皆さん1度は見たことのある織姫と彦星のイラスト。何も気にせずに見ると着物と思っている方が多いと思います。
しかし、実は着物ではないのです!!今回、一体織姫と彦星が着ているのはなにか、書いていこうと思います。
まず七夕ってどこのお話?
皆さんが知っている七夕といえば、織姫と彦星は真面目で仕事をきちんとこなしていたが、二人は出会い、恋に落ちると仕事もしなくなり怠けてばかりなので、天帝が怒り、二人を引き離すが、会えなくなったショックにより余計に何もしなくなり、1年に1度だけ会うことを許された。
それが7月7日というわけなのですが、元々この話は日本の話ではありません。元々は中国の牛郎織女(ぎゅろうしゅくじょ)というお話が元になっています。
一応日本にも七夕に当てはまる話はあるのですが、私たちとは馴染みのない話になっていました。気になる方は「天稚彦物語」で調べてみてください。
着ている服は着物?
一般的によく見られる服は下のような画像だと思われます。
こちらの服、よく見れば着物とは全く違うと思います。こちらは、「漢服」といい、中国での正装にあたる服です。こちらに伝わっている話が中国のお話なので、まぁ服も中国のものになりますよね。
ちなみに着物に似ているように見えるのは、元々のデザインが一緒だからです。大陸から伝わった服がそれぞれに独自に進化したようですね。
色は何色でもいいの?
見た限りだと彦星は青色、織姫は赤、ピンク色が多いですが、別に決まっている、というわけではないようですね。なのでお好きな色でカラフルにするのもいいかもしれませんね。
ちなみに七夕飾りには色ごとに願い事があります。
あか 火・礼・星
きいろ 土・信・彦星
しろ 金・義・天の川
むらさき 水・智・宇宙(願い事)
色は陰陽五行説からきているそうです。それぞれ願い事をこめた色の彦星、織姫を作ってみるのもいいかもしれませんね
まとめ
・服も中国の「漢服」というもの
いかがでしたでしょうか。意外に知らない方も多かったのでは、と思います。私も調べながら知らないことばかりだったので驚きました。
何かの際にはぜひ思い出していただければ、と思います。ここまでご覧いただきありがとうございました。
【こちらも読まれています】