メキシコ死者の日に人気のメイクとやり方は?死者の日の飾りやマリーゴールドとの関係は?

死者の日 メイク

日本で言うところのお盆にあたるメキシコの行事として「死者の日」があり、死者の日ではメキシコ全土で盛大な祝祭が行われ、多くの方が盛り上がっています。

そんな盛り上がる要素のひとつとして多くの方が死者の日ならではのメイクをするというものがあり、死者の日のニュースで派手なメイクと衣装姿を見た方も多いのではないでしょうか。

ここではメキシコの盛大なお祭り「死者の日」について、どんなメイクが人気なのかはもちろん、死者の日の飾りやマリーゴールドとの関係についてもまとめています。

死者の日のメイクについてはもちろん、死者の日とはどんなイベントなのか、どういった楽しみ方があるかもまとめているのでぜひご確認ください!

メキシコ死者の日に人気のメイクとやり方は?

メキシコの死者の日での人気のメイクといえば骸骨で、これはかつて有名なイラストレーターが当時の階級社会を皮肉って書いた女性貴族の絵が元になっています。

メキシコでは花と骸骨をあわせたメイクが人気で定番となっていますが、写真を見るとどうやってこんなメイクをするんだろうと思ってしまうかもしれませんので、動画も参考にしてみましょう。

【ハロウィンメイク】派手に目立とう!カラフルな死者スカルメイク♪

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まずは骸骨メイクの特徴的な顔の白さを作るために顔を白く丁寧に塗っていき、ベビーパウダーや白のアイシャドーなどでムラを整えていきます。

次に目の周りを黒のドーランと細い筆を使ってパンダのように黒い円を描き、中を同じ黒で塗りつぶすようにしていきましょう(目に入らないようにご注意ください)。

次は鼻部分で、こちらも細い筆を使いながらスペードを描くイメージで黒く塗りますが、この際鼻のアウトラインなどに沿うように塗っていくときれいな仕上がりになります。

口はまず最初にぐっとラインを伸ばすように片方に書き、できるだけ対象になるように反対側も同じように書いてから唇を黒く塗っていきましょう。

伸ばしたライン上に縦線を3本くらい書いたらベースはOKで、額や頬など好みに合わせて花や太陽を書いていくため、まずは縁をとってイメージを固めていきましょう。

縁を取ったら花びらの中をお好みの色で塗っていきますが、あなたのオリジナリティを出していける部分なので頑張ってください。

後はどこまで凝るか、こだわって描いていくかのみで、自分が満足するまでメイクを続け、終わったら骸骨メイクの完成です!

そもそも死者の日とは?ドクロとマリーゴールドの関係は?

マリーゴールドと蝶

日本でのお盆にあたるメキシコの死者の日は日本では元々あまり知られていませんでしたが、映画「リメンバー・ミー」で一気に話題となり広く知られることになりました。

日本のお盆同様亡くなったご先祖様や家族が帰ってくるというのが死者の日で、一方日本のお盆とは雰囲気が違い、音楽やダンスで盛り上がる、お墓を美しく飾るなど華やかな日です。

死者の日日程

11月1日・2日

死者の日はこのように定められていて、1日は子どもの霊が帰ってくる日、2日は大人の霊が帰ってくる日となっているため、特に1日は子どもの仮装を多く見かけることになります。

各地でパレードなども盛り上がり多くの方が参加している、また広く知られ観光の方なども増えているため、死者の日の期間はメキシコ各地で多くの方で盛り上がっているんですね。

メキシコでは骸骨とは「死と生まれ変わりの象徴」であり、古く3,000年前ほどから先祖の骸骨を身近に飾る風習があって、この習慣が現在の死者の日の骸骨に繋がっています。

またメキシコのアステカ族の祝祭として「死の婦人」とも呼ばれた冥府の女神に捧げるものがあり、時代の移り変わりによって死者の貴婦人・カトリーナに捧げる祝祭となりました。

更に1800年のスペイン侵略後カトリックの「聖人の日」と融合し、現在の11月1日・2日に行われる死者の日となっていったんですね。

死者の日にはマリーゴールドが大量に飾られ特別な花という印象がありますが、マリーゴールドには「死者の世界から祭壇まで死者を導く」という言い伝えがあり、死者の日に欠かせない花です。

祭壇やお墓にマリーゴールドが多く飾られるのはこういった言い伝えが元になっていて、メキシコでは死者の日に合わせてマリーゴールドも大量に栽培されているんですよ。

死者の日の飾り付けで街は一色に!

骸骨のイラスト

メキシコ各地で盛り上がる死者の日、日本のお盆とは違いお祭りのイメージが強く盛り上がっていると言葉だけではなかなかわかりにくいので、動画も参考に見てみましょう。

【メキシコ】死者の日 リメンバーミーの世界 Dia de los Muertos Aguascalientes, Mexico

【メキシコ】死者の日 リメンバーミーの世界 Dia de los Muertos Aguascalientes, Mexico

こうして動画を確認すると多くの祭壇が飾られているのが目立ち、その他街中も死者の日の飾り付けでとても華やかになっていますね。

死者の日に用意される祭壇は「オフレンダ」といい、鮮やかなオレンジのマリーゴールド、そしておもちゃやテキーラの瓶をはじめ、故人が好きだったものをお供えするのが一般的です。

飾りの中には「パペルピカド」と呼ばれる切り絵をはじめ、ピアスやワッペン、Tシャツなども骸骨デザインに、食べ物も骸骨モチーフが増えるなど、多くのものがあります。

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