お子さんが小学生になって初めて迎える夏休み。学校に入って絵を描く宿題があるお子さんもいるでしょう。絵日記・植物の観察日記・夏休みの思い出の絵などテーマはいくつかあります。
子供も親も初めての夏休みの宿題は大変なんです。特に子供の目線で絵を描かせるにはどうすれば良いのか親も悩む問題です。
今回は夏休みの思い出の絵をテーマに親がどうやって子供の絵の宿題に接したら良いのかについてアドバイスしていきます。特にテーマが決まらないお子さんをお持ちの親には必見です。
たわいもないおしゃべりから
絵を描くとなると堅苦しくなりますから、先ずはおしゃべりから始めましょう。子供が興味を持ちそうなお話をしてあげるのです。親も予めいくつかテーマを用意しておきましょう。
例えば、花火を見に行った時なら、
「うん、綺麗だったね」
「どんな打ち上げ花火が良かった?」
「一番高くまで上がって、大きく花びらにように広がったのが綺麗だった」
子供はこうした話をするうちに色や形まで思い出します。場合によっては匂いも。そうすれば絵のテーマは次第に固まって行くのです。
感情を呼び起こす
親も子供とイベントに参加した時は、単に親が楽しむだけでなく、子供の表情や目を覚えておきます。テーマが決まらない時は、色々な子供の表情や目が輝いていたシーンを想い出して、話をしてみるのです。
ワクワクした、ドキドキしたなど子供がその時感じた気持ちを想い起こさせるのです。会話から思い出した色々な光景やその時の感情が子供の想像を大きく育てるものなのです。
私も、子供と夏休みを初めて過ごした時はいつも書いている日記に、その時の状況や子供が発した言葉、表情など簡単に書いたりして、絵の宿題のヒントになったのを覚えています。
色鉛筆やクレヨン、絵の具の色をたくさん揃える
夏休みの絵のテーマが決まったら、題材に合わせて色を選びます。その時には、色鉛筆やクレヨン、絵の具の色はできる限り多い方がいいでしょう。せめて16色程度あればいいですね。
子供は色を見て好奇心から様々な想像を働かせます。試しにいくつか子供の前で使って見せるのもいいですね。色を混ぜたり、濃淡をつけることで見栄えも違うことを子供ながらに理解ができるかもしれません。
私も子供と思って軽く考えていたのですが、色遊びに興味を持って、この色とあの色を混ぜるとどんな色になるんだろうと興味津々だった様子が思い出されます。
例えば、赤と青を混ぜて紫を作るなど、案外大人でさえ知らないことも多いですよ。最初から紫を使えばすむことですが、混ぜることで何色ができるかが子供の想像力を駆り立てるのです。
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