小学校に入学して学校生活に慣れた頃、体育ではプールの授業が始まります。小学校1年生のプールは、幼稚園とは違って大きなプールで初めて泳ぎます。プールが好きな子供にとっては楽しみになりますが、プールが嫌いな子供にとっては学校に行きたくなくなるくらいの大事件です。
プールが嫌いな子は学校に行くのが憂鬱です。学校を休みたがってしまうと、1年生の子を持つ母さんは不安になってしまいますよね。私自身小学校1年生の時、プールの塩素で目がしみてしまうのでプールが嫌だな、休みたいなと思う時期もありました。
ここではプールを嫌がる子供がどうやったらプールを好きになってくれるか、方法をいくつか紹介していきます。「プールは苦しい」、「水が耳に入ると聞こえなくなりそうで怖い」など嫌になる原因があります。原因を取り除けばプール嫌いが克服できる可能性があります。
プールに入ることで心身の健康にも繋がります。プールが嫌いなまま小学校生活を過ごすのはもったいないですよ!早いうちからプールの楽しさを知ってプールが大好きになってもらえれば体力もつきますし、お母さんも安心して我が子を学校に送り出せますよね。
プール嫌いを克服する方法を含め、プールを嫌う子供の心境や先生への相談方法、子供と一緒にプールが楽しくなるような働きかけ方法を紹介するので参考にしてみましょう。
プールを嫌がる1年生の我が子・・・その理由や心理は?
プールを嫌がる子供は少なくありません。プールを嫌がるにはトラウマがあったり、水に対する恐怖などネガティブなイメージを持っていることが多いです。プールが嫌いな子供はなぜ嫌いなのかこのような理由があります。
・水に顔をつけることができない
・泳ぐと苦しい
・プールに入ると目が痛くなる
・溺れたことがある
・息継ぎが上手にできない
・鼻に水が入ると痛い
自分の経験からネガティブなイメージになってしまうようです。突然水が顔にかかってびっくりした、お風呂で滑って溺れてしまったなど、溺れたときに一緒に鼻と耳に水が入り恐怖を覚えた子もいます。
人間には危険察知、回避の機能が備わっているので、水に対して恐怖を感じたら嫌になってしまう気持ちもわかります。
プールを嫌がる1年生の我が子、無理矢理にでもいれさせるべきか?
プールを嫌がる子供に対して、無理やりいれさせるのはNGです。ただでさえ嫌いなプールなのに、無理やりいれてはもっと嫌いになってしまいます。周りの友達はみんなプールに入っているのに我が子だけ入りたがらない…。そう思って焦ってしまう気持ちはわかります。
不安な気持ちがあったら学校の先生に相談してみるのもいいでしょう。ただ先生に不満をぶつけると、モンスターペアレントやクレーマーだと思われてしまうので先生に相談する際は次の事に気をつけて相談しましょう。
連絡帳で相談
学校の先生に相談する方法として連絡帳でのやりとりが一般的です。連絡帳は基本的に書く内容は何でもOKなので「子供がプールを嫌がることで悩んでいる」と不安を打ち明けてみましょう。
連絡帳だと伝わりきれない場合は、その旨を伝えて電話で相談したいと希望を出しましょう。
子供に「連絡帳を先生に渡してね」と先生に必ず渡るようにしましょう。
手紙で相談
先生に手紙を書いて渡すのもいいでしょう。連絡帳の欄では書ききれない時もあるので手紙で相談するのも一つの方法です。
幼稚園に比べて小学校は保護者と先生の関係が薄いので「お世話になっております」の挨拶や先生への日頃の感謝を添えるといいでしょう。
相談の気持ちを忘れずに
大切な我が子ですから、不安な気持ちからつい先生に対して「どういう指導をしているんですか」と不満をぶつけたくなります。先生は、自身の経験からちゃんと考えた上で指導をしてます。先生の気持ちも考慮して相談する気持ちを忘れないようにしましょう。
子供の話を聞いてあげるのはもちろん大切ですが、学校の指導の意図と子供の辛い気持ちがかみ合っていない場合があります。問題をちゃんと整理した上で、子供の気持ちに寄り添って、プールが好きになれるように応援してあげましょう。
コメント