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上司が嫌な人だと毎日憂鬱ですよね。
特にパワハラ上司なんて最悪です。
でも我慢はよくありません。
パワハラ上司を追い込む方法があるので制裁を加えてやりましょう。
ここではパワハラの特徴や診断書を使った追い込み方法、相談窓口などをご紹介します。
パワハラ上司をギャフンと言わせて安らかな生活を手に入れましょう!
パワハラ上司の特徴は?
パワハラは次の3つが当てはまる状況をいいます。
- 職場で逆らいにくい相手からの言動である
- 常識的に考えて業務上不要な言動である
- 心身に苦痛があり仕事に支障がある
この3つを踏まえたうえでパワハラ上司は6つのタイプに分類されます。
- 身体的な攻撃をする
ー 暴力を振るう - 精神的な攻撃をする
ー 暴言 大勢の前で叱る - 人間関係から切り離す
ー 別室に隔離 無視 - 過大な要求をする
ー 完了不可能な仕事をさせる 本業と離れた仕事をさせる - 過小な要求をする
ー 極端に簡単な作業しかやらせない 仕事を与えない - 個を侵害する
ー プライバシー侵害 プライベートへの立ち入り
パワハラ上司は自覚がないため相手が傷ついているのが理解できず、自ら改善することもありません。
パワハラ上司を追い込む方法!診断書はどうやってもらう?
パワハラで体調が悪い場合は心療内科などの心の病気を診てくれる病院に行きましょう。
パワハラに遭っていることを伝えて診断書を作ってもらえばパワハラ被害の客観的な証明になります。
費用は病院によりますが2,000~10,000円ほどです。
診断書をもらったら会社に提出してパワハラ被害を申告しましょう。
パワハラの証拠が他にあれば一緒に提出するといいです。
証拠になるもの
- ICレコーダーやスマホで録音した会話
- 暴言が書かれたメールやLINE
- パワハラの詳細(5W1Hや感じたこと)を書いた日記
パワハラの事実が伝わればパワハラ上司の社内評価はガタ落ちです。
結局はただのサラリーマンなので評価を下げて会社に居づらくしてやりましょう。
パワハラ上司を追い込むにはこんな方法もある!
診断書でパワハラ被害を申告しても会社が何も講じないときは外部機関の助けを借りましょう。
先述の証拠はここでも使えます。
方法1 労災認定をもらう
労働基準監督署に労災の申請をしましょう。
必要書類を提出すれば職場を調査してパワハラが労災に当たるか判断してくれます。
なお、労災に当たるかは次の3つが論点となります。
- 認定基準となる精神障害を発症している
- 発症前の約6か月間に業務による強い心理的負荷があった
- 原因が職場以外にない
パワハラで労災認定が下ると会社は世間からマイナスイメージを持たれて不利益を被ります。
まともな会社なら原因となった人間にそれなりの処罰を与えるはずです。
方法2 個別労働紛争解決制度を使う
個別労働紛争解決制度とは、会社と従業員間の労働トラブルを解決する制度で総合労働相談センターで申し込めます。
パワハラの助言や指導をしてくれますが、それで解決できなければあっせんを利用しましょう。
あっせんとは
会社と従業員の間に弁護士などの専門家が入り、お互いの主張を話し合ってトラブルを解決させます。
話し合いは別室なのでパワハラ上司に会う心配はありません。
おおまかな流れは『個別的労働紛争のあっせん手続きについて』をご覧ください。
ただし、任意参加なので会社側が不参加ならあっせんは成立しないというデメリットもあります。
労働局などの行政機関がパワハラを認めれば、会社側もパワハラ上司に対して対策を講じる可能性が高くなります。
また、あっせんによっては損害賠償金を支払わせることも可能です。
パワハラを受けないために防衛策は?
パワハラを受けないためには嫌なことをはっきり断るようにしましょう。
パワハラ上司は自分が正しいと思っているのでNOを突きつけないとパワハラが止まないからです。
例えば
- 暴言を吐かれた場合
「そういうことを言うのはやめてください。不愉快です」
- 多すぎるノルマを押し付けられた場合
「この量は私一人では無理です。量を減らすか人を増やしてください」
このように理不尽や無理強いをしっかりと拒絶しましょう。
真面目な人や従順な人、優しい人などは場の雰囲気を壊さないように嫌なことを我慢して逆らわないためパワハラを受けやすいので特に注意しましょう。
パワハラを受けたらどうする?無料の相談先は?
パワハラ上司より上の立場の人、人事部、相談窓口、労働組合などに相談するのがいいですが会社が信用できない、相談しても解決しなそうな場合は外部の相談先を頼りましょう。
- 総合労働相談コーナー
労働基準監督署内にあり、職場トラブルの相談や助言を行います。
- 法テラス
法制度や相談機関の情報をメールや電話で提供しています。
- みんなの人権110番
パワハラなど人権に関する電話相談を受け付けています。
- こころの耳
働く人のメンタルヘルス情報を提供しており、メールや電話で相談もできます。
まとめ
パワハラ上司の特徴
- 身体的な攻撃、精神的な攻撃、人間関係からの切り離し、過大な要求、過小な要求、個の侵害の6つのタイプがいる
- 本人はパワハラの自覚なし
パワハラ上司を追い込む方法①
- 診断書を会社に提出してパワハラを申告する
パワハラ上司を追い込む方法②
- 労災認定してもらう
- 個別労働紛争制度を使う
パワハラの防衛策
- 真面目な人、従順な人、優しい人はパワハラされやすい
- 嫌なことは断る
パワハラの相談先
- 社内:上の立場の人、人事部、相談窓口、労働組合
- 社外:総合労働相談コーナー、法テラス、みんなの人権110番、こころの耳
仕事をするうえで上司の人となりは重要ですよね。
上司が嫌な人だと好きだったはずの仕事まで嫌いになるのはままありますが、せっかく入社したのにパワハラのせいで退職するのは癪なこと。
この記事を読んでパワハラ上司に悩む人が一人でも減ってくれると幸いです。
退職代行もオススメ!
場合によっては退職も視野に入れましょう。
パワハラが原因だと伝えて退職すればパワハラ上司の評価が下がりダメージを与えられます。
いざというときは「退職代行サービス」を利用しましょう。
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