世界中のハネムーナーを魅了してやまないギリシャ・サントリーニ島。
「憧れ」や「ロマンティック」という言葉がこれほど表現に使われる島は他にないのではないでしょうか?
紺碧のエーゲ海とクリアな青空に映える白い壁の建物やブルードーム、そしてそれらの建物をピンク色に染めながらエーゲ海に沈んでゆく夕日。
そんなロマンティックな光景を愛する人と眺めながら・・・
・・・なーんて妄想を抱きながらも、ナゼか女子2人でサントリーニ島旅行を無謀にも?敢行した経験者が、この島の魅力をめいいっぱいお伝えしてまいります!
「ハネムーンじゃないけど、ぜひサントリー島には行ってみたい!」と考えている同類の方々はもちろん、本家本元“The ハネムーナー”の方々にもこの島へ足を運ぶ後押しとなれればと思います。
サントリー島旅行のベストシーズンはいつ?
サントリーニ島のベストシーズンは、ズバリ5・6・9月!
なぜ途中月の抜けたこのたった3か月なのか?
<気候的>には、8・9月も含めた5~9月が良いシーズンと言えるのですがなにせコチラは“憧れの地”。
8・9月は地理的にも近いヨーロピアンの観光客はもちろん、世界中からバカンスに訪れるまさに「ど・ピーク」シーズンだからなのです。
島に渡る交通手段もホテルも予約が取りにくい、そして何より高い¥¥
運良く島に行く手段や希望のホテルが確保出来たとしても、観光客でどこも激混み・・・
あの憧れの“夕日”も、まさに初詣状態で観ることになってしまうのです。
ロマンティック・・・とは程遠いですよね。
これが「ベスト」シーズンから8・9月を外した理由となります。
逆に11~3月は「オフ」シーズン。
曇天が続き、イメージする「青空に映える白い壁の建物やブルードーム」を求めるのは気候的に難しいシーズンなのです。
ベストな光景を拝めないとなると、島への交通手段も減便され、ホテルもクローズしてしまうところすらあります。
ただオープンしているホテルの中には、ピークシーズンの半額近い値段で泊まれるところもあり、値段重視のバックパッカーには割と人気のあるシーズンのようです。
サントリーニ島とはどんなところ? なぜ人気なの?
サントリーニ島は「エーゲ海一美しい島」ともいわれ、伊豆大島がひと回り小さくなったくらいの大きさ。
三日月のような島の形は、火山が噴火した際に島の真ん中あたりが陥没してカルデラとなって形成されたもの。
サントリーニ島はその外輪山の一部のようなもので、独特の形をしているのですね。
そして火山の噴火の陥没によって出来たこの「崖」こそがこの島独特の美しさを形成してきたのです。
サントリーニ島が人気の理由
それは言わずもがな、その光景の美しさに他ならないでしょう!
白い壁の建物群やブルードームが、海面からそそり立つ「崖」に沿って密集するようにて建てられた光景は数々の映画やCMで取り上げられ、世界中の人々を魅了してきました。
また「崖」の上から眺める夕日は「世界一の夕日」とも言われています。
そんな光景こそが「一生に一度は訪れてみたい!」と世界中の人々に思わせている所以なのです。
さらに、島であるがゆえにエーゲ海でとれる海の幸も豊富!
火山灰に覆われた土壌は葡萄の栽培にも適しており、質の高いワインが生産されることでも有名です。
そんな魅力も人気をさらに高めている理由であることに間違いはありません。
サントリーニ島の住民の人柄は?治安は?物価は?
超観光地であるがゆえか、サントリーニ島の住民は温厚で親切な人が多い印象です。
街角で穏やかな笑顔を向けてくれることも多かったです。
そんな島ですので、治安については問題があると思うことはなかったです。
ですが、ここは異国の地。
住民よりは観光客の方が圧倒的に多いわけですし、スリやビーチでの置き引き、夜中に女子だけで出歩かないなど、基本的な注意は必要です。
物価については・・
正直安いとは言えないでしょう。
観光地ですので、滞在するであろうフィラヤイアの街では、眺めのよい素敵なレストランに入ると一人あたり¥5,000ほどになることも珍しくありません。
カジュアルな、もしくは地元っぽいようなお店だと、日本の都市部の感覚で少し安いかなくらいでの食事も可能でしょう。
ただ地元のスーパーでは、ビールは安かったです!(1本1ユーロもしなかった)
日本からサントリー島旅行の費用相場は? おすすめツアー、旅行プランは?
なんと言ってもハネムーンが多くを占めるサントリーニ島。
旅行会社のパッケージツアーだと多くがハネムーン用に組まれているため高いです!
オンシーズンで一人当たり¥500,000なんてのもザラ。
ただハネムーン用は、ホテルもロマンティックな雰囲気のあるところや有名な人気のあるところを指定していたり、記念ディナーがついていたりなど、旅行のプロが<THEハネムーン>にお膳立てして仕上げてくれている部分もあるので、予算が許すのならいっそのこと乗ってしまうのもアリだと思います。
ただハネムーンでもなければ、ムダ?な演出は不要なので、ホテルもフライトも指定なしのツアーを選べば旅行代金は抑えられます。
私はそんなパッケージツアーを利用し、7月の出発の8日間でおおよそ一人当たり¥300,000いかなかったくらいでした。
ちなみにサントリーニ島だけでなくミコノス島にも滞在するコースでしたので、2つの島それぞれの雰囲気を楽しめて良かったですよ!
旅行慣れをしていて語学力も問題のない方なら個人手配旅行にチャレンジしては?
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