会(2011年3月23日) 岡山県創志学園高等学校・野山慎介主将の選手宣誓

東日本大震災からわずか12日後の春のセンバツでの選手宣誓文です。

自分が被災していなくても、あえてこの話題を入れるというのは、そうとうプレッシャーもあったに違いありません。

地震からはずいぶん時間が経ったものの、「生かされている命に感謝し」の部分では、思わず涙ぐんでしまいました。

自分のことだけでなく、周りに気遣って作り上げられた選手宣誓です。

「宣誓。もともと地上には道がない、歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
日本サッカー界の世界への道のりは、フランス、日韓、ドイツ、南アフリカ、ブラジルへと続き、そして今年、ロシアへの新たな道が切り拓かれました。
決して平たんではなかった道なき道を歩み続け、私たちに夢と感動を与えてくえた代表選手たち。
その多くが活躍した舞台である、全国高校サッカー選手権大会。
私たちはまたその憧れの舞台を目指し、険しい道のりを歩んできました。
息が切れるほどの上り坂。足がすくむような下り坂、先が見えないくらい、曲がりくねった道。
そんないくつもの困難を励まし合い、ぶつかり合い、そして信じあい、仲間とともに乗り越えてきました。
全国から同じ夢を追いかけてきた48校の道が、ここで一つとなりました。
私たちの終わりのない挑戦の先に待ち構えている2020年東京五輪、2022年カタールW杯、日本サッカー界のまぶしい未来への道を次に担うのは、今ここにいる私たちです。
そこに続くべく頂点を目指し、私たちはピッチに立ちます。時には前に立って風よけとなり、また、時には後ろに回って背中を押し続けてくれた監督、コーチ、家族、支えてくれたすべての人への感謝を胸に、最後の1分1秒まで戦い抜くことをここに誓います。」

引用元:第96回全国高校サッカー選手権大会(平成29年12月30日)青森県代表 青森山田高等学校サッカー部主将 小山内慎一郎

サッカーの歴史の道のりと、自分たちが練習でたどってきて道のりが振り返れる選手宣誓ですね。

また、今後の具体的な目標を表現しているので、未来のある高校生らしい選手宣誓に仕上がっています。

最後にきちんと感謝の念を述べている点で、さらに感動させるまとまりになっています。

「私たち、『NEW・ASAMADAI』の監督は、福島県南相馬出身です。
2011年3月11日の東日本大震災により、私たちの住む町・東京品川に、3家族で避難してこられました。
当時は、3家族合わせて6人の子どもが、私たちの通う浅間台小学校に転入してきました。
震災のため故郷を離れることとなり、これまでとは全く違う生活になりました。
慣れない生活への不安と、仲間や家族と離れ離れになった悲しみの中、6人の子どもたちの表情から笑顔が消えていたそうです。
そこで監督が、“福島県で子どもたちがしていたバレーボールを通し、笑顔を取り戻そう”と、2011年11月、『NEW・ASAMADAI』を設立されました。
創部当初、用具は何一つなく、ボールやボールかご、アンテナなど、福島県で使っていた用具を譲り受けて練習をし、最初に出場した試合は、全員がビブスを着ての参加でした。
それでも、バレーボールができることで、少しずつ6人から笑顔が戻ってきました。
その後、福島県から支援していただき、ユニフォームをつくることができました。
創部3年9カ月がたった今は、部員13人。
そのときの用具は、今でも練習のときに使っています。
福島県から来た先輩方は、卒業や転居をされましたが、『バレーボール』という強い絆の下で、全国のどこにいても繋がっていることができます。
私は、2012年5月に入部しました。私はバレーボールを通し、『仲間との繋がり』、『仲間の大切さ』、『バレーボールに関わる全ての人たちへの感謝の気持ちを忘れない』ということを学びました。
バレーボールで学んだことは、学校生活でも生かされています。
元気のいい挨拶や、友達に対する思いやりです。
縦割り班活動では、リーダーシップをとれるようになりました。
全国大会出場が決まってからは、特に監督が大切にしている『人との関わり合い』が大切だと、実感できたことがあります。
それは、区大会や東京都大会で対戦したチームの方々から、『全国大会でも頑張って欲しい』との思いで、練習試合の予定を組んでいただきました。
バレーボールを通してできた仲間、多くの人たちとの繋がりのおかげで、たくさん練習ができました。私たちを多くの人が支えてくれました。
私たち選手ができることは、『精一杯生きること』、『全力でプレーすることで多くの人たちに元気を届けること』だと思います。
そして、この大会を開催・運営してくださる皆様方と、これまで私たちを支えてくださった皆様方に感謝し、精一杯のプレーをします。
今年のスローガンの通り、ボールをつなぎ、心をつなぎ、夢を繋ぎましょう!」

引用元:ファミリーマートカップ 第35回全日本バレーボール小学生大会 混合の部・東京都代表・NEW・ASAMADAIのキャプテン・早崎仁美選手

こちらは創部のきっかけから宣誓がはじまっています。

地震という悲しいきっかけだったとしても、今に至るまで様々な人との関わりや、感謝、仲間との絆といったすべての気持ちが込められているところが上手くまとめられていますよね。

創部から時間がたっても、用具は当時のものを使っている、という内容にキャプテンの気持ちを感じる選手宣誓です。

まとめ

  • 選手宣誓を作るときには、「型」は崩さず体験談、エピソードを加えるとオリジナリティが増しますよ。
  • 令和を入れた選手宣誓は、あまり「令和」にこだわり過ぎずに考えると自然な仕上がりになるでしょう。
  • ユーモアを交えた選手宣誓は、感謝の気持ちを別の表現で言葉にするとほっこりするものになりますよ。

感動する名選手宣誓を参考にして、オリジナル性の高い選手宣誓を作り上げて下さいね。

 

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