みなさんはアニメやドラマを観ていて、「自分だったらこんなふうにするのに!」とか「こんなアドバイスをしてあげたい!」とか思ったことはありませんか?
そんな想いを叶えてくれるのが、最近流行りの「リアル脱出ゲーム」です。
ご存じかもしれませんが、「リアル脱出ゲーム」というのはSCRAPの登録商標で、最近よくみる体験型謎解きゲーム・イベントの元祖ともいえる存在なんです。
そういう意味でも、「リアル脱出ゲーム」といえば「謎解き」の方が有名になってしまっていますが、実はほかの体験型謎解きゲームと違って、メインは「“物語の主人公になる”体験ができる」というところにあるんです。
単に謎解きだけを楽しむのであればほかの団体の公演でも十分楽しめるのですが、「自分が主人公となって物語を作っていく」という体験をしたいならリアル脱出ゲームがぬきんでいています。
これは、ほかの団体とSCRAPの目指すものが違うからなんですね。
そこまでいわれるなら、と、いざリアル脱出ゲームをしてみたいと思っても、全国いたるところに店舗があって全国ツアーまでしているので、いったいどこでどんなゲームに参加したらいいのか迷ってしまうかと思います。
そこで今回は、そんな疑問を持っている人のために、東京エリアを中心に「おすすめのリアル脱出ゲームが遊べる場所」、「東京以外でぜひいっておきたい人気スポット」、そして「リアル脱出ゲーム脱出成功のための裏技やコツ」なんかについても紹介していきたいと思います。
「リアル脱出ゲーム」PV
リアル脱出ゲーム【東京エリア】おすすめ5選! その1:原宿ヒミツキチオブスクラップ
最初に紹介するのは、若者の街原宿にある「原宿ヒミツキチオブスクラップ」
ここで体験できるリアル脱出ゲームは、いわゆる「ホール型」といわれるもので、4〜6人1チームとなって協力して謎を解いていくタイプのゲームになります。
ホール型のいいところは、司会や映像、音響が物語を盛り上げてくれるところ。
アニメや映画とのコラボだったりすると、このおかげで物語への没入感が何倍にも高まります。
だって、物語に入り込みすぎてエンディングで泣き出す人もいるくらいですから。
なので、脱出ゲームに参加しようか迷っている方は、まずはここで遊べる自分の好きなアニメとのコラボ作品に参加してみるのがいいと思います。
自分の好きなアニメの世界に入り込むことができるし、さらにリアル脱出ゲームのおもしろさにも触れられて、とっかかりとしてはすごくおすすめです。
原宿ヒミツキチオブスクラップでは、平日の夜も2~3公演、土日祝は1日4~5公演もしているので、自分に合った時間に行くことができるのではないでしょうか。
学校終わりや仕事終わりに現実世界を離れて物語のなかに旅立つというのもなかなかいいものですよ。
リアル脱出ゲーム【東京エリア】おすすめ5選! その2:アジトオブスクラップ東原宿GUNKAN
次に紹介するのは、東新宿にある「アジトオブスクラップ東新宿GUNKAN」
昔は「軍艦マンション」と呼ばれていた、独特な形をしたビルに入っている店舗です。
ここで体験できるゲームは「ルーム型」とよばれるもので、これは本当に密室に閉じこめられて、そこから脱出するというゲームとなっています。
ホール型は「リアル脱出ゲーム」といいつつ、広いホールに大勢の人がいたり(彼らはいないものと思ってゲームをするのがお約束です(笑))、そこにおいてあるものなどにはさわってはいけないというルールがあったりするんですね。
そこへいくと、このルーム型のゲームは実際にとある部屋に閉じこめられて、部屋のなかにある家具やものを触って、動かして、ときにはひっくり返してアイテムやヒントを探しだし、それを使って脱出するという、リアルな「リアル脱出ゲーム」となっています。
ホール型が物語に入ってストーリーを追体験できるというものなら、このルーム型は普段できないような体験ができるといった感じでしょうか。
こちらの「アジトオブスクラップ東新宿GUNKAN」でも、ほぼ毎日3種類の違ったルーム型ゲームを開催しているので、まずはどれかひとつを試しにやってみて、もしそれでハマったら別のゲームにも挑戦してみる、なんてのも楽しいかと思います。
リアル脱出ゲーム【東京エリア】おすすめ5選! その3:アジトオブスクラップ浅草
東京を代表する観光地、浅草。
その浅草で異彩を放っているのが、この「アジトオブスクラップ浅草」です。
こちらで遊べるのもルーム型の脱出ゲームなのですが、ここがおすすめなのは、ほかの店舗とひとあじ違う不思議系、恐怖系のリアル脱出ゲームができるところです。
■Escape from The RED ROOM
まず「Escape from The RED ROOM」という部屋。
こちらは、とある赤い部屋に閉じ込められて、そこから脱出するというシンプルなものなのですが、部屋にある謎はすべて特定の言語に依存せず、ひらめきだけで解くことができるものになってるんです。
つまり、日本語がわからない外国の方でも遊ぶことができるということなんですね。
先日レッドルームからの脱出に行ってきました!最初部屋がすごく赤くて不安になりました笑
30分というコンパクトな時間で、文字を使わない記号のみの謎解きという新しいパターン!
とても楽しかったが脱出は出来なかった…(°_°)悔しい pic.twitter.com/HOymT3kEyr— 桐谷蝶々 (@choucho0115) July 28, 2015
全面真っ赤な不思議空間に閉じ込められて、謎の絵や仕掛けを直感的に解いていくという、一風変わったリアル脱出ゲームが楽しめます。
隠れ鬼シリーズ
そしてもう一つ、ここだけで遊べておすすめなのが、恐怖系の「隠れ鬼シリーズ」というものです。これは知る人ぞ知る、お化け屋敷プロデューサーの五味弘文さんと共同制作された脱出ゲームなんです。
もっとわかりやすくいうと、「お化け屋敷の中で謎を解く」といったところでしょうか。
部屋も普通のマンションの一室ぽかったりするので、怖くて謎を解くどころではなくなってきます。
でも解かなければ脱出できない!という、ほかでは味わえないハラハラドキドキビクビクを楽しむことができます。
実は怖いもの好きのわたしとしては、個人的にこれがイチオシだったりします(笑)
そしてこちらの「隠れ鬼シリーズ」も、観光の町浅草らしく英語版も用意してあって、外国の方でも存分に怖がって、楽しむことができます。
今年やった奴の中でお勧めしたいのは意外にもある都市伝説からの脱出ですね。恐怖ギミックてんこ盛り。その中で謎を解かなきゃいけないので緊張感すごいです!そこらのお化け屋敷よりも怖いと思う。浅草でずっとやってるので是非(‾◡◝ ) pic.twitter.com/FGdJGeurCz
— げすくま (@gesukuma_trpg) December 16, 2018
そんなわけで、アジトオブスクラップ浅草は、ふつうのリアル脱出ゲームでは満足できない方におすすめの店舗となっています!
Real Escape Game in Japan 60sec.
リアル脱出ゲーム【東京エリア】おすすめ5選! その4:下北沢ナゾビル
サブカルチャーの聖地、下北沢。
若者に人気のこのエリアにあるのが「下北沢ナゾビル」です。
こちらの店舗では小規模なホール型と、ルーム型、回遊型といろんなリアル脱出ゲームが楽しめます。
そのなかでもなんといってもおすすめは、「アイドルは100万回死ぬ」です。
これはぜひとも遊んでいただきたい、超おすすめ公演!
ふつうの脱出ゲームは「ある場所から脱出する」というものですが、これは一時期アニメで流行ったいわゆるループ型の物語みたいに、ある一定の同じ時間を何度も繰り返してアイドルが死んでしまう未来を変えるという、「繰り返す時間からの脱出する」ものになっています。
ほんの小さな行動で未来が少しずつ変わっていくので、理詰めが好きな人、論理思考の人はめちゃくちゃ楽しめるはずです。
ぜひあなたの手で、アイドルを死の運命から救ってあげてください!
リアル脱出ゲーム【東京エリア】おすすめ5選! その5:東京ミステリーサーカス
2017年12月に新宿歌舞伎町にオープンした世界初の「謎」のテーマパーク、東京ミステリーサーカス(TMC)!
4階建てのビル、地下から4階まですべての階でリアル脱出ゲームが行われていて、ホール型から2人きりで遊ぶものまで大小さまざまな謎解きが楽しめます。
1階にはカフェやグッズの販売コーナーもあって、その時期にしている公演とのコラボフードも出ていたりするので、これ目当てであそびにいくのもありです!
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