年末年始は実家に帰ったり旅行に行ったりしますよね。
朝日が昇るところを見ながら朝市に向かう、というのは風情がありませんか?
この記事では、神子田(みこだ)朝市という岩手県で行われている朝市を紹介しております。
ひっつみという郷土料理や、四季折々の特産品を楽しむことができます。
神子田朝市はなんと年315日開催されており、一年に300日以上朝市が開催されているのはここだけです!
今年の年末旅行に岩手県はいかがでしょうか?
今回の記事では、年末年始の神子田朝市について詳しく説明していこうと思います。
神子田朝市の年末年始の営業時間は?
神子田朝市は通常、定休日の月曜日を除いた週6日間、朝5時から8時半まで開催されています。
また、5月から12月の間のみ、月曜日が祝日または振替休日の場合は月曜日も開催されています。
年末年始も営業時間は変わりません。
しかし、6時頃にはだんだんと店じまいが始まるので、できるだけ早めの来場をお勧めします。
神子田朝市とは?
神子田朝市ができたのは、旧都南村津志田に「盛岡中央卸売市場」が開設されたことがきっかけです。
中央卸売市場ができたことで、近郊の直売所が立ち退きを迫られたのです。
直売所がなくなってしまう!ということで、生産農家の方々や地元の方々の協力のもと生産農家主体の「盛岡地区生産者立売組合」が結成されました。
そして昭和43年の11月に、新たな場所で朝市が始まったのです。
とても歴史がある朝市です。
普段どのくらいの方が神子田朝市に来るのか気になると思います。
地元の人がほとんどですが、来場人数は非常に多いです。
週末となるとさらに混みあいます。
駐車場が満車になることも珍しくないです。
ゆっくり見て回りたい方は平日の、早めの時間からの来場をおすすめします。
地元の方にとって、神子田朝市とは気軽に行ける産直です。
売られている野菜のお値段もスーパーなどで買うよりも安いので、朝市で食材を買い込み、その日の料理に使うことが多いです。
立ち寄った際に新鮮な食材を買い、地元のとれたての野菜を使った料理を食べるなんていかがですか?
神子田朝市といえばひっつみ!
ひっつみ、という名前はあまり聞き覚えがないと思います。
岩手県で広く親しまれている汁物の郷土料理です。
岩手県の郷土料理『ひっつみ』に、岩手県八幡平市の日本酒『鷲の尾 北窓三友』。
やばい!これはあかん!
最強の組み合わせや! pic.twitter.com/lvBFtqq91D— P.G.@長崎 (@PGNagasaki) November 3, 2019
小麦粉を練って固めたものをひっつまんで、汁に投げ入れて作られたことからひっつみと呼ばれております。
食感は厚めの餃子の皮や、ワンタンなどに似ています。
その他の具材は家庭ごとに異なっており、様々な家庭の味が存在しています。
私は岩手県出身なのですが、私の家庭の鉄板ひっつみ具材はにんじん、ねぎ、しいたけでした。
他にはまいたけや油揚げなどを入れる家庭もあります。
作り方は難しくありません。
薄力粉200gに40度ほどのお湯を80mlを加え、耳たぶほどの柔らかさになるほどにこねて、ひっつまんで和風だしに加えます。
あとは好きな具材を加えて完成です!
わかりやすく動画で紹介されていますので、参考にしてください。
『ひっつみ汁』岩手県の郷土料理♪ | JAPANESE HITTSUMIZIRU Recipe
神子田朝市でもひっつみを販売しているお店があります。
特に冬だと、冷えた身体に和風だしが染み渡ります!
岩手県民はひっつみを味噌汁代わりに食べることが多いので、朝市で味噌汁を飲む感覚で楽しんでもらえたらなと思います。
神子田朝市の見どころ3選!
その1
なんといっても新鮮な野菜です!
この記事を読んでいるかたは年末年始の神子田朝市に興味があるのだと思いますが、冬といえば白菜やほうれんそうです!
鍋には鉄板の具材ですね。
人気の食材なので、早めに向かって購入するのがお勧めです。
その2
岩手県民としてきりせんしょは外せません。
こちらも岩手県の郷土料理なのですが、米粉の生地にくるみが入った餅菓子です。
岩手のお団子、きりせんしょ
中に黒蜜が入っていて、くるみがかかっています pic.twitter.com/mqQGZwbt57— しましまねこ (@WEHNvD660Oj9u1o) November 2, 2019
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