11月のコロナ禍での挨拶文の例!ビジネスで使える!季語はどうする?

季節は秋と冬の境目、日ごとに寒さが身にしみる11月。

今ではマスクの着用、三密を避ける、手洗い、うがい、換気などもはや常識になっています。この時期になるとインフルエンザだけでなくコロナも心配なのでさらに注意が必要ですね。一種の風邪のウィルスとはいえ軽く見ず注意しながら共存するしかなさそうです。

ビジネスシーンにおいては年末を意識しはじめ慌ただしくなる時期でもあります。心が温まるような挨拶文でお相手に元気を与えてはいかがでしょうか。

今回はコロナ禍における挨拶文の例文をご紹介いたします。

コロナ禍での挨拶文をしっかり抑えていきましょう!

11月のコロナ禍での挨拶文の例!ビジネスシーンでも使える!

11月は年末を意識しはじめる慌ただしい季節となります。コロナ禍という状況も踏まえてできるだけ相手を励ます文言を入れていきましょう!

挨拶文の基本的な構成は以下のようになっています。

  • 前文(書き出しや季節の挨拶)
  • 主文(本文)
  • 末文(結び)

具体的な文例を見ていきましょう!

文例1

拝啓 晩秋の候、貴社におかれましてはコロナ禍であっても更に社業に邁進されておられることと存じます。

主文・・・

皆様が健やかにお過ごしになれますようお祈りいたします。

文例2

拝啓 初冬の候、貴社におかれましてはコロナ禍において大変なご苦労をされておられることと案じております。

主文・・・

寒くなるとインフルエンザにも気をつけないといけませんので一層、感染予防をされお過ごしください。

コロナ禍ではおおげさな表現は避けシンプルな挨拶文にしましょう!

11月のコロナ禍での挨拶文の結びの例!

先程の挨拶文の結びとは違う参考例をご紹介いたします。

  • 近頃は街の賑わいも戻ってきたようですが感染しないようくれぐれもお気をつけください。
  • コロナと共存する生活に慣れてきましたが、くれぐれもお体を大切になさてください。

別の言い方もご紹介いたします。実際に使ってみましょう!

  • 感染の不安があると存じますが、くれぐれもご自愛ください。
  • このような状況ではありますが、貴社の皆さまのご健康と益々のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。

結びには相手を気遣う言葉を入れて締めくくりましょう。

11月の季語は?そもそも季語とは?

季節ごとの挨拶は日本独特の文化です。

季語を使えるとグッと印象がアップします。ビジネスシーンで使えるようにしましょう!

11月の季語をご紹介いたします。

時 候
初冬、神無月、立冬、水始めて氷る、小春、冬浅し、冬めく
天 文
凩、星の入東風、神渡し、初時雨、時雨、初霜
生 活
後の更衣、冬構、北窓塞ぐ、目貼、霜除、風除、炉開、塗炉縁、敷松葉、口切、蕎麦刈、大根引、大根干す、切干、蕪引、干菜、蓮根掘る、麦蒔、牡丹焚火、棕櫚剥ぐ、馬下げる、注連作、木の葉髪、年貢納
行 事
氷魚の使、孟冬の旬、炉炭を進る、神農祭射場始、新嘗祭、明治神宮祭、鎮魂祭、勤労感謝の日、九州場所、亥の子、十日夜、案山子揚、杜氏来る、下元、七五三、神の旅、神在祭、神迎え、恵比寿講、厳島鎮座祭、御火焚、鞴祭、山の神祭、酉の市、出雲大社新嘗祭
動 物
穴に入る、落鱸、柳葉魚、霜降かます、蟷螂枯る、綿虫、冬の虫、冬の蝗
植 物
帰り花、山茶花、八手の花、柊の花、茶の花、冬紅葉、紅葉散る、落葉松散る、朴落葉、銀杏落葉、冬葵、紫甘藍、山牛蒡、寒竹の子、麦の芽、石蕗の花、寒葵、寒蘭、雪割茸

などなど…。

そもそも季語とは、季節を表す言葉のことです。季節の挨拶状には頭語と結語は使いません。

例えば、年賀状の「謹賀新年」、暑中見舞いの「暑中お見舞い申し上げます」などの文言自体が頭語の役目を果たすため不要となります。

また、一般的な挨拶文の書きはじめの頭語は「拝啓」結語は「敬具」、お客様や目上の方に対しての頭語は「謹啓」結語は「謹言」を使います。

また、拝啓の次に必ず1文字あけてから時候・季節の挨拶を書きましょう。

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