皆さんは毎年お盆休みにはお墓参りはしていますか。お盆のお墓参りといえば、日本の伝統的な文化ですよね。
私も物心ついた頃から、お盆休みになると田舎の祖母の家に行き、お墓参りをした記憶があります。しかし今、お盆休みにお墓参りをしない人も増えているんです。
毎年お盆に意識してお墓参りをしている人からしたら「なんて罰当たりな。」と思われるかもしれませんが、ライフスタイルが多様化している中で、お墓との関わり方や先祖供養への考え方も変わっているのかもしれませんね。
今回は、お盆にお墓参りはしなくてもいいのかという疑問とともに、お盆のお墓参りとはどんな意味があるかなどをご紹介します。
お盆のお墓参り、毎年しなくてはいけないのか
ズバリ言ってしまうと、答えはNOです。
というのも、特に法律でやらなくてはいけないと決められているわけではありませんし、やらなくても罰則があるわけでもありません。そもそもお墓参り自体、一年のうちに何回行こうが、いつ行こうが本人の気持ち次第なのです。
ではなんでお盆にお墓参りする習慣が、日本には根付いているのでしょうか。皆さんはお盆のお墓参りについて、誰かに聞いたこと、教えてもらったことはありますか。
知っているようで知らないお盆のお墓参りについてこの後みていきたいと思います。
お盆のお墓参りについて、どれくらい知ってるのか
皆さんは、お盆のお墓参りについて誰かにきちんと教えてもらったことはありますか。
私は小さい頃から、何となくお盆には田舎に帰りお墓参りをする、という習慣はありましたが、それだけで特に何かを教えてもらった記憶はありません。
お墓参りをした時は、何となくお墓の前で手を合わせて日々の感謝と現状報告をしていましたが、連れられて行っただけで、自分から意識して行ったことは一度もありません。働きだし一人暮らしが始まってからは、ほとんどお墓参りはできていませんでした。
そんな私がお盆のお墓参りについて自分で意識したのは、結婚し主人の実家のお墓参りをする時でした。
お盆については地域によって時期や習慣が様々で、それを確認することが必要かと思います。しかしそれ以前に、お盆のお墓参りについてそれまであまりにも知識がなかったと、反省しました。
そして人により感じ方は様々だと思いますが、私がこれまで業務的に何となくやっていたことにこんな意味があったのか、毎年のこの習慣は先祖や故人を思ってこれまで代々やってきていることなんだ、そう考えると感慨深い気持ちになったものです。
もしかしたらそれは、私自身が結婚し子供もでき、親への感謝の気持ちが改めて感じられる日々を送っていることや、親から子へ、子から孫へと様々なことを受け継いでいくことの大切さを実感しているからかもしれません。
しかしお盆のお墓参りついては、するしないに関わらず日本の伝統的な習慣です。ですので昔の私のように特に興味がなかった人も、ぜひ知っておいてもらえればと思います。
なぜお盆にお墓参りするのか
お盆の期間は、地域によって異なりますが8月(もしくは7月)の13日から16日の4日間になります。この4日間は、先祖や亡くなった方が浄土(あの世)から戻ってくる期間と言われています。
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