高校の修学旅行に向けて、クラスが団結するような素敵なスローガンが欲しいけれど、なかなか良い言葉が見つからない!と探している生徒の方は多いはずです。
今回は、長崎・九州・大阪の3つの行き先で使えるスローガンをまとめました。
四字熟語や英語を使い、ユーモア溢れるフレーズなど心に残るスローガンづくりのコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高校の修学旅行を盛り上げる高校生らしいスローガンの作り方のコツは?
高校の修学旅行を盛り上げる、高校生らしいスローガンとはどんな内容のスローガンでしょうか?
学生生活最後になるかもしれない、一生の思い出に残る修学旅行であるからこそ、「友情」や「団結」をメインにしたフレーズでも良いでしょう。
他には、現地でしか学べない歴史や経験など様々ありますので、旅先での「学び」をテーマにすると充実した時間を過ごすことができます。
どうスローガンを作ればよいのか分からない!という時は、テーマを決め、行き先に合ったフレーズを入れてみると特別感のあるスローガンとなります。
今回は、かっこいい英語やユーモアのある四字熟語など高校生の修学旅行で使えるスローガンをご紹介します!
行き先別!高校の修学旅行スローガンアイデア:長崎編
江戸時代に唯一貿易を認められていた長崎は、歴史的にも有名な、異国文化の栄えた土地です。
幕末には坂本龍馬や中岡新太郎など、歴史の授業で耳にした事のある、偉人達が活躍した場所でもあります。そんな様々な文化が集まる長崎は、「歴史」と「異文化」をテーマに、スローガンをご紹介します。
「我が成すことは我のみぞ知る」
「時勢に応じて自分を変革しろ」
「太平洋のように、でっかい夢を持て」
長崎を中心として活躍した、坂本龍馬のセリフを少しアレンジしたものも含めてご紹介しました。龍馬の言葉は力強く、前向きなため、スローガンにとても適しています。
異国文化の集まる長崎で、周りにもまれながらも、自分の夢を追い続ける龍馬のように、長崎の修学旅行で皆さんも異文化に感化されたときはこのスローガンを思い出してみてください。
お次は、外国文化が栄えている長崎らしい四字熟語です。
「異国情緒」
「大同小異」
長崎が持つ、多様な文化の入り交じった独特な雰囲気は、グローバル化している現代社会においてはそれほど珍しいものでは無くなってきていますが、文化の違いを楽しめる長崎であるからこそ、新たに体感できるものがあるはずです。
「The perfect mix every where」
「Map the Future」
「Think different」
英語でスローガンを表現すると、かっこ良いイメージになります。こちらは、「違い」や「ミックス」といった異文化を意識したフレーズが使われています。
中には大手企業のキャッチコピーも含まれており、新しい物事を取り入れて進化し続けている、長崎にも共通する言葉となっています。
行き先別!高校の修学旅行スローガンアイデア:九州編(長崎以外)
(阿蘇山)
九州は日本列島の南西端にある、3番目に大きな島であり、歴史の授業でもお馴染みの「桜島」や「阿蘇山」などの、活火山が多い地形としても有名です。
一方、観光では豊かな自然が人気を集めており、九州には自然の絶景スポットがたくさんあります。これから九州を訪れる高校生の皆さんも、九州の大自然に圧倒される旅行となるかもしれません。
そんな九州は、「豊かな自然」をテーマに、高校の修学旅行にふさわしいスローガンをご紹介します。
こちらは、「自然」を表現した四字熟語です。
「山容水態」
「花紅柳緑」
「山紫水明」
これらの四字熟語は、自然の美しさがありのままに存在する様を表した言葉です。
修学旅行で訪れる時期によって、様々な自然を目の当たりにする機会があると思います。今回の修学旅行が、自然が与えてくれる、貴重な観光資源を見直すきっかけになれば嬉しいです。
「Feel more then words」
「Your show. Your way.」
九州の自然は見るものを圧倒させ、私たちに勇気を与えてくれます。素直に、ありのままに、素晴らしいと感じることを後押ししてくれる、そんな言葉です。
お次は、九州の旅行会社におけるキャッチフレーズをご紹介します。
「見たことのない色を、見に行こう」
「ここからが、出発点」
「空気は読むものじゃなく、吸い込むもの」
旅行会社のキャッチフレーズは、その土地の情景を的確に表現してくれるので、澄んだ空気や、きれいな色を感じられるスローガンなど、よりリアルな表現を求めているときにはおすすめです。九州の自然をテーマにしたい時はぜひ参考にしてみてください。
行き先別!高校の修学旅行スローガンアイデア:大阪編
大阪は豊臣秀吉が築いた大阪城があり、西日本最大の都市として栄え、「天下の台所」と呼ばれた食文化においても繁栄した場所です。
現代では、歴史スポットに次いで「お笑い」も有名となり、ユーモアの溢れる観光地として、修学旅行生や外国人観光客からも人気があります。
大阪は「城下町」や「お笑い」をキーワードに、修学旅行で使えるスローガンをご紹介していきます。
「負けると思えば負ける、勝つと思えば勝つ」
「心を開けてみよ、外は広いぞ」
豊臣秀吉からは物事の捉え方や、マインドを強くする教訓など心に響く言葉が数多いです。「障子を開けてみよ」を「心」に置き換えましたが、偉人が残した有名な言葉を現代風にアレンジしてみるのもおすすめです。大阪城を眺めながら、秀吉の言葉をつぶやいてみるもの面白いですね。
「ちゃうねんちゃうねん」
「ほんまやで」
「いいんちゃう」
相槌などで使える大阪弁を並べてみました。大阪は独自の方言を持つ地域であり、現地では生の大阪弁を聞く機会があると思います。地元の人と混じって、ぜひ大阪弁を使ってみたいですね。
最後はこの四字熟語をご紹介します。
「天下統一」
「万里同風」
「千里同風」
世の中が統一されて、平和に収まっている様を表す言葉です。秀吉が国を一つにまとめ、かつて日本の中心となった大阪にふさわしい言葉です。
修学旅行のスローガンを、豊臣秀吉などの歴史上の人物から参考にすることで、さらに日本の歴史に興味を持って旅行に参加していただけたら嬉しいです。
最後に
今回は、高校の修学旅行のスローガンを長崎・九州・大阪の3つに分けてご紹介をしました。
ぴったりなスローガンが見つからないと悩んでいる生徒会の皆さん、スローガンづくりのコツはこちらの3つです。
2、 偉人や大手企業の残した言葉もヒントにする
3、 キーワードを元に、四字熟語・英語・日本語でフレーズをつくる
以上となります。
今回、旅先をイメージした言葉は、長崎であれば「坂本龍馬」、九州は「豊かな自然」、大阪は「豊臣秀吉」です。
偉人の言葉は前向きで短く、分かり易い表現が数多く紹介されていますので、スローガンにおすすめです。
ぜひ、素敵なスローガンを見つけ、高校最後の思い出に残る修学旅行にして頂けたら嬉しいです。