お金を友達や知り合いに貸した経験ありますか?きちんと返済してくれればいいのですが、そうでない場合貸した方はどうすればいいのでしょうか?
お金の貸し借りは昔からトラブルがつきものなんです。
借りた人より貸した人が気を遣い、返済をしてくれない友達に文句が言えない、その挙句、友達関係まで崩壊してしまうことってよくあるんですよ。親兄弟でもしかりです。
では良い関係を崩さないで、お金の催促をする方法なんてあるのでしょうか?
今回はこの点について見て行きましょう。何か参考になるといいですね!!
貸したお金を返してもらうには?
まずはメールなら相手の顔を見なくてすむので手軽ですね。電話もいいでしょう。
直接会って話をしたいというなら、もちろんいいのですが、話を切り出すタイミングが問題です。
ポイントは感情的に話さない、柔らかい文章を心がけることが大切です。いきなり厳しい督促をするような文章や会話をしてしまうのは、相手を追い詰めて、逆に開き直られることだってあります。
例えば、一度メールで連絡をしても返信がこない場合は、「先日のメール届いていますでしょうか?もし届いていなければ申し訳ないのですが。。。」と一呼吸置いて、前回送ったメールと同じような文章をメールにしたためます。
あくまでも相手の気分を害さないことが大切です。柔らかい言葉はメールや会話の中でも活用できますよね。
相手に応じて使い分けをしよう
貸した相手が誰かによっても催促をする言い方を変える方がいいでしょう。
親しい友達、職場の同僚、上司などお世話になった人などは特に遠回しに言う方が嫌なイメージを相手に与えないでしょう。
親しい友達なら、「この間貸したお金そろそろ返してもらえないかな?」とストレートに言ってみるのもいいかもしれません。
それほど親しくない人に対しては、「今月予定外の出費があって、厳しいのですが、先日お貸ししたお金一部でもいいので返済してもらうと助かるのですが。。。」このように柔らかい言い方なら関係がおかしくなることもないでしょう。
会社の同僚なら、給料日に「この間のお金、幾らでもいいので返してくれないかな?」会社の人なら給料日がわかっているのでそのタイミングで返済の話をしてみましょう。
あまりないでしょうが、会社の上司の場合は、「課長、今月ピンチなんです。すみません、この間のお金、なんとかならないでしょうか?」表情も幾分苦しげに提案してみるのです。
会社の上司となれば、部下から借金して滞っているのは立場上、問題ですから、きっと何とかしてくれるでしょう。
それでも返してくれない場合は
メールや会うこともままならない場合はどうすればいいのでしょうか?
残念ながらここまで来ても返済がないなら、弁護士に相談するなりして、書面での督促、さらには裁判所に訴え出るしかないでしょう。
書面での督促には、自分の名前、相手の名前、請求日、債権金額、借入日、支払期限、振込先などを明記します。
郵送する際は、配達証明付きの内容証明郵便にします。これはどう言った内容の文章を誰宛に郵送したのかを証明するものとなるからです。
それでも相手が無視し続けるなら、回答期限を明示して、それにも応じない場合は法的手段に出る旨、書き添えます。
法的手段
督促状にも応じない場合は、簡易裁判所で民事調停もしくは仮差押えなどの手段に打って出ます。
もちろん裁判所まで利用するなら時間もお金もかかりますが、きっちり返済してもらう有効な手立てが他にないのなら仕方ありません。
ここまでくれば信頼関係は崩れ、元のような付き合いはできなくなります。そうならないように誠意をもって相手に返済を促すようにしましょう。
相手の逆ギレ
お金を返してくれるようお願いするのは気を遣いますし、ストレスです。なぜ貸した方が下手に出なくてならないのでしょうか?
借りる方はお金に困っている時は必死です。貸してくれるあなたを神様のように崇めるのです。でも返済を催促すると、豹変する人もいます。
そう言う人は無視すればしのげるとでも思っているのか、裁判になる段階になってようやく反応して来るのです。時すでに遅しですが。
まとめ
いかがでしたか?お金の貸し借りはできればしない方が良いですね。それでも貸すのなら、あげるくらいの覚悟があった方がいいのかもしれません。
柔らかい言葉で催促をする2.相手に応じた言葉の使い分け
相手によって言葉を使い分ける3. それでも返済しない場合
内容証明郵便で督促して、相手の様子を見る
4. 最終手段
法的手段に出る
元銀行員が友人にお金を貸す時に注意すること!金銭トラブルは避けよう!
私の経験からして、お金を借りる人は一度ですむ人は少ないと思います。例えば、最初は1万円くらい借りたらすぐ返す、次に3万円、5万円と言った具合です。
返済ができる相手だと思えば多少金額が大きくても融通してしまうものなんです。でもそのうち、滞り始めるのが特徴です。
貸す方も人間関係を大事にしたいのなら心を鬼にして貸さないのも優しさです。裁判沙汰になれば、もう相手との人間関係は元に戻りません。
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