長い夏休みが終わると、また仕事が始まりますね。仕事が辛いな、仕事を辞めたいな、仕事から逃げ出したいなと思いませんか。
夏休み明けの仕事はどうして辛いのでしょう。まずは、夏休み明けの仕事が辛いと思う理由をわたしなりに書き出してみました。
仕事のリズムを思い出すのに時間がかかるので辛い
上司が怖くて辛い
仕事がつまらなくて辛い
職場に向かうことが辛い
思いついたのは5個でした。
あなたも辛いと思っている理由を具体的に書き出してみてください。
わたしも、辛いことを具体的にしてやると、漠然とした不安感に襲われているよりスッキリとした気分になりました。ぼんやりと辛い状態から「○○が辛い」というように、辛い理由がはっきりわかると解消方法が探しやすくなります。
休みの間に仕事が溜まっていて辛いと思うなら
「休み明けに仕事が溜まっていて辛い」「仕事のリズムを思い出すのに時間がかかるので辛い」というような言葉で検索してみると、意外と愚痴などがヒットしました。実はみんな同じように思っているのですね。
いきなり仕事モードにうまく切り替えられる人は、そう多くはないようです。ちょっと自分自身へのハードルを下げてみることにします。
いきなりハードな仕事に取りかかるのではなく、徐々に仕事モードに切り替える方法として、軽めのタスクから取りかかることにします。
しかし、きちんとタスクの管理ができていないと、どのタスクから取りかかればいいかがわからなくなります。日頃からタスク管理をきっちりすることにしました。そうすることで今後の休み明けも辛くなくなります。
タスクの管理方法
休み明けに仕事が溜まっていても、タスク管理をしておけば取りかかるべき仕事がわかり、辛くならずにすみます。
それではタスクの管理方法をご紹介します。
2. 書き出して視覚化することで全体を把握する。
3. タスクをグループごとに整理していく。
4. 締め切り日や緊急性などで優先順位をつける。
5. 優先順位の高いものから並べていく。
6. 数分でできる短時間のタスクはそれでまとめる。
7. 各タスクの合間や、休み時間まで間もないときなどに短時間のタスクをこなす。
8. 中長期的なタスクは、カレンダーなどに記述し、まとめて把握できるようにしておく。
このようにまとめると、忘れていたタスクなどが無くなり、要領よくこなしていけます。
新規のタスクが入ってきたら、優先順位を並べ替えればよいだけですし、スケジュール的に無理な仕事は断るなどもできます。
上司が怖くて辛いと思うなら
夏休みが明けて辛いのは、上司や先輩に怒られるのが怖いからです。もしかしてそれはパワハラを受けているのかもしれません。
パワハラ(パワーハラスメント)については厚生労働省が詳しく定義づけし、パワハラの典型例として6つに分け整理しています。
職場のパワーハラスメントの定義
職場のパワーハラスメントとは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義をしました。
この定義においては、
上司から部下に対するものに限られず、職務上の地位や人間関係といった「職場内での優位性」を背景にする行為が該当すること
業務上必要な指示や注意・指導が行われている場合には該当せず、「業務の適正な範囲」を超える行為が該当すること
を明確にしています。
職場のパワーハラスメントの6類型
上記で定義した、職場のパワーハラスメントについて、裁判例や個別労働関係紛争処理事案に基づき、次の6類型を典型例として整理しました。
なお、これらは職場のパワーハラスメントに当たりうる行為のすべてについて、網羅するものではないことに留意する必要があります。
暴行・傷害
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言
隔離・仲間外し・無視
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
私的なことに過度に立ち入ること
引用:厚生労働省 職場のパワーハラスメントについて
サイト:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000126546.html
もし、受けている行為がパワハラであったなら、まずは次のことに取り組みます。
パワハラをされた場合は、いつ・どこで・誰が・何を・何のためにしたのかを、メモや録音で記録しておきます。事実確認が必要になったときに有効になります。
同僚やさらに上役などに相談してみます。まわりの協力が得られれば、パワハラを行う本人に気づかせて、行為をやめさせることができるかもしれません。
人事部や社内に相談窓口があればそこに相談します。
社内に相談窓口がない、社内では相談しにくいなどの場合は、外部の相談窓口に相談できます。
パワハラの外部相談窓口を2つご紹介
パワハラ問題を相談できる、外部相談窓口を2つご紹介します。
みんなの人権110番
法務省が設置した無料の相談窓口です。パワハラだけでなく、差別などの人権問題について相談できます。話しを聞いてくれるのは、法務局職員または人権擁護委員の人たちで、もちろん秘密は厳守されます。
下記の番号に電話すれば、電話をかけた場所の最寄りの法務局・地方法務局に接続されます。またサイトからはインターネットによる相談も受け付けています。
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みんなの人権110番
電話番号:0570-003-110
受付時間:平日午前8時30分~午後5時15分
サイト:http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken20.html
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総合労働相談コーナー
厚生労働省が設置した無料の相談窓口です。各都道府県の労働局、全国の労働基準監督署内などに設置されています。パワハラだけでなく、解雇や配置転換などのあらゆる労働問題を対象としています。
専門の相談員が面談もしくは電話で相談を受け付けます。予約は不要で、秘密も厳守されます。ただし、公務員や教員からの相談は受付けていないのでご注意ください。
総合労働相談コーナーの所在地は、下記サイト内から検索してください。
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総合労働相談コーナー
サイト:https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html(厚生労働省・総合労働相談コーナーのご案内)
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そもそも仕事がつまらなくて辛いと思うなら
夏休明けに辛いというよりは、そもそも仕事がつまらなくて辛いなら、その仕事が合っていないのかもしれません。社内異動の申請や、転職を考えてみます。
しかし、やみくもに転職しても同じことを繰り返すだけになってしまうかもしれません。まずは自分に合う仕事、やりがいを感じる仕事を確認してみたいと思います。
わたしが今の仕事が辛いと思う理由、辛い仕事の内容を、具体的に書き出してみます。
接客が辛い
ずっと立ちっぱなしが辛い
1人でパソコンに向き合っているのが辛い
電話がかかってくるのが怖くて辛い
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