夏休みは、学校に行く必要がないため子供たちは楽しみでしょうがないかと思いますが、親にとっては大変な期間ですよね。
学童に普段から通っている場合は問題ないかもしれませんが、学童に行っていなかったり学童が近くにない場合も多いのではないでしょうか。
特に共働きの家庭が増えている今、子供だけでのお留守番が必要となることも多いようです。特に夏休みは、1日中お留守番をお願いすることもあるかと思います。
我が子は心配ですが、なかなか仕事を休む訳にもいかないですよね。そこで今回は、子供だけでも安心してお留守番が出来る方法をご紹介致します。
何歳からお留守番できる?
小学4年生以上になると、比較的安心してお留守番を任せられるようになるようです。これは小学校3年生までは学童に通っている子供も多いことが関係しているようです。
ただ、子供の成長によって異なりますし、住んでいる環境などによっても異なります。祖父母が近くに住んでいる場合は1人でお留守番の必要がないでしょうし、兄弟がいたりお友達が近くに住んでいたりする場合は低学年でもお留守番できることもあるでしょう。
つまり、一概に何歳からお留守番できるかと決めることはできません。ただ、1つ言えることは、いきなりお留守番を任せるのではなく、徐々にお留守番を慣れさせることが大切です。
普段の買い物の際に20〜30分お留守番をさせてみる。ことを繰り返し、問題なければ時間を伸ばしてみることが大切です。短い時間は大丈夫であっても、長時間になると子供は不安になったり、思いがけない行動をとってしまう可能性も出てきます。
夏休みに入る前に、普段の生活から少しずつお留守番に慣れてもらうよう心掛けましょう。
お留守番で注意すること
子供だけでお留守番をしてもらう上で、子供任せにしてしまうと思いもしないことが起こる危険性があります。
家が散らかってしまったくらいであればいいのですが、大怪我をしたり、火事になったり、知らない人を家に入れてしまい事件になってしまうなど子供の命に関わる危険性が潜んでいます。
そのため、お留守番をする上で、子供と約束事を決めておく必要があります。
火の取り扱いについて
子供だけで火を使うのは火傷したり、火事につながる可能性があるので心配ですよね。その為、子供だけでは火を使わないように約束しておく必要があります。
コンロには近づかないことはもちろん、ライターやマッチなどは子供の目に触れない場所に保管しておきましょう。
夏休みのお留守番になると長時間になりますので、お昼ご飯も1人で食べる必要があります。コンロを使う必要がないものを準備してあげましょう。
お弁当を作ってあげるのが一番ではありますが、毎日は大変ですよね。そんな時にオススメなのが、おかずとご飯がセットになっている冷凍食品です。電子レンジで温めるだけでいいのです。
様々な種類がありますので、飽きることもないでしょう。電子レンジの使い方を教えておけば子供でも使えるようになります。注意点としてアルミホイルなど温めできないものを教えておくこと、取り出す時に熱いのでタオルなどを使用するなど決めておくといいでしょう。
来客が来た時について
インターホンが鳴り、来客が来た時の対応について事前に決めておきましょう。多くの家庭では、お留守番の際は一切対応しないようです。
知らない人との接触を避けるためにも対応しない方法が一番安心ですよね。ですが、「宅配業者や知り合いであればインターホンで確認し対応する」といったように家庭ごとにルールを決めるといいでしょう。
子供の成長に合わせて、ルールを変えることも必要かと思います。
電話がかかってきた時について
留守番中に家に電話がかかってくることもあるでしょう。最も安全なのは電話に出ないことです。電話に出てしまうと大人がいないことが分かられてしまう危険性があるからです。
ただ、電話には出ないと決めてしまうと、親からの電話にも一切でない可能性があります。今では、かかってくる電話の番号が表示されたり、登録しておけば「ママ」などの表示がされます。
「ママ」や「パパ」などが表示されたら電話に出るように約束するなど、ルールを子供に伝えておく必要があります。
外に遊びに行く際について
子供もたまには外で友達と遊んだりしたいと思いますので、外に遊びにいくことがあるかと思います。お留守番の間に外に出る場合の約束事を決めておく必要があります。
鍵を持ち歩くと、落としてしまう可能性や、お留守番をしていることが分かられ狙われてしまう可能性があります。ですので、鍵の保管場所を決めるべきでしょう。暗証番号で開けることが出来るものなどがあると安心かもしれません。
また、時間を忘れて遊んで帰りが遅くならないよう、帰宅する時間を決めておいたり、行動の範囲を決めておくなど様々な約束事をしておくべきでしょう。
小学生の夏休みに大切な安心できるお留守番をする方法まとめ!
2.お留守番で注意することを考える
①火の取り扱いについて
②来客が来たときについて
③電話がかかってきたときについて
④外に遊びに行く際について
いかがでしたか。子供にお留守番をさせることは、目の届かない所で何かが起きてしまう危険性が潜んでいます。その為、注意するべきポイントをしっかり押さえておくことが大切です。
お留守番が出来るようになっても、一人の時間が長くなってしまうと子供は寂しい思いをすることになりますので、出来るだけ早く帰って、子供との時間を大切にしてあげて下さい。
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