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選手宣誓例文!野球大会に使える宣誓5選と感動する宣誓文の作り方紹介!

「野球の大会で、選手宣誓をすることになったけど、なんて言えばいいかわからない」いきなり当たってしまったら、そう思いますよね。

そういう人のために、すぐに使える5つの例文を用意しました。

じつは、私の息子が選手宣誓をすることになり、2人で「さてどうしよう」と困り、選手宣誓の文章をいろいろと調べたことがあります。その時、選手宣誓の文章には、パターンがあることを発見しました。

そのパターン通りに組めば、オリジナルを作りたいという人も、かんたんに考えられます。

また、
 選手宣誓をかっこよくやるには、どうしたらいいの
 そもそも選手宣誓って、どうしてしなくてはいけないの
という疑問にも、息子と一緒に調べた答えを、ご紹介したいと思います。

恥ずかしい思いをしないように、これを読んで、ぜひかっこいい選手宣誓を決めてください。

選手宣誓の例文【野球大会編】5選

野球大会で選手宣誓をしなくてはいけなくなった人のために、5つの例文を用意しました。

感謝の言葉だけでなく、野球ならではの言葉が入った例文もあります。まずは、読んでみて「いいな」と思う例文を、探してみてください。

例文には、「名のる部分」を省略しています。最後に「日付」「チーム名」「役職」「名前」などを入れてください。

監督やコーチ、家族に感謝の言葉が入った選手宣誓の例文

『宣誓!われわれ選手一同は、日ごろの練習の成果を発揮し、ご指導くださる監督やコーチ、応援してくれる家族に感謝し、これまで支え合ってきた仲間とともに、正々堂々と戦うことを誓います』

指導者と仲間に感謝し、全力で頑張ることを誓った選手宣誓の例文

『宣誓!わたしたちは、日ごろ支えてくださる指導者のかたがた、ともに厳しい練習をしてきた仲間たちに感謝し、最後まで全力で頑張りぬくことを誓います』

試合があることに感謝し、野球ならではの「一球」という言葉が入った選手宣誓の例文

『宣誓!わたしたち選手一同は、今日ここで戦えるということに感謝し、最後の一球まであきらめずに、正々堂々、全力でプレーすることを誓います』

関わってくださった全ての方へ感謝し、野球ならではの「白球」という言葉が入った選手宣誓の例文

『宣誓!ぼくたちは、日ごろの練習の成果を十分に発揮し、ぼくたちを支え、時に励まし、指導してくださった全てのかたがたへ感謝の気持ちを胸に、最後まで白球に全力でくらいつき、正々堂々と戦い抜くことを誓います』

野球ができることに感謝し、野球ならではの「アウトコール」という言葉が入った選手宣誓の例文

『宣誓!われわれは、この青空の下で、このグラウンドで、大好きな野球ができることに感謝し、ともに汗を流した仲間とのきずなを胸に、最後のアウトコールがされるまで、全力でプレーし続けることを誓います』

選手宣誓でのオリジナルな文の作り方

選手宣誓を、例文にはないオリジナルな言葉を入れて言いたい。そんな人のために、選手宣誓のパターンと、オリジナルの言葉の考え方を、ご紹介します。

選手宣誓のパターンとは、「宣誓!」で始め、「われわれは」と続き、感謝と誓いの言葉を言って、最後は名のるというものです。

感謝と誓いの言葉の部分で、自分の思いや、自分の考えなどを入れれば、オリジナルの選手宣誓がかんたんに完成します。

ただし、注意点は長くなり過ぎないこと。おぼえることが大変になりますし、聞いている方も疲れるので、適度な長さに仕上げましょう。

選手宣誓には感謝の言葉を入れよう

宣誓文の中に、だれかに、あるいは何かに感謝する言葉を入れましょう。

そのためには、だれに、何に、感謝するのかを決めましょう。

だれに感謝するのかは、例えば、

 指導者(監督やコーチ)
 仲間
 大会開催者
 家族(お父さんやお母さんなど)
 野球をやるうえで全ての人

などです。

何に感謝するのかは、例えば、

 これまで支えてくれたこと
 ご指導くださっていること
 励ましてくれていること
 応援してくれていること
 野球ができること

などです。

あなたが野球をやっているとき、あなたのために、だれががんばってくれていますか。思い浮かんだ人を入れるといいでしょう。

選手宣誓は「誓います」で終わります

選手宣誓は、誓いの言葉ですので、最後は何かを誓います。

何を誓うかは、例えば、

 正々堂々と全力で挑むこと
 正々堂々と戦うこと・戦い抜くこと
 全力を尽くすこと
 全力で楽しむこと
 全力でプレーすること
 最後まで全力で頑張りぬくこと
 全力を出し切って戦うこと

などです。

これらの言葉をそのまま、もしくは2つほど組み合わせてみましょう。

そして、どのように誓うのかを決めましょう。

例えば、

 ここまで支えてくださったかたがたに誇れるよう
 練習の成果を十二分に発揮できるよう
 白球に全力で食らいつき
 一球一球全力で
 一戦一戦全力で

などです。

あなたが「いいな」と思う言葉を、「すてきだな」と感じるように組み合わせて文章を作ってみましょう。

選手宣誓は最後に名のります

選手宣誓の最後は、自分の名前を言って終わります。

名前だけでなく、日付やチーム名、キャプテンなどの役職名を入れるといいでしょう。

 令和○○年〇月〇日 ○○(チーム名)キャプテン ○○(名前)

上記の順番で、当てはめてみてください。

選手宣誓に入れたい言葉

オリジナルの選手宣誓を考えるのであれば、必ず入れたい言葉として、

 正々堂々
 全力で

の2つがあります。野球だけでなく、全てのスポーツで大切なことですね。

また、せっかくなので、野球ならではの言葉として、

 白球
 一球一球
 アウトコール

のいずれかも入れたいですね。

すてきな選手宣誓を高校野球大会から2選

野球大会の選手宣誓といえば、高校野球大会を思い浮かべるのではないでしょうか。

春夏含めての高校野球大会の中でも、感動を呼び、すてきな選手宣誓といわれる2つをご紹介します。ぜひあなたの選手宣誓の参考にしてください。

第83回選抜高校野球大会の選手宣誓

2011年3月23日に行われた、第83回選抜高校野球大会(春の選抜野球大会)の開会式での選手宣誓は、岡山県代表の創志学園でした。

大会直前の3月11日に起きた東日本大震災を受けて、野山伸介主将の選手宣誓の全文です。

『宣誓。
私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で、多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。被災地では、全てのかたがたが一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は、仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちに今できること。それはこの大会を、精一杯、元気を出して戦うことです。

がんばろう、日本。

生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います』

第100回全国高等学校野球選手権記念大会の選手宣誓

2018年8月5日に行われた、第100回全国高等学校野球選手権記念大会(夏の高校野球大会)の開会式での選手宣誓は、滋賀県代表の近江でした。

第100回目という、記念すべき大会においての、中尾雄斗主将の選手宣誓文です。

『宣誓。
私たちは今、100回という長く、重みのある歴史の上に立っています。数多くの災害に見舞われ、人びとにとって笑顔だけでは乗り越えることのできない悲しみがありました。しかし、甲子園は勇気、希望を与え、日本を平和にしてきた証です。

ここ甲子園の舞台でプレーされた、偉大な先輩がたを誇りに思い、わたしたちは今100回目の甲子園を、迎えようとしています。

わたしたち選手一同は、第100回という記念すべき年に、野球ができることに感謝し、多くの人びとに笑顔と感動を与えられる、最も熱い、本気の夏にすることを誓います』

選手宣誓をかっこよく言うコツ

せっかく選手宣誓をすることになったのであれば、かっこよく言いたいですよね。

1. 自分自身をかっこよく見せる
2. 選手宣誓の言葉をしっかりと伝える
3. 緊張しない

の3つのコツができたのなら、かっこよくできるでしょう。

自分自身をかっこよく見せるコツ

選手宣誓をする、あなた自身の姿勢などに気をつけると、とてもかっこよくなります。

そのポイントは、

 背筋を伸ばして、胸を張る
 右手をしっかりとあげる
 にやけたりせず、まじめな表情をする
 元気よく、はっきりという
 お腹から声を出す

これらに気をつけ、実行すれば、とてもかっこよくなります。

選手宣誓の言葉をしっかりと伝えるコツ

せっかく選手宣誓をしても、だれも聞き取れないようだとがっかりです。

選手宣誓の言葉を話すときのポイントは、

 単語1つ1つをていねいに言うくらい、ゆっくり、はっきりと言う
 100メートル先にいる人に、聞こえるように言う

このことを実行すると、伝わりやすくなります。

緊張しないコツ

選手宣誓のときに、緊張しないようにするには、選手宣誓の時に立つ位置、観客や保護者の位置などを確認して、イメージしておくといいでしょう。

選手宣誓の練習中も、グラウンドに立っていることをイメージして練習すると、当日も緊張しにくくなります。

また、どうしても緊張がほぐれないのであれば、緊張していることをかくさず、アピールするくらいの方が、好感が持てます。

選手宣誓の前には、大きく深呼吸して、緊張していることをアピールするとともに、自分自身の緊張をほぐしましょう。

「失敗したくない」と思うから緊張するのですが、じつは失敗しても大丈夫なのです。もし、失敗して笑われてしまっても、会場にいる人たちを笑わせられたことを誇りに思ってしまいましょう。

選手宣誓はオリンピックをまねた

選手宣誓の起源は、古代ギリシャで行われていた「オリンピア祭典競技」で、全能の神ゼウスに、選手たちが誓いを立てたことが始まりと言われています。

現在のオリンピックに選手宣誓が取り入れられたのは、1920年のベルギーで行われた、アントワープオリンピックでのことです。

現在のスポーツ大会などで行われる選手宣誓は、この現在のオリンピックをまねたものとされています。

オリンピック憲章の中には、選手宣誓のやり方と、宣誓文も書かれています。

1.12- すべての選手団の旗手が、演壇のまわりに集まって半円形をつくる。開催国の競技者ひとりが演壇に上がる。彼は、左手でオリンピック旗の端をもち、右手を挙げて、つぎのように厳粛に宣誓する:
「私は、すべての選手の名において、われわれがこの大会を律するルールを尊重し、これを守り、真の意味でのスポーツマンシップにおいて、スポーツの栄光とチームの名誉のためにこのオリンピック競技大会に参加することを宣誓いたします」

引用 オリンピック憲章(1996年版) 69.開会式および閉会式規則
https://www.joc.or.jp/olympism/charter/chapter5/69.html

つまり、選手宣誓とは「みんなでルールを守り、ずるいことをせずに、正々堂々と試合をします」ということを、代表して約束しているのです。

まとめ:選手宣誓をかっこよく言おう

野球の大会で、選手宣誓をすることになったけど、なんて言えばいいかわからないという人のために、すぐに使える5つの例文を用意しました。

監督やコーチへの感謝の言葉だけでなく、野球ならではの言葉が入った例文もあります。例文には、「名のる部分」を省略しています。最後に「日付」「チーム名」「役職」「名前」などを入れるのを忘れないでください。

オリジナルの選手宣誓を考えたい人は、パターンにのっとって、自分の言葉を考えてみましょう。選手宣誓のパターンとは、「宣誓!」で始め、「われわれは」と続き、感謝と誓いの言葉を言って、最後は名のるというものです。

また、高校野球大会から、2つのすてきな選手宣誓をご紹介しました。どちらも複雑で長いので、参考程度にしてください。

そして、せっかく選手宣誓をすることになったのであれば、
1. 自分自身をかっこよく見せる
2. 選手宣誓の言葉をしっかりと伝える
3. 緊張しない
の3つのコツを意識しましょう。

そもそも、選手宣誓は、オリンピックをまねたものとされています。これは、「みんなでルールを守り、ずるいことをせずに、正々堂々と試合をします」ということを、代表して約束しているのです。

そして最後にお伝えしたいのは、選手宣誓はじつは失敗しても大丈夫だということです。もし、失敗して笑われてしまっても、会場にいる人たちを笑わせられたことを誇りに思ってしまいましょう。

何も恐れず、堂々と立っているキミが1番かっこいいですよ。

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少年時代にスポーツに熱中することはとても素晴らしい事です。そして、一生懸命練習をした成果を見せる機会が大会や選手権です。そこで行われるのが選手宣誓。選手たち全員を代表して行うものなので、任されることはとても名誉なことで、大役でもあります。

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