進学や就職を機に、昔からの仲良しの友達とルームシェア。就職先や進学先で新たに出来た友達とルームシェア。最近とても流行っていますね。
新しい土地で1人で暮らすのは心細い。仲良しの友達と一緒なら、毎日楽しい新生活が送れそう!
でも、ワクワク楽しみな気持ちの反面、心配に思っていることもありますよね?
それは「友達と仲が悪くなってしまうかもしれない」ということ。
- 「毎日一緒にいたら相手の嫌な所が見えてくるかも…」
- 「ケンカしたらどうしよう…」
- 「そもそもケンカしないために何か対策はあるかな?」
ルームシェアをする予定の方なら、このような疑問をお持ちではありませんか?
仲の良い友達を失ってしまうかもしれない…そう思うと、ルームシェアすること自体、躊躇してしまいますよね。
でも、事前にルール決めなどの準備と心構えをしておけば、大丈夫です。
実際に私の姉や友達もルームシェアをしていました。きっちりと事前準備をして、楽しい生活を送っていましたよ♪
では、必要な事前準備と心構えとは何でしょうか?
この記事では以下のポイントを実際の体験談を交えて解説します。
- ルームシェアを友達とすると仲が悪くなる原因や背景
- ルームシェアのメリット・デメリット
- ルームシェアをするときの注意点やルール
- ルールが守られない場合の対処法
- ルームシェア解消をするときの言い出し方
- ルームシェアをしている友達と喧嘩した場合の仲直りの方法
- 友達とのルームシェアを円滑にする間取り
5分くらいで読める記事です。
読み終えた頃には「友達を失ってしまうかもしれない…」という不安は解消されることでしょう。
それではさっそくいきましょう。
ルームシェアを友達とすると仲悪くなる?
実際にどんなことが原因で友達と仲が悪くなってしまうのでしょうか?
一般的に起こりやすいトラブルとその原因・背景を紹介します。また、男同士、女同士の場合で、起こりやすいトラブルも違います。
男女共通で起こりやすいトラブル
①金銭面 家賃や光熱費滞納
代表者1人の口座から料金を引き落とされるパターンが多いです。代表者以外の人は、振り込みや手渡しで代表者に料金を払います。しかし、実際に大家さんや電力会社に払っているのは代表者。
「今月厳しいから後に支払っていい?」と、代表者に甘えてそのまま滞納…というケース。
結局、代表者が立て替えることが続き、トラブルへと発展。逆のパターンもあります。代表者が友達のお金を使い込み、滞納することも。
自分はしっかり支払っていたのに、使い込まれていたと思うと…想像しただけで怒り爆発ですね。
②衛生面 共用部分の使い方、掃除、ゴミ捨て
トイレや洗面台、お風呂、キッチンの使い方や掃除で揉めることも多いです。
結婚当初、洗面台をビショビショのままにする夫に、イライラを募らせた経験があります(笑)
そのようなトラブルを避けるため、あらかじめ当番制にする場合が多いです。それでも、当番を忘れて、守れない人が多いのです。
結局、「ここ汚いな」「ゴミ溜まってるな」と気にする人がやることになります。逆に、自分は気にしていないのに、いつもネチネチ言われるのも嫌なものです。
お互いにイライラが募り、トラブルに発展します。
③交友関係・騒音
友達・恋人を家に呼ぶ場合の騒音・プライバシーに関するトラブルも多いです。ルームシェアをする人は若い年代の方が多いです。
友達と遊ぶ・飲む・ワイワイするのが楽しい時期ですね。恋人ができれば家デートを楽しむ・夜遅くまで電話する…それも青春です♪
誰しも青春を謳歌するのは自由です。ただ、相手の予定や都合はお構いなしで、毎日のように友達や恋人を連れて来るのはどうでしょう?
友達の知り合いとは言え、家に知らない人が来るのはストレスですよね。間取りによっては、お風呂やトイレに入るタイミングも遠慮してしまいます。
- 「自分は今日は早く寝たいのに、ワイワイ騒ぐ音が気になって眠れない…」
- 「持ち帰りの仕事をしたいのに、騒がしくて集中できない…」
- 「ワイワイ騒いでいる家飲みに誘われて断りづらい…」
- 「毎晩、恋人との夜遅くの長電話が迷惑…」
このようなストレスが募り、トラブルに発展します。
原因と背景
なぜ、上記のようなトラブルが起こるのでしょう?
理由1 育ってきた環境が違う
当たり前ですが、根本的な原因を理解しておくのは大事です。仲良しの友達とはいえ、お互いに理解できない行動や言動も出てきます。
それは「育ってきた環境=当たり前のこと」が違うからです。
私はルームシェアの経験はありませんが、結婚生活8年目です。
結婚生活と友達とのルームシェアは別物ですが、「他人と一緒に暮らす」という意味では一緒です。
好き同士で一緒になったとはいえ、「赤の他人」。理解できないことも多く、ケンカやすれ違いもありました。
私は、洗面台をビショビショにしたまま、トイレの便座を上げたままの夫が気になる…
夫は、ドアを開けたまま、ドラマを真剣に見ているのに話し掛けてくる私が気になる…
こんな小さなことでも、募ると衝突することもありました。
金銭感覚、衛生感覚、モラル面の全てにおいて当てはまります。「育ってきた環境が違う」ことは、しっかりと認識しておくべきです。
理由2 最初にルールをきちんと決めていなかった(守れなかった場合のルールも含む)
最初にきちんとルールを決めていないと、お互いの感覚に頼るしかありません。
しかし、「育ってきた環境が違う」から、感覚は人それぞれです。それに、相手がルーズでも根拠となるものが無く、何も言えません。
ルールを決めても守れない場合もあります。守れなかったらどうするか、のルール決めも重要です。ルールをきちんと決めていないと、後々面倒なことになります。
理由3 他人が家にいるストレス(1人時間が減る)
そもそものストレス。家族以外の人間と住むのは初めての人が多いでしょう。思ってるよりも気を遣っている自分に気付かずストレスになっている。
例えば、生活リズムの違い。
それぞれの仕事によって、出勤時間・帰宅時間が異なります。それに伴い、起床・就寝時間、入浴なども人それぞれ。
生活リズムが違うと、相手の行動や音が余計に気になります。反対に、なぜ相手はこちらを全然気遣ってくれないのか…と気になることも。
相手を気遣うストレス、気遣われないストレスは、トラブルのもとになります。
それが相手の嫌な所ばかりに目が行く原因に…。
ストレスが溜まると、二人で解決しようというプラスの方向に転換できないことも多いです。
男同士で起こりやすいトラブル
①散らかりやすい
原因と背景
いまどき掃除上手な男性も多いですが…全く気にしない人が多いのも事実。
ただ、全員が気にしないのであれば、問題ありません。誰か1人でも気にする人がいるなら、それはトラブルに発展しやすいでしょう。
ちなみに、私の兄は信じられないほど全く気にしないタイプ…兄の車や部屋はいつも散らかっています…
それを見て「汚いな~」と言いながら片付けることもしばしば…でもその一言に「じゃー俺の部屋に来るな!車に乗るな!」と叱られます。笑
たしかに、兄からしてみれば、それは問題と思っていません。文句言われたら嫌ですよね。笑
女同士で起こりやすいトラブル
①物の貸し借り(バッグや洋服、シャンプー・リンスなど)
友達が素敵なバッグや洋服を持っていると「それ良いね」と話題にすることも多いです。
「1日だけ貸して」「いいよ」という話から、気づいたら毎日…なんてことも。
②柔軟剤や香水の臭い
柔軟剤や香水にもこだわっている女性が多いです。しかし、相手の臭いがきつくて嫌気がさすこともあります。
原因と背景
女性は、美意識やファッションに関心が高い人が多いです。お店の「テスター/お試し」感覚で友達の持ち物を借りたくなるのです。
また、女性は男性に比べて臭いに敏感な人が多いです。だから余計に、臭いについては気になりやすいのでしょう。
ルームシェアを友達と行うことのメリット・デメリットは?
メリット
生活費を節約できる、金銭負担が少ない
1番のメリットは家賃・光熱費・食費などの生活費を節約できることです。さらに、1人暮らしより、確実に広くて充実した設備の家に住めます。
新生活を始めるために必要な初期費用(引越し費用、家具家電費用など)も折半できます。
家事分担出来る
1人暮らしだと自分ですべてやらなければならない家事。ルームシェアすると、分担できます。
得意なことを担当するというのも良いですよ。家事の負担が減ることで、自分の自由な時間が増えるのです。
さらに、相手によりますが…人が作ってくれたご飯を食べられるという特典も♪
人が作ってくれたご飯って、より美味しい&嬉しいですよね♪
宅急便の受け取り代行もしてもらえるので、忙しい日も安心です。
寂しくない、楽しい、
トラブル(虫、病気など)に一緒に対応できます。困ったことがあればすぐ相談できるのも良い所です。
また、防犯面からも、誰かが一緒に住んでいるのは安心ですよね。
ちなみに、ルームシェア経験者の姉は「家に帰ったら毎日楽しくて最高だった」と話していました。
実家から上京して、周囲に友達もおらず、寂しい思いをすることも多いです。実家を出て、突然1人暮らしを始めるより、ホームシックになりにくいと言えます。
ルームシェアのメリット
ピザが食べたいときに食べれる(だけの人数が確保できる) pic.twitter.com/4HoadM0l0e— naro (@naro143) September 30, 2019
コメント