ピアスを開けていた人が、ピアスホールが閉じた後にしこりができることがあります。「もう一度同じ場所に開けたい!」と思ったとき「この上から開けていいのかな…」と気になりますよね。
しこりができると何となく良くない物ができたような気がして、開けられないと諦める人も多いのですが、諦めるのはまだ早いです!
実は閉じた後のしこりの上から開けることができるので、自分のしこりの上から開けられるのか確認していきましょう。
ピアスをしこりの上から開けると痛い?開けてもいいの?
ピアスが閉じた後に出来るしこりであれば問題ありません。
ただし、しこりがある分深みが出てしまうので痛みが出やすいとも言われています。しかし、痛みが出ないという人もいるので状況次第や開け方次第のようです。
▼しこりがあるのにピアスをして大丈夫?
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また、開ける際にはできれば医療機関に相談しましょう。しこりの状態を確認してもらいながら適切な施術を受けた方が安心ですし、痛み等が生じた際にはすぐ処置をしてもらえるため安心です。
しこりだと思っていたら実は炎症を起こしていた等といった場合もあるため、特に痛みのある場合や違和感のある場合はしこりと思い込まずに受診をしましょう。
しこりの正体は?病気なの?
ピアスを開けていると多くの人がしこりができるものです。一般的にピアスを開けている人の大半のしこりは、以下の3つが原因となっています。
・開けた際に新しい皮膚が内部で固まっている
・傷ついた細胞の死骸が中で固まっている
上記が原因の場合には自然に消えてなくなります。
一方、痛みの伴うしこりの場合は自然に治らず悪化していく可能性があります。以下のようなことが原因となっている場合は、この上からピアスを開けるのは止めてください。
粉瘤(ふんりゅう)
別名アテロームと呼ばれる良性の腫瘍です。古い角質や老廃物は本来垢となりますが、皮膚の中で老廃物の溜めこむ袋が出てしまうことがあります。粉瘤は良性腫瘍ですが、放っておくと大きくなってしまうことがあります。
小さい内は飲み薬や塗り薬で治療することもできるので、早めに病院で診てもらった方が安心です。大きくなってしまったり悪化した場合は手術となってしまうこともあります。
肉芽
炎症を起こしてしまい腫瘍となってしまったものです。ピアスを異物と見なしてしまい、免疫作用が働き異物を排除しようとしてできたのが肉芽となります。
ピアスの種類が合わなかったりピアスホールが歪んでしまってできてしまうこともあります。
上記以外にもしこりの原因はあります。そのため、「大丈夫」と思い込まず一度病院で診てもらうことをおすすめいたします。
耳たぶのしこりななぜできる?予防策は?
上述した通り、ピアスを開けている以上しこりというのは多くの人が経験しているものです。痛みや長続きをしない場合は自然と治ります。そうは聞いても、やはりできれば出来ない方がいいですよね。
しこりができないよう予防するために以下のことを意識してみてください。
水分摂取を意識する
水分をしっかり摂取することで老廃物の排出に繋がります。しこりの予防だけでなく体の調子を整えたり肌を綺麗にする効果もあるため、体のためにも積極的に水分を摂るようにしましょう。
ピアスホールは病院で開けてもらう
ピアッサーやニードル等を使ってセルフでも手軽に開けることはできます。しかし、十分に衛生環境が整った環境で開けることが難しいため、病院で開けてもらった方がしこりや炎症を防ぐことができます。
耳たぶを触りすぎない
手には雑菌が付着しているため、その手で耳たぶを触ることでピアスホールに雑菌が移ってしまい しこりや炎症に繋がることもあります。特に開いたばかりのときは繊細な状態なので触りすぎないよう気をつけ、顔を洗うときに耳たぶも一緒に洗うよう意識するといいでしょう。
ピアスをしこりの上から自分で開ける時の注意点は?
ピアスを自分で開ける場合は以下の手順で行います。今回はピアッサーで開ける方法をご説明します。
①道具を用意する
・ピアッサー
▼楽天:ピアッサーランキング
https://ranking.rakuten.co.jp/daily/407461/
※動画内で使用しているのは1位の「瞬間ピアッサー」です。
・ピアスホール洗浄液
▼楽天:プラスジェル
https://review.rakuten.co.jp/item/1/202574_10001501/1.0/
・コットン
市販の消毒液を使用する場合、耳たぶを消毒するのに使います。コットンがない場合は「消毒液」ではなく「消毒綿」を準備してください。
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