「もうそちらには帰りません」とだけ伝えると、角が立つのは間違いありません。どのような理由を伝えるかはあなた次第ですが、言い方によっては「私たちのことが嫌いなのかな?距離を置きたいと考えているのかな?」と受け取られかねないからです。
そのため、フォロー案を必ず出しましょう。例えば以下の案です。
夏休みも年末年始も帰省している場合はどちらかにするように話を持っていきましょう。年末年始休暇は短いため滞在日数を減らす理由が作りやすいです。・帰省しない代わりに一緒に旅行や遊びに行くことを提案する
義父母は嫌ではないけれど、家だと気を遣うという人にはおすすめです。・誕生日にプレゼントを送ることを伝える
帰省しない代わりに毎年ペア旅行券を義父母に送っているという知人がいました。
・テレビ電話で子どもと会話する機会を増やす
結果、子どもの成長を頻繁に見られるようになったため帰省より喜ばれたという声もあります。
「何故帰ってこないのか?」と怒られた後や「お願い、帰ってきて」と懇願された後だとフォロー案もこじつけ感が出てしまうので、フォロー案は間髪入れずに伝えましょう。実は義父母も帰省のたびに気を遣って疲れている可能性もあるので、フォロー案の方が喜ばれることもあります!
フォロー案の一つとして参考にしてください。
▼はじめての『まごチャンネル』(Kagawa)
子どもたちが義実家へ行きたがっている!どう説明をする?
これで義実家に伝える準備はできました。しかし、子どもが毎年義実家に帰るのを楽しみにしている場合は子どもにどう説明するかが最後の課題になります。
子どもに伝える理由は義父母に伝える理由と同じ内容を伝えましょう。違うことを言うと、義父母と子どもで会話をしたとき「あれ?話が合わない?」となりお互いから不信感を抱かれてしまうからです。また、義父母が本当の理由を探るため子どもに連絡を入れることも考えられるため、理由は一貫しておきましょう。
そして子どもが楽しみにしている場合は、義実家に帰らない代わりに違うところに連れていくことや違う楽しみを提案します。単純に夏休みの楽しみを奪われただけでは、子どもが不満を持ってしまうからです。
例えば、旅行に連れて行くであったりキャンプやバーベキューなどといった経験をさせてあげるといいでしょう。
私は子どもの頃、母が義実家と距離を置くようになり毎年行っていた義実家が所有している別荘地に行かなくなり少し淋しい思いをしたことがありました。
しかし、父が大きい車に買い替え毎年キャンプに連れて行ってくれるようになり徐々に「夏休みはキャンプに行くもの」というイメージが定着しました。私も小さいながらに義実家では気を遣ってしまう方だったので結果、両親と兄弟だけでキャンプに行った方が楽しかったです。
全ての子どもが私と同じように捉えるとは限りませんが、新しい思い出を提供できれば子どもにとってもプラスとなる可能性もあります。
まとめ
これまでの内容をまとめます。
2.帰らない理由は義実家の立地や金銭事情、子どもの経験といった内容を挙げる
3.帰らない代わりにフォロー案を提示する
4.子どもが帰省を楽しみにしている場合は新たな代替案を提示する
夏休みは本来楽しいものです。ママだけが辛い思いをしないように家族で幸せになれるよう勇気を出して「帰らない」という決断も大切です。
今年は家族で良い夏休みが過ごせるよう応援しています!
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