プールで溺れたときの対応は?浅いプールでも溺れる⁉もしもこどもが溺れてしまったときは?

ここ数年、夏が本当に暑いです。年々暑くなっている気がします。そんな暑い夏は、プールであそびたいですよね。こどもも、プールが大好きです。特に、ビニールプールは自宅で気軽にあそぶことができて、とても便利です。

楽しいプールですが、危険もあります。子供が溺れてしまう事故がたくさん起きているのも事実です。

事故は本当に怖いですが、おとながしっかり気をつけていれば、事故を防ぐことができます。また、万が一のときに、どう対処すれば良いかを頭に入れておくと、正しく行動ができます。

夏のプール、こどもと一緒に楽しくあそんで、暑い夏を乗り切りましょう。

こどもがプールあそびをするときに注意すること

こどもは、深さ10㎝の水でも溺れてしまいます。しかも、溺れるときは静かに溺れることが多く、周囲の人も、気づきにくいのです。

絶対に目を離さない

こどもは、ほんの少し目を離しただけでも、何が起こるか分かりません。絶対に目を離さないようにしましょう。

もし、その場を離れるときは、こどもをプールから出して、水に近づけないようにしましょう

兄妹や、友達がいても、目を離さないように

上の子がみていてくれるから大丈夫だろう。お友達も一緒でひとりじゃないから大丈夫だろう。と安心してしまいがちですが、こどもだけでは危険です。

夢中になっていると、他の子が溺れていることに気づけなかったり、正しい判断ができないこともあります。

こどもだけでプールに入れないようにして、絶対に目を離さないようにしましょう。

こどもが溺れてしまったときの対処法

もしも、こどもが溺れてしまったら、どう行動すれば良いか、とっさには判断ができないかもしれません。

もしもの時に備えて、頭に知識を入れておくのはとても大切なことです。
もしものことが起こらないように対策をして、もしものことが起こってしまったら、正しい対処ができるようにしておきましょう。

①こどもが溺れてしまったら、まず、冷静になりましょう。

パニックになってしまっていると、正しい判断もできなくなってしまいます。

②こどもを水から引き上げたら、平らな場所に寝かせましょう。

③意識があるかを確認します。

名前を呼んだり、話しかけます。顔や肩を軽く叩いてください。反応が弱くても、少しでも動けば意識が戻る可能性もあるので、声をかけ続けてください。

④意識がある場合は、濡れた服を脱がし、タオルや毛布などで暖かくして病院へいきましょう。

嘔吐に注意してください。嘔吐したときは気道に詰まらないように顔を横に向けてください。

⑤意識がない場合は、すぐに救急車をよんでください。

救急車を待ちながら、呼吸があるか確認します。呼吸が見られない場合はすぐに人工呼吸と心肺蘇生をします。

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