お願いメール例文社内編!急ぎ・頼みにくいことや相手別の書き方は?

社会人になって社内メールの書き方に四苦八苦している方。効率よく仕事を終えたいのに、何故か時間の使い方が上手くいかず残業続き…という方。ここ最近は在宅ワークやリモート会議が増え、社内でもメールのやり取りが頻繁になった方。

仕事をするなかで、社内メールを書くために費やす時間って結構ありますよね!?

パソコンの前で何度も書いては消してを繰り返し、ついつい時間が過ぎてしまった・・・・。

そんな経験ありませんか?

定型文でいける簡単な連絡事項ならともかく、ここぞという特に誰かに何かを依頼する場合のお願いメールなどは、どう書き出したらよいものかキーボードの上で手が止まってしまいがち。

「こんな言い回しをしたら失礼かな?」、「嫌な気持ちにさせてないかな?」社内メールに慣れていないフレッシュな新入社員さんは特に、「こんなメール苦手・・・」と思っていませんか?

さらに社会人経験が長いベテラン社員さんでも、相手に気を使いすぎてお願いメールをなかなか送信できないなんてこともあるのでは!?

サクッと短時間で最適な内容のメール文を書ければ、そのぶん他の仕事に費やす時間が増えますよね!

効率よく、印象よく仕事が進むお願いメールの例文をご紹介します。

新米社会人さんもベテラン先輩社会人さんも、メール1本で日々の仕事が効率アップ、社内のコミュニケーションも円滑にしていきましょうね!

  1. お願いメール例文!同僚に急ぎで対応をしてもらう場合
    1. 急ぎのお願いメール基本とポイント
      1. ①急を要する案件に限りタイトルに【至急】を付ける。
      2. ②いつまでに完了させたいのか期日を明確に伝える。
      3. ③なぜ急ぎなのか?理由を添えることで依頼される側も納得の上、作業に集中できます。
        1. 【例文】
  2. お願いメール例文!同僚に面倒なことを依頼する場合
    1. 手間暇かかる案件の依頼メールのポイント
      1. ①作業手順や仕上げの際のポイントを伝える。
      2. ②なぜその人に依頼するのか丁寧に説明を加える。
        1. 【例文】
  3. お願いメール例文!同僚に業務時間外に対応をしてもらう場合
    1. 業務時間外というイレギュラーな対応の依頼ポイント
  4. お願いメール例文!上司に急ぎで対応や承認をしてもらう場合
    1. 上司にお願いする場合のポイント
  5. お願いメール例文!上司に面倒なことを依頼する場合
    1. 上司の時間をいただく、手間がかかることをお願いするポイント
  6. お願いメール例文!上司に業務時間外に対応をしてもらう場合
    1. 上司に時間外対応を依頼!?無理なお願いをするときのポイント
      1. ①「どうしてもその人に頼みたい!」という気持ちを強調する。
      2. ②仕事内容や条件をしっかり伝える。
      3. ③相手の立場を思いやる気持ちを忘れずに!
        1. 【例文】

お願いメール例文!同僚に急ぎで対応をしてもらう場合

急ぎのお願いメール基本とポイント

①急を要する案件に限りタイトルに【至急】を付ける。

一日に大量のメールを受信する方は特に、優先的に見てもらえるようにする。

②いつまでに完了させたいのか期日を明確に伝える。

至急といっても人によって受け止め方は様々。本日中なのか、2〜3日以内に仕上げればよいのか?

「早めにお願いします」という曖昧な表現ではなく、具体的な期日をしっかり伝えることが大切。

③なぜ急ぎなのか?理由を添えることで依頼される側も納得の上、作業に集中できます。

理由もわからず急いで下さいとお願いされても、心の中で自分の仕事も忙しいのに…とモヤモヤさせてしまうかもしれません。

【例文

件名:【至急】○○○の件·ご依頼

〇〇様
お疲れ様です。○○部の○○です。
お忙しいなか大変恐縮ですが、○○○の件、至急ご対応いただけますでしょうか。

○月○日( )午前11時までに、資料をまとめてご用意いただけると助かります。
同日15時より先方ご担当者様とのミーティング予定、その際に資料が必要となります。

勝手を申しますが、何卒宜しくお願い致します。

お願いメール例文!同僚に面倒なことを依頼する場合

手間暇かかる案件の依頼メールのポイント

①作業手順や仕上げの際のポイントを伝える。

面倒な案件でも、できる限り作業に取り掛かりやすいように指示する文面を入れるとよい。

②なぜその人に依頼するのか丁寧に説明を加える。

この作業はあなたに是非お願いしたい、あなたが適任という想いを添える。

【例文】

件名:○○○の件·ご依頼

〇〇様
お疲れ様です。○○部の○○です。
表題の件でご相談です。
○○さんの貴重なお時間を頂戴することになりますが、今月末までに下記作業をお願いできますでしょうか。

  1. アンケートの集計
  2. 集計結果のデータ入力
  3. 会議提出用に資料作成  

現在、トラブル対応で立て込んでおり、こちらの案件に集中して作業することが難しい状況です。
いつもデータ集計を迅速かつ丁寧に仕上げることに関して、○○部でも高評価だと伺っている○○さんのお力添えをいただけますと大変助かります。
何卒宜しくお願い致します。

お願いメール例文!同僚に業務時間外に対応をしてもらう場合

業務時間外というイレギュラーな対応の依頼ポイント

  1. 作業にかかる時間をわかる範囲内でしっかり伝える。
  2. 業務時間外の手当有りor無し、通常業務とは違う点で特筆すべきことは漏れなく記載する。

【例文】

件名:【時間外手当付】○○の件·ご依頼

〇〇様
お疲れ様です。○○部の○○です。

下記日程にて出社可能であれば、○○の業務をお願い致したく、ご連絡を差し上げました。
○○さんのご都合をお知らせいただけますでしょうか。

【日程】2022年1月1日〜1月3日
【就業時間】午前7時〜午後8時までの間
【業務内容】2022年1月4日より運営スタートする新店舗の機材搬入及び店舗内の清掃
【時間外手当等】残業申請にてご対応させて頂きます。

1月10日までに総務○○宛に申請書類をご提出下さい。
尚、業務中の食事につきましては大変申し訳ございませんが自己負担にてお願い致します。
その他、ご質問がございましたら○○までお問い合わせ下さい。

年始休業中のご依頼となり、何かとご多忙な時期だと存じますが、ご協力をいただけますと幸いでございます。
何卒宜しくお願い致します。

お願いメール例文!上司に急ぎで対応や承認をしてもらう場合

上司にお願いする場合のポイント

  1. 一日に大量のメールと受信、確認している場合が多いのでメールの件名だけでも緊急度が伝わるようにする。
  2. 上司の確認や承諾が必要な案件は、社外や取引先へ提出する見積書や提案書類等の場合が多い。提出の期限や進捗状況などを詳しく記載することが必要。

【例文】

件名:【至急ご回答お願い致します】○○社への見積書の件(※添付資料あり)

〇〇課長
お疲れ様です。○○部の○○です。

お忙しいところ恐れ入りますが○○の件、見積書を添付しております。
ご確認いただき改善点などございましたらご教示いただきますようお願い致します。
尚、〇月〇日に○○社のご担当者様と打合せ予定です。
つきましては、〇月〇日の午前中までに、お返事をいただけますと幸いです。
何卒宜しくお願い致します。

お願いメール例文!上司に面倒なことを依頼する場合

上司の時間をいただく、手間がかかることをお願いするポイント

  1. 上司の時間をわざわざ使っていただくということを念頭に「丁寧な言葉」で内容をわかりやすく簡潔に伝えること。
  2. 上司の都合にも配慮したスケジュールや返信期限を記す。一方的なお願いになっていないか注意しよう。

【例文】

件名:【ご依頼】新入社員研修講師について

〇〇部長
お疲れ様です。○○部の○○です。
ご多忙のなか大変恐縮ですが、〇〇の件についてご相談させて頂きたくご連絡を差し上げました。日頃より○○部長の研修会では興味深い内容が多く、毎回、新しい発見があり、多くのことを学ばせていただいております。
そこで、是非〇月〇日からスタートする新入社員研修にて、○○部長に講師として登壇して頂きたくご依頼申し上げます。

【新入社員研修・候補日時】

  • 〇月〇日(月)10:00~12:00
  • 〇月〇日(火)13:00~15:00
  • 〇月〇日(水)13:00~15:00
  • 〇月〇日(金)15:00~17:00

場所:~

以上の日程で検討しておりますが、〇〇部長のご都合の宜しい時間をお聞かせいただけますでしょうか。
誠に勝手を申しますが、〇月〇日までにご検討をいただけますと幸いです。
何卒宜しくお願い致します。

お願いメール例文!上司に業務時間外に対応をしてもらう場合

上司に時間外対応を依頼!?無理なお願いをするときのポイント

①「どうしてもその人に頼みたい!」という気持ちを強調する。

誰でもいい仕事なら他の人に頼んでほしい・・・と思いますよね。「自分じゃないとダメな仕事だ!」、信頼されていると感じて引き受けてもらえるように伝えよう。

②仕事内容や条件をしっかり伝える。

「無理なお願い」というのは、時間に余裕がなかったり、不利な条件のもと作業を進めなければいけない場合も多いです。

引き受けてもらえなくなるかも・・・と不利な条件を隠すよりも、正直にしっかり伝えた上で引き受けてもらうことが大切。

隠しておくほうがトラブルのもと!

③相手の立場を思いやる気持ちを忘れずに!

「無理なお願い」を今回、引き受けていただいたなら、逆に相手のピンチには誰よりも早くヘルプに入ろう!!

【例文】

件名:【〇月〇日〇時~アポイント】○○ご対応のお伺い

〇〇部長
お疲れ様です。○○部の○○です。
お忙しいところ誠に恐縮ですが、○○部長にお願いしたいという意見が多く無理を承知でご連絡させて頂きました。
先日、ご対応させていただきました○○様よりお叱りの電話を頂戴しました。
チームを代表して私が〇〇様宅まで謝罪に伺う予定です。
その際に○○部長にも同行していただけますでしょうか。

【訪問日】

  • 〇月〇日(月)22:00~
  • 〇〇様宅 (※〇〇県○○市○○町)

○○様がご在宅でいらっしゃる時間は午後21時30分以降とのことでございます。
就業時間外のご対応をお願いすることになり、
誠に申し訳ございませんが、○○部長のお力添えをいただけますと幸いです。

因みに〇〇様は医療従事者でいらっしゃるため、薬剤に関してもお詳しい方だと伺っております。
つきましては、○○部長の豊富な経験と知識をもって、ご説明をしていただけますと○○様にもご納得いただけるのではないかと存じます。
何卒宜しくお願い申し上げます。

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