選抜高校野球での選手宣誓ってとても勇ましくて素敵ですよね!中には感動するような言葉もあり、その時代を感じさせることも。
でも選手宣誓をする高校って誰が決めるんだろう?宣誓する内容は誰が考えているの?宣誓した高校で優勝したところはあるの?など知らない人も多いのではないでしょうか?
今回は甲子園で選手宣誓をして優勝した高校や、宣誓する選手の決め方、感動をよんだ宣誓など「選抜高校野球の宣誓」について、詳しくご紹介していきます!
【選手宣誓を行って優勝をした高校は9校!】
選手宣誓を行って優勝をした高校(全9校)
昭和8年(夏) 中京商 吉田正男主将
昭和28年(夏) 松山商 小川滋主将
昭和47年(春) 日大桜丘 常田昭夫主将
昭和49年(夏) 銚子商 宮内英雄主将
昭和54年(春) 箕島 上野山善久主将
平成8年(春) 鹿児島実業 林川大希主将
平成10年(夏) 横浜 小山良男主将
平成27年(春) 敦賀気比 篠原涼主将
【動画】2015選抜高等学校野球大会 開会式 敦賀気比高校篠原主将による選手宣誓
短歌を織り交ぜた力強い宣誓の全文です。
高校野球の全国大会が始まって100年。戦争による中断や震災など、いくつもの困難を乗り越えて今、多くの皆さんに支えられ、大好きな野球ができることに感謝します。
「グラウンドにチームメートの笑顔あり夢を追い掛け命輝く」
生まれ育ったふるさとで、移り住んだところで、それぞれの思いを抱きながら見てくださっている全国の皆さんに、生きていることを実感してもらえるよう、この甲子園で自分らしく精いっぱいプレーすることを誓います。
特に有名なのは平成10年の横浜高校。春夏連覇の偉業を達成し、今回の夏の大会ではエースの松坂大輔が、手に汗握る4回戦のPL学園との激闘、投手戦を繰り広げ、決勝では京都成章にノーヒット・ノーランで勝利しています。
【選手宣誓を行う球児の決め方は?】
選手宣誓を行う選手はどうやって決める?春と夏でも決め方は一緒?
春と夏の選抜大会では選手宣誓を行う選手の決め方が異なります。
春の選抜大会の決め方は高野連の方で決定されています。
夏の選抜大会では選手宣誓を行ないたい各学校の主将が立候補し、それから抽選をして選手宣誓を決める方式となっています。毎年平均して20名前後の主将が立候補しているようです。
選手宣誓はキャプテンが行うもの?
開会式の選手宣誓は、組み合わせ抽選が終わった後、選手宣誓に立候補する主将がステージ上に集められ、くじを引いて当たった人が行います。
【選手宣誓文の作り方は?何を盛り込む?時間は?】
選手宣誓文の作り方、盛り込む内容は?時間は?
選手宣誓の内容は、監督と選手が一緒になって考えているようです。
1984年の夏の甲子園において、大会主催者側から「学校独自の文面を作ってみては?」と、アドバイスされたことがきっかけになり、その時々の時代や学校の特徴をキーワードにし、高校野球ファンに感動を与える宣誓が毎回聞かれるようになりました。
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