夏休みの工作で女の子小4に人気No.1の手作り和紙の作り方を解説するよ!

夏休みになると小学生の自由研究ではポピュラーな貯金箱や工作キットを買ってきたりしますよね。特に小学校4年生辺りからは全て手作りにこだわる女の子もいます。

私が子供の頃はキットがなかったので、家にある材料を使って工作をよく作りました。子供も工作キットではなく、牛乳パックやびん、ペットボトルなどを再利用して作品を作っていますよ。

自分で考えたりアレンジしたりして工夫ができるのが自由研究の醍醐味です。今回は我が家で作った工作の中でおすすめな、手すきのはがきを紹介いたします。

是非、参考にしてみて下さい。小学校4年生の課題としてはぴったりだと思いますよ。

手すきはがき

材料・・・
牛乳パック(1000ml)2個
紙すきセット(型枠と金網のセットが売られています)
ミキサー(なければペットボトルで代用、手でシェイク)
アイロン

※紙すき道具は100円ショップなどで販売されている木枠を使います。二つの木枠の間に金属製の網を挟んだものを用意します。

※一本の牛乳パックをカットして4面に切り分けるようにします。注ぎ口と底の部分は捨てても構いません。

ポイント
①いらなくなった牛乳パックをパルプに戻して、手すきはがきを作ります。
木枠と網は手でしっかり押さえて原料の中に入れて、そのまま持ち上げる感じです。②持ち上げたら素早く前後左右に細かく揺することで、ムラのない綺麗な紙ができます。
私の子供は最初のうちは、細かく揺らすのが苦手で均一になりませんでした。でもコツを掴めば意外と簡単ですよ。

ちなみに、牛乳パック以外にもティッシュペーパーやトイレットペーパーでも同様にして作ることができます

手すきの紙づくりは、水槽の中で薄めた原料から1枚ずつ手で掬って乾燥させます。水槽の中では原料繊維が絡み合うことで、風合いのある紙になります。

作り方
1. 牛乳パックは水洗いして、はさみで切り開きます
2. 2〜3日水にひたし、紙パックの表面及び裏面のポリエチレンを剥がします
3. 剥がし終えたら牛乳パックを細かくちぎります
4. ミキサーを用意して、ちぎった紙と約2/3ほど水を加えます
5. 約1分程度ミキサーを少しずつ回しながら、ドロドロの状態にして行きます
6. 水をはった容器にミキサーで溶かした紙を移します
7. すき型枠に流し込みます
8. 平らな板などの上に置いて、枠組みから外します
裏返して金網を外します
9. タオルやキッチンペーパーで水気を取ります
10. アイロンでよく乾燥させます
アイロンを使えば凸凹や細かなシワも伸ばせます

※素早く乾燥させたい場合は、不織布の上からアイロンを当てます。

全体に白っぽくなればいたから剥がれやすくなります。急ぎでない場合は、風通しの良い場所に置いて自然乾燥でも大丈夫です。

ワンポイントアドバイス

木枠がない場合は、お豆腐のパックで代用できます。お豆腐のパックの底には画鋲で穴を開けて水気が取れるようにしておくのがポイントです。

豆腐パックの場合
1. お豆腐のパックを使う時は、お豆腐のパックの底にキッチンの排水口用ネットを敷いて、底の形に合うようにネットをカットします
2. その上からパルプと水をゆっくり注ぎます
3. さらにその上にもう一枚の排水用ネット→豆腐の容器の順で重ねて水をきります
4. 容器から紙をネットごと取り出し、タオルで包んで水気を取り乾かします
5. 最後はアイロンで完全に水気を取ると出来上がりです

手すきのはがき作りは、家にあるもので代用すれば簡単に作れるのも嬉しいですね。例えば私の家では木枠の代わりに、使わなくなった写真立ての木枠を使いました。こちらでもちゃんと作れますよ。

手すきの紙作りは、お子さんと相談しながら作れるので結構ハマってしまいますよ。

アイデア編

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