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不登校の子を持つママ友にかける言葉・言ってはいけない言葉とは?

子供と同じ学校に、不登校児を持つママ友がいます。ママ友と何を話したらいいか、話題に困ったことはありませんか?

  • 自分の子供から聞いた学校の話をしたら嫌かな?
  • 子供が元気か、毎日何をしているのか様子を聞いてもいいかな?
  • なぜ不登校になってしまったのかな?

不登校児ママとは、不登校って触れちゃいけない話題、とどこかで気を遣ってお話ししていることでしょう。同じように不登校児ママ本人も、気を遣われているというマイナスな感情や、子供が学校に行っていない罪悪感を持っています。

不登校児ママとの付き合い方は、当たり障りのない会話のお付き合いが無難です。

本当に相手のことを心配しているのなら、言葉よりもそっと見守ること、相手からヘルプサインが出たら寄り添ってあげることが大切です。

この記事では、不登校児ママを友人に持つ私がお話をします。

書いてあることを頭の片隅に入れておけば、不登校の子供を持つママ友とのコミュニケーションに困ることはないですよ。

不登校になってしまった子供を持つ親の心境は?

不登校になってしまった子供を持つ親の心境は以下の二つです。

  1. なぜ?どうして?不登校になったのか理由を知りたい
  2. 子供のSOSにもっと早く気づきたかった

なぜなら、頭の中は子供が不登校で心配、のひとつだからです。

親としては、不登校になった原因は何?友達?先生?勉強?そのほかの理由が知りたいのです。

それとともに、顔色が悪い、部屋に閉じこもりがち、家族と会話がないなど、SOSサインにもっと早く気づいてあげたかった、と親としての後悔が生まれます。

キズキ共育塾の岡田和哉氏は、我が子とはいえ「他人」の心理は完璧には理解することはできない、と述べています。

 

Twitterで親の気持ちを探してみました。

x.com

不登校になる原因として具体的に、いじめ、学業不振、神経症などがありますが、子供ひとりひとり、不登校の原因や背景は違うのです。

一方で、明確な理由はなく、ただなんとなく不登校になってしまったケースも多くあります。

不登校になってしまった子供を持つ親の心境は、なぜ?どうして?と理由を知りたいことと、子供の気持ちに気づきたかった、の二つです。

不登校の子を持つママ友にかける言葉は?

不登校の子を持つママ友にかける言葉は、これといって正解はありません。

なぜなら、同じ言葉でも受け取りかたは人それぞれ違うからです。

とあるテレビ番組で「言葉は時に凶器になる」というフレーズを聞きました。言葉には裏表があり、とらえ方が違うと傷つくことになるのです。

マニュアルがあって対処できるのであれば、不登校が社会問題にはならないですよね。

不登校の子を持つママ友には、言葉よりもそっと寄り添う態度が求められています。

あえて言葉をかけるのであれば、

  • 「みんな違っていいんだよ。」
  • 「ゆっくりでいいんだよ。」
  • 「おかあさんのせいじゃないよ。力になれることがあれば言ってね。」
  • 「長い人生、回り道してもいいよ。」
  • 「大変なんだね・・・」

このような言葉がよいでしょう。

お笑いコンビ『千原兄弟』でマルチに活躍している千原ジュニアさんも、中学から不登校になったことがメディアでも取り上げられています。その中に「みんなと違っていいんだよ」との言葉に支えられたとの記載があります。

エジソンも学校教育になじめず、小学校中退後、自宅での学習を経て自分の特性を活かした発明家となったことが伝記に記されています。

不登校の子を持つママ友には、「いいんだよ。」とそっと寄り添いつつ、必要な時に背中を押してあげるイメージで付き合っていくと良いでしょう。

以下のような声がTwitterに上がっていました。

見守っている姿勢を持つのが大切です。

不登校をマイナスにとらえるのではなく、プラス思考に転換してみるのもいいですね。

不登校児を持つママの気持ちは計り知れません。子供のありのままを受け入れ、不登校児本人とその家族を見守ることが大切です。

不登校の子を持つママ友に言ってはいけない言葉とは?

不登校の子を持つママ友に言ってはいけない言葉は、「大丈夫?」の一言です。

なぜなら、「大丈夫?」には心配しているように見えますが、どこかで親に責任を問うようなニュアンスも含まれてしまうからです。プレッシャーになりかねないのです。

  • 大丈夫?(今後の進路や就職はどうするの?)」
  • 「大丈夫?(学校へ行かないことを許していていいの?)」
  • 「大丈夫?(学校へ行かせないと、大人になってから困っちゃうよ)」
  • 「がんばってね。」
  • 「フリースクールや心療内科を紹介しようか?」

がんばってね、も何をがんばるのか、親としての自分を維持するのに必死なのに、それ以上に何をがんばるのかわからない。

フリースクールや心療内科を紹介されたところで、医学的根拠はあるの?本気で助ける気はあるの?と感情を逆なでしてしまう結果が見えています。

深く関わる気がないのであれば、首を突っ込まないほうが無難です。

確かに、現在はインターネットから様々な情報を手に入れることができます。しかし、その情報を鵜吞みにしてはいけません。

なぜなら、すべての子供に当てはまった答えなどないからです。

やはり、不登校の子を持つママ友に言ってはいけない言葉は、「大丈夫?」の一言です。

本当に相手のことを心配しているのなら、言葉よりもそっと見守ること、相手からヘルプサインが出たら寄り添ってあげることが大切です。

不登校の子を持つママ友との付き合い方はどうする?

不登校の子を持つママ友との付き合い方は、親がリラックスできることが一番です。

なぜなら、親のリラックスした気持ちは、子にも伝わるからです。

不登校の解決方法などをアドバイスするのは、その人のパーソナルスペースに土足で踏み込むようなものです。なにかヘルプが必要なときに手を差し伸べる、というスタンスがいいです。

尾木ママのウワサの保護者会「聞くわよ!不登校の悩み」での番組ディレクターのコメントに家庭訪問、座談会を経た後の参加者の子供が「ママ変わった。楽しそう」と言っていました、とあります。

同じ悩みを持つ人と気持ちをシェアできたことが、親御さんの気持ちに変化をもたらしたのです。

不登校の子ももちろんストレスを抱えていますが、親もストレスを感じています。

親子でストレスを感じ、心理的に追い込まれ、余裕がなくなってしまっては解決への道のりが遠ざかってしまいます。

反対に考えると、プラスの心理も親子で共有できるということです。

不登校の子供を持つママから、親が趣味、仕事などで生き生きしていたら、子供にもそのプラスパワーが伝わるんだよ、という話を聞いたことがあります。

しかし、親も人間ですので、心身共に疲労困憊な時もありますよね。

時には子どもから離れて自分の好きな事趣味、友達との食事や雑談などをして、日常を忘れられるといった過ごし方ができるといいですね。

確かに、ママ友なので子供ありき、な部分もありますが、ママ友とは子供の話だけではありません。ママ友とは親がリラックスできるお付き合いが一番よいでしょう。

まとめ

不登校の子を持つママ友への言葉かけは、大変繊細で難しいため気を使います。

 

  • 不登校になってしまった子供を持つ親は不安と後悔を抱いている。
  • 不登校の子を持つママ友にかける言葉は大丈夫!と寄り添う態度。
  • 不登校の子を持つママ友に言ってはいけない言葉は大丈夫?がプレッシャーになる。
  • 不登校の子を持つママ友との付き合い方はリラックスできる環境であること。

どこか悪い部分を元通りに治す「病人」へかける言葉を探すよりも、心身の安定に配慮する「妊婦」へかける言葉、ととらえるとわかりやすいですよ。

今回ご紹介した寄り添う言葉かけを実践するだけで、あなたの悩みは解決できますよ。

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