夏になると大抵の保育園では、外で水浴びをすることが多いと思います。しかし、すべての保育園がプールを完備している訳ではありませんね。
園庭に家庭用より少し大きめのプールを出して、何回かに分けて入るところが多いのではありませんか。そのようなプールでは子どもたちも満足できずに、家に帰ってプールがしたいと言われると親御さんたちはちょっと頭が痛いですよね。
そんな小さな保育園のプールを100倍楽しい時間に変え、子どもたちが大満足で早くみんなに話したくなるような方法をご紹介いたします。
プール開き
プール開きとは、その年に初めてプールを使うことを意味しますが、使う前にお酒や塩でお清めを行う様子を皆さんはごらんになったことありますか。
では、なぜプール開きの時にお酒や塩を入れるのでしょうか。
夏のプールは待ちに待った解禁の時です。水の中に入ると嬉しさと気持ちよさでテンションはマックスになります。楽しい反面、ちょっとした油断から大きな事故につながる危険な場所でもあります。
ですから溺れてしまったり、心臓麻痺を起こしてしまったりということが起きないように「水の神様」へ塩とお酒をお供えし「安全に楽しくプールができますように」お願いします。
塩は海が罪や汚れを浄化する場であったことから、海でとれる塩は神聖なものであり、万物を清める浄化力を持っています。
お酒は人を神の領域に接近させるものだと考えられていため、塩に加えさらに神に接近するための一種の手段でもあります。
ゲーム
ゲーム名 | やり方 |
プール鬼ごっこ | 「鬼」を一人決めます。他の人は「子になります。鬼は子を追いかけます。子は鬼から逃げます。鬼にタッチされたら、鬼と子の役割を交代します。プールの外へ逃げてはいけません。*水中に潜っているときは、鬼はタッチ出来ないというルールにするのもありです。 |
我慢ゲーム | 2~3人でグループを作ります。じゃんけんをして、勝った人が負けた人に片手で1回だけ水をかけます。負けた人は顔をぬぐいたくなるが我慢します。次は負けた人が勝った人に片手で1回だけ水をかけます。我慢できなくなって、顔をぬぐった人が負け。 |
水中ボール運び | チームに分かれます。各チームはチーム内で2列に並びます。先頭の2人は向かい合って手をつなぎます。つないだ手の間にビーチボールを挟みます。リーダーの合図でゲームスタート。ビーチボールを手に挟んだまま歩きます。折り返し地点を回って、スタート地点に戻ります。ビーチボールを落とした場合もつないだ手を離さないで取りに行きます。スタート地点まで戻ったら次の2人にボールを渡します。繰り返してビーチボールを運びます。一番早く全員が、ビーチボールを運んだチームが優勝です。 |
宝探し | 水中に沈む遊具を使用して、色や形を先生が指定し、拾わせる。泳げない子、顔を付けられない子は足を使ってもいいです。少しずつ慣れて顔を付けられそうになったら、手で取らないと点数にしないというルールにするといいでしょう。 |
かにの泡競争 | 「よーいドン」で口を水につけて、「ブー」と言ってあぶくをだします。顔を全部つける必要はなく、口だけ浸かっていれば大丈夫です。息が苦しくなったら、立ち上がる。最後までぶくぶく泡を出せた人が勝ち。泡を出すときに声を高くしたり低くしたり、泡の量を変えたりして何度もやらせる。 |
玉入れ | 二つのチームに分かれ、それぞれ違う色のボールを持ちます。プールの真ん中にかごを浮かべ「よーいドン」で投げ入れます。一定の時間を計り終了。多く入ったチームが優勝です。年齢によって高さを変えるといいです。 |
*ミックスじゅーちゅ参照
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