桜の花言葉は怖い?忘れないでの由来は?冬桜・白・紫・フランス・ソメイヨシノの意味は?

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桜

日本人にとって、桜を語らずして日本の心が語れるか、というぐらい『桜』は切っても切れない魂の花です。

桜前線が北上すると、ようやく厚いコートともお別れ、心も軽くなり、それと共に新生活への期待と緊張も訪れる。

毎年のこととは言え、春を迎えるという事は、誰にとっても意味のある大切な儀式なんですよね。

今回は、そんな桜の多岐にわたる『花言葉』をご紹介しながら、その由来など紐解いていこうと思います。

別れと出会い、そんなテーマが似合う桜だからこそ、言葉と花とが結びついた意味を考えながら、活用していただけると幸いです。

  1. 桜の花言葉は怖い?忘れないでの由来は?桜の花言葉一覧!
    1. 日本での花言葉は、「精神美」、「純潔」、「優美な女性」
    2. イギリスの花言葉は、「よい教育」、「独立」
    3. フランスの花言葉は、「私を忘れないで」
  2. 冬桜の花言葉は?意味は?
    1. フユザクラ(冬桜):「冷静」
      1. 12月14日生まれの誕生花
  3. 白・紫色の桜の花言葉の由来は?
    1. ムラサキザクラ(紫桜):これには固有の花言葉はありません
    2. 大島桜(白い桜):「あなたに微笑む」
    3. 御衣黄(緑の桜):「永遠の愛」「優美」「心の平安」「精神美」
    4. うこん(黄色の桜):御衣黄桜の一種です
  4. ソメイヨシノの花言葉は?
    1. 1.ソメイヨシノ(染井吉野):「純潔」「優れた美人」
      1. 3月28日、4月1日生まれの誕生花
    2. 2.ヤエザクラ(八重桜):「豊かな教育」「善良な教育」「しとやか」
      1. 4月5日、4月11日、5月9日、5月10日生まれの誕生花
    3. 3.ヤマザクラ(山桜):「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「淡泊」「美麗」
      1. 3月31日生まれの誕生花
    4. 4.シダレザクラ(枝垂れ桜):「優美」「ごまかし」「円熟した美人」
      1. 3月19日、3月26日、3月30日生まれの誕生花
    5. 5.ヒガンザクラ(彼岸桜):「心の平安」「精神美」「独立」
      1. 2月21日、3月21日生まれの誕生花
    6. 6.カンザクラ(寒桜):「気まぐれ」「あなたに微笑む」
      1. 1月21日生まれの誕生花
  5. 桜は結婚式にふさわしい?花言葉も考慮する?
  6. まとめ
    1. 『雪桜』

桜の花言葉は怖い?忘れないでの由来は?桜の花言葉一覧!

日本人のソウルフラワーと言っても良いほど、人生の節目に登場する桜

実は、その花言葉もたくさんありますが、外国にもまた少し違った意味の花言葉があります。

順を追ってご紹介しますので、ご覧ください。

日本での花言葉は、「精神美」、「純潔」、「優美な女性

由来としては、日本の国花という事から、シンボルとしての品格の高さを象徴していると言われています。

また、その姿の美しさから女性をイメージしたと言われます。

イギリスの花言葉は、「よい教育」、「独立

アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンが幼少の頃、父親が大切にしていた桜の木を誤って切ってしまいました。

それを正直に告白したところ、その正直さを褒められた、と言う逸話から来た花言葉と言われています。

ただし、ワシントンが幼少時にはまだ桜の木がアメリカ大陸にはなかったとされているので、子供たちへの教訓として作られたお話であるという説もあります。

フランスの花言葉は、「私を忘れないで

一見するとなんだか怖いイメージを抱く言葉かもしれませんが、この花言葉は決してネガティブなものではなく、恋が終わり、別れることを選んだ恋人同士の切ない心情を、はかなく散っていく桜の花になぞらえたものだと言われています。

はかないことは、美しさの一つと言えますね。

 

日本の民俗学者で著作家である柳田國男の作品に『信濃桜』があります。

その中で、シダレザクラにはどこか怪しい魅力がある、と表現しています。

そのあまりの美しさにどこか恐ろしい気持ちになった経験もありませんか?

『信濃桜の話』柳田國男(著)

冬桜の花言葉は?意味は?

フユザクラ(冬桜):「冷静

冬桜

開花時期は11月~12月と4月の年2回で、1度目は花だけ、2度目は葉も付くので違った趣で花を楽しめます。

咲き始めは薄いピンクですが、段々と白くなっていくのが特徴です。

花言葉の由来は、冬の寒く澄み切った空に、凛として咲く姿から来ていると言われています。

冬桜の種類は様々な種類や別名があって、

  • 小葉桜(コバザクラ)
  • 四季桜(シキザクラ)
  • 十月桜(ジュウガツザクラ)
  • 寒緋桜(カンヒザクラ)
  • 緋寒桜(ヒカンザクラ)
  • 寒桜(カンザクラ)
  • 緋桜(ヒザクラ)

などで、その総称を冬桜と言っています。

早ければ10月から咲き始める早咲きの桜で真冬でも花を付けていることから冬桜と呼ばれます。

12月14日生まれの誕生花

桜と言えば早春というイメージですが秋ごろから冬を経て春まで咲いているということから、どこか、「冷静」に人生を見詰めて生きる怜悧な姿が浮かびました。

先人たちもそんな気持ちで桜を見上げたのかもしれません。

白・紫色の桜の花言葉の由来は?

桜と言ってもピンク色だけではありません。

様々な色とその花言葉もありますので、ご紹介さていただきます。

ムラサキザクラ(紫桜):これには固有の花言葉はありません

紫桜

4月中旬から5月上旬に淡い紅紫色の花が咲きます。

花びらが10枚以上あるものは“八重紫桜”と呼ばれます。

また、桜ではありませんが“紫の桜”と呼ばれている樹木があります。

ジャカランダ

“ジャカランダ”という熱帯アメリカの樹木で春には非常に美しい紫色の花を咲かせるそうです。

この花言葉は「栄光」名誉です。

ラッパ状の花弁がファンファーレを演奏するトランペットを連想させることから来たようです。

確かに、アップで見ると桜とは全く別の花であることが良く分かります。

どこか洋風です。

大島桜(白い桜):「あなたに微笑む

大島桜

3月~4月にかけて開花。

白い花びらを5枚つけ、淡い芳香があります。

可憐で上品な印象から優しい笑顔を連想したのかもしれません。

御衣黄(緑の桜):「永遠の愛」「優美」「心の平安」「精神美

御衣黄

珍しい緑色の桜です。

ソメイヨシノが散った後の4月中旬~下旬頃に咲きます。

開花の時は淡い緑色で徐々に黄色、やがて花びらの中心が赤く変化するのが特徴的です。

花言葉は、上品な貴族の衣のような花なので落ち着いたイメージがあることから来ています。

グリーンは見ているだけで安らぐ色です。

うこん(黄色の桜):御衣黄桜の一種です

うこん

4月中旬~下旬に咲きます。

御衣黄桜の仲間なのでやや緑がかった黄色です。

花は八重咲きの大輪です。

固有の花言葉はありませんが、イメージとしては「純愛」「豊潤」などいかがでしょう。

ソメイヨシノの花言葉は?

ここからは、ソメイヨシノ他、日本列島で良く知られている桜の種類ごとに、花の特徴やその花言葉と由来についてご紹介します。

皆さんが普段目にする桜の木がどんな花言葉を持っているのか、また、「私ならこんな言葉を選ぶ」など想像しながら読んでいただけると面白いかもしれません。

1.ソメイヨシノ(染井吉野):「純潔」「優れた美人

ソメイヨシノ

全国の桜の80%がソメイヨシノだと言われています。

3~4個の花が集まって枝に咲くことが特徴です。

桜前線の基準にもなっているほど、最も知名度の高い桜です。

また、種をつけにくく自然に繁殖できないことから、クローン桜と呼ばれることもあります。

花言葉は、その花の美しさをしとやかな女性に例えて付けられたとされます。

3月28日、4月1日生まれの誕生花

自然に交配しないということは、ある意味、「純血種」と言えますよね。

誰とも交わらない清さみたいなものを感じました。

2.ヤエザクラ(八重桜):「豊かな教育」「善良な教育」「しとやか

八重桜

ヤエザクラは花びらがたくさんある桜の総称です。

普通の桜の花びらは5枚。

それに対して、1輪の花に10~130枚ほどの花びらが重なりポンポンのような愛らしさで、4月中旬~5月上旬に咲き、春の終わりと共に夏の訪れを告げてくれます。

花言葉は、幾重にも重なった花びらから積み重ねられた知識や知恵になぞらえたと言われ、また、ふっくらとした花を付けながらも短期間で散っていくことから、上品で奥ゆかしい印象が由来と言われます。

4月5日、4月11日、5月9日、5月10日生まれの誕生花

知恵の象徴として春に訪れる。

受験生には、この上ない喜びのシンボルですね。

3.ヤマザクラ(山桜):「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「淡泊」「美麗

山桜

野生に自生するのが山桜。

100種類ほどある中で、有名なのは奈良県の「吉野の桜」で、見た目はソメイヨシノとよく似ていますが、開花と同時に葉が出るのが特徴です。

開花の時期に個体差があるので長期間に渡って花が楽しめます。

日本の野生の桜の代名詞であることからも花言葉の種類も様々あり、古来より日本人の心を虜にしていたことが分かります。

3月31日生まれの誕生花

淡泊、などある特定の人物を想って付けたような印象です。

想い人に詠んだ和歌などに登場しそうです。

4.シダレザクラ(枝垂れ桜):「優美」「ごまかし」「円熟した美人

枝垂桜

シダレザクラは、柳のように枝が垂れ下がっている桜の総称です。

寿命が長く樹齢1000年を超える立派な老木もあります。

花言葉は、その姿の通り華やかな印象にちなんでいますが、一方、垂れ下がった枝が何かを隠しているように見えることが「ごまかし」の由来と言われます。

3月19日、3月26日、3月30日生まれの誕生花

ごまかし、と悪いイメージがありますが、ミステリアスな美しい女性が柳の枝のように、言い寄る男性を優雅にあしらう様が目に浮かびました。

5.ヒガンザクラ(彼岸桜):「心の平安」「精神美」「独立

彼岸桜

彼岸桜とはその名の通り、春の彼岸頃に開花する桜で、淡紅色の花が特徴の日本産の桜です。

花言葉の由来は、他の桜よりも少し先に咲き始めることから独立心を持ち、一人でもしっかりしてると言うことから来ているそうです。

2月21日、3月21日生まれの誕生花

確かに、心の平安なくしては、自立することは難しいです。

見る人も規律を持って鑑賞したいものです。

6.カンザクラ(寒桜):「気まぐれ」「あなたに微笑む

寒桜

12月~3月頃に咲きますが、名所の静岡県熱海市では寒中(1月)に咲くことから、昔の人はこれを気まぐれ、と思ったのが花言葉の由来と言われます。

淡いピンク色の一重の花びらです。

1月21日生まれの誕生花

どこかふわふわとした印象が、気まぐれな誰かを想わせたのでしょうか。

寒さの中、こんな可愛らしい笑顔を向けられたら、頑なな心も溶かすかもしれません。

美女が野獣の心をほぐして行ったように。

桜は結婚式にふさわしい?花言葉も考慮する?

桜ウェディング

ここまで見てきた通り、桜の花言葉は心身ともに美しく、優美な女性を表すものが多いです。

お目出度い席にはピッタリの花だと言えるでしょう。

春の挙式にぜひ取り入れたい花ですし、和のテイストと思われがちですが意外と洋装に合う花だという事でも、すでに定評があります。

桜は、海外の花嫁さんからも注目のアイテムです。

「桜ウェディング」が密かなブームになるかもしれません。

さらに、桜は年度の始まり4月に開花することから、人生の転機を彩る花とも言われ、新しい門出にはピッタリな花ですね!

まとめ

桜の花言葉は、「精神美」「優美な女性」です。

多種多様な桜であるからこそ、花言葉も多種多様です。

種類や色、国でも違ってきます。

それを知ることで桜への造詣も一層深まります。

* 桜 の 花 こ と ば *
フユザクラ(冬桜) 「冷静」
ソメイヨシノ(染井吉野) 「純潔」「優れた美人」
ヤエザクラ(八重桜) 「豊かな教育」「善良な教育」「しとやか」
ヤマザクラ(山桜) 「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「淡泊」「美麗」
シダレザクラ(枝垂れ桜) 「優美」「ごまかし」「円熟した美人」
ヒガンザクラ(彼岸桜) 「心の平安」「精神美」「独立」
カンザクラ(寒桜) 「気まぐれ」「あなたに微笑む」
イギリスの桜の花言葉 「よい教育」「独立」
フランスの桜の花言葉 「私を忘れないで」決してネガティブな気持ちではありません!

花言葉の種類の多さで、桜がいかに私たちの生活に身近な花であるかが分かります。

また、その種類ごとに個別に花の意味を考えていることから、人間の想像力の豊かさにも驚かされるところです。

ただ、ボーっと鑑賞している場合じゃありませんね!

『雪桜』

雪桜

なんという美しい冷たさよ

空一面の灰色に、視界は奪われ

心血に染まった桜色の雪は降る

もはや、戦う意志はなく

終わりゆく運命(さだめ)に刃を向ける

開いた創に手を重ね

霞んだ目には 春と見紛う雪桜

一人 散りゆくのではないと、謳っておくれ

哀しみが永遠ではないと、鎮めておくれ

冷たく降り重なる雪桜

いつしか、跡形もなく、

忘れ去ることが運命(さだめ)なのだと

なんと冷たく美しい 桜雪

(詩文:文雀 作)

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