夏休み後半になると宿題が終わらないと嘆く生徒が多いのはなぜでしょうか?もちろん学校は無理な量の宿題は出していません。中には計画を立てていても終わらない生徒もいます。
夏休みの宿題は溜めてしまうと最後の最後で地獄を見ることになります。今回は夏休みの宿題が終わらない理由と解決方法を考えてみましょう。生徒も親御さんもぜひ参考にしてみて下さい。
夏休みの始まりがポイント
どうしても家で過ごす時間が多い夏休みは、休みに突入した途端に生活リズムが狂って、だらけてしまいます。
長い休みに浮かれてダラダラ過ごす生徒が多いのです。
一方で計画を立てたことに安堵して、宿題をやらないで過ごす生徒もいます。
私も休みに入った数日間は朝寝坊して、怠惰な生活を送ったことがあります。結局一日ボーっと過ごして全く宿題に手を付けない状態でまずいと思い焦った記憶があります。
夏休みの宿題終わらない理由その1:宿題で大きな課題を始めから先送りにする。
夏休みの宿題で大きな課題と言えば、読書感想・工作・観察・自由研究など。こうした課題にはある程度時間がかかります。これを計画性も無く後回しにすると間に合わなくなる危険があります。
楽なことを先に済ませてから苦になることを果たしてするでしょうか?自力で解決できない問題もあります。そした壁にぶつかるたびに、やる気は失せて行くのです。
夏休みの宿題終わらない理由その2:好きな科目だけ一生懸命する。
宿題は苦手科目も含めてまんべんなく出されます。意識して苦手な科目も手を付けないと、やる気もなくなります。これは誰しも陥ることです。
私も得意な勉強は何時間でも続けられますが、苦手な科目は30分で疲れました。しかし、夏休みの宿題が終わらない人ほど、苦手な科目だけ残しているものなのです。
夏休みの宿題終わらない理由その3:自分の見通しと、実際に出された課題の作業量にギャップがある。
当初の見込みと現実に開きがあるのは、課題のテーマとその作業にかかる時間の見通しが甘いからです。
どうしても休みが長いので計画も緩めになりがちです。しかも見直しもしない。計画を立ててもそれだけで満足してしまうからです。進捗管理ができない人は要注意です。
夏休みの宿題終わらない理由その4:集中力が続かない。
家にいて勉強する場合、机の周りや部屋の中に気が散るものは置かない事です。
例えばスマホは、LINEやメールが届けば気になり見たくなります。テレビやゲーム、漫画もそうです。自らの意志でそれらを遠ざけることができなければいつまでたっても宿題は終わりません。
また、ながら勉強は身に付きません。私もそうでしたが音楽を聴きながら勉強しても知っている音楽などが流れ出すと意識が音楽に行ってしまいます。結局、勉強は頭に入ってきませんでした。
夏休みの宿題終わらない理由その5:息抜きが下手
メリハリがないことも宿題が終わらない理由の一つです。遊びと勉強する時間の配分ができないと結局、どちらも中途半端に終わります。
宿題を終わらせたら、遊ぶとかスポーツ、ゲーム、テレビ、映画、旅行など何か自分へのご褒美を用意できるかどうも大切です。
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