老若男女問わず働くことが当たり前なんて言われる世の中、専業主婦の方が仕事をしていないことへの罪悪感を持ってしまう傾向が強くなっています。
特に「ヒマな専業主婦なんだから働け」「子なしなんだから働け」など外部から言われてしまうと、どうしても罪悪感を持ってしまうんですね。
そこで今回は「ヒマな専業主婦なんだから働け」「子なしなのに何で働かないの?」などと言われた際にどうすればよいのか、どう罪悪感と向き合えば良いのかを紹介していきます。
そもそも専業主婦は悪なのかという部分から罪悪感を持たなくて済む理由、またどのようにすれば罪悪感を解消できるかのヒントになるので、ぜひご確認ください!
ヒマな専業主婦なんだから働けと言われたら?
専業主婦が罪悪感を感じてしまう理由のひとつとして、夫から
など言われてしまうことがあります。
また義理の母から「子なしなんだから働け」など同じ妻の立場からも言われてしまうことが多く、こうなると働いていないことへの罪悪感を持ってしまうんですね。
最初に言ってしまうと「働いてないくせに」などの夫のセリフや義理の母からの「働け」は明らかにモラハラであり、まともに受け取る必要はありません。
言い返す、聞き流して気にしないようにするなど対策はありますが、どの方法が良いかはそれぞれの性格によるのできちんと考えてみましょう。
参考としてこのようなモラハラ発言をされた場合の言い返し方は、多くの場合「じゃあ私が外で働くから家事を同レベルでやってください」などの系列が多いです。
義理の母から言われた場合は
など、しっかり対応してしまいましょう。
働いていない、専業主婦はヒマという思い込みからの言葉にそもそも乗る必要はなく、特に個人個人の事情があり専業主婦を続けている場合は外部からの口出しに応じる必要はありません。
どうせ毎日暇なんだろ?と言う夫が知らない家事の時給
「専業主婦=毎日サボっている」なんてことはもちろんない、日々の家事は立派な仕事でヒマと決めつけられる理由はないですが、これをお金に換算するといくらになるのかも見てみましょう。
例えば専業主婦が家事や家族のケアにかける時間を7時間として、一般的な時給で換算すると毎月の給料は27万ほどになります。
専業主婦の仕事がまったく出来ず家事代行に7時間お願いすると毎月57万ほどかかる計算になり、無償であるからといって専業主婦の価値が低いということは絶対にないんです。
家庭での家事時間は人それぞれ、また「専業主婦は仕事ではないから時給換算はおかしい」などの意見もありますが、実際に同じ内容を外注するとこれだけのお金が必要です。
夫が同レベルの家事を仕事をこなしながら一人で出来るわけもなくどうしても外食なども増えるのは当然で、これだけのフォローが出来ていると自信を持ちましょう。
とはいえ、子なしの場合は買い物時に罪悪感がある
専業主婦でもっとも罪悪感を感じてしまう部分とも言えるパターンとして買い物、特に自分の衣服や靴、化粧品などを購入するときがあります。
これはなぜかと言うと、前提として「収入がない」「夫の収入を自分のために使っている」という思考があり、その思考が罪悪感を持つきっかけになっているんですね。
子どもがいる場合は同じ買い物でも「子どもと一緒に出かけるため」「幼稚園の送迎でおかしな格好をしないため」など思えますが、子なしの場合はそれもありません。
しかし今までお話してきたとおり専業主婦も家庭の中の立派な役割のひとつであり、決めた範囲内や無駄遣いをしていない買い物にまで罪悪感を持ってしまう必要はありません。
どうしても罪悪感を感じてしまう場合は事前に夫に相談し、毎月○○円までと決めてその範囲で考えるというのもひとつの方法です。
とはいえ生活に関わる衣服や化粧品ではない、例えば趣味の買い物の場合はさらに罪悪感も高まってしまう可能性も大きいので、日頃から残った使って良いお金は貯めておきましょう。
趣味に関わるお金などは気軽に出せるようパートやアルバイトをはじめるのもおすすめで、扶養枠内でも家計のサポートになりますよ!
しかし専業主婦が知らない夫のストレスもある
夫婦の関係は対等であるため一方的に自分の気持ちだけを主張するのも間違いで、専業主婦が知らない夫のストレスもぜひ確認しておきましょう。
夫は
- 仕事
- 対人関係
- 生活を支えるプレッシャー
などからストレスを溜めることが多く、また多くの場合男性は女性とストレスの発散方法も違うため、それを知らないと専業主婦として家庭を支える役目をこなせなくなる場合があります。
女性はコミュニケーション、例えば愚痴を聞いてもらいストレスを発散することが多いですが、男性の場合は飲酒やゲームにのめり込むなど一人でのストレス発散が多いことをまず理解しましょう。
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