子供の進路は千差万別さまざまですが、高校卒業後の大学進学率はおおむね増加の一途をたどり、5割超が大学へ進学していると言われています。
大学受験には合格か不合格か、どちらかしかありません。
大学全入時代と言われて久しいですがこの2つの結果しかない以上、なかには浪人をして翌年の志望校合格を目指すという選択をする子供もいるでしょう。
私にも2人の子供がおり、上の子供は大学受験が数年後に迫っています。
わが子が浪人するかもしれないということを、これまであまり考えてこなかったというところが正直なところですが、可能性は十分あるわけです。
そんなとき子供に何と言葉をかければいいのか、どう接すればいいのか…ふと考えたときに私にはまったく思い浮かびませんでした…。
そこで、浪人が決定した子供にかける言葉・言ってはいけない言葉をリサーチしてみました!
浪人生となったわが子にかける言葉がみつからない…そんな大学受験をした子供をもつ親御さんにとっても、お役に立てる内容になっています。
浪人決定をしてしまった子供、どんな心境?
浪人が決定してしまったとき、子供本人はどんな心境でしょう?
どういう思いをしているのでしょうか。
まずはここからリサーチしてみました。
ネットで見られたものは大まかに以下の3つです。
- もう人生終わりだ。
- 周りはみんな受かったのに何で自分だけ…。
- 一生懸命がんばったのに情けない、悔しい。
まさに絶望…。
書き出すだけでつらくなってしまいます…。
子供にとってみれば、それまで学校という枠の中で生きてきたわけですから、すべてが終わってしまったように感じるのも無理はないですよね。
親自身もわが子の浪人決定にショックを受けますが、当然当事者である子供の方がより大きなショックを受けています。
そこを忘れてはいけないですね。
浪人決定をしてしまった子供にかける言葉とは?
それでは、こんなに大きなショックを受けてしまったわが子に何と言葉をかければいいのでしょうか。
信じてくれた・任せてくれた・励ましてくれたということが子供はやっぱりうれしいと感じるようです。
子供の喜ぶポイントはそれぞれ異なりますので、その子に合わせた言葉を選びましょう。…では、終わりません!
それが簡単に思いつく方はきっとこの記事を読んでいないと思いますので、私がリサーチした結果よく見られた、実際に子供が親から言われてうれしかった言葉をご紹介します。
- 「あなたのやりたいことを応援するよ」
- 「○○ならできる、大丈夫だよ」
- 「ここまでよくがんばった」
- 不満や不安を言っても黙って聞いていてくれたこと
浪人が決まっただけでは、人生が終わらないことを親はよく知っているはずです。
まずは安心させてあげられる言葉をかけてあげたいですね。
そして意外にも思える「何も言わず聞いてあげる」。
大人でも、話を聞いてもらったら落ち着いた、なんてことがありますよね。
どうしても言葉が出てこないという人、また、つい口をはさみがちな母親(私も含め)ではなく父親にも向いているかもしれません。
浪人決定をしてしまった子供に言ってはいけない言葉とは?
では反対に、浪人が決まった子供に対して言ってはいけない言葉は何でしょうか。
こちらも同様に子供が親から言われて嫌だった言葉・言われたくなかった言葉をリサーチしました。
- 「このままで大丈夫なの?」
- 「もっと頑張ればよかったのに」
- 「ほかの人はどうなの?」
- 「大学受験やめたら?」
うーん、どれもこれも見事にわが子を追い込んでいます…。
「もう人生終わりだ!」と思うほど絶望的に感じている子供に対して、さらに追い打ちをかける言葉…これは言ってはいけないですね。
コメント