みなさんは『松の内』って聞いたことがありますか?
「え?松がなんて?」という方も意外と多いのではないでしょうか。
実は、「松の内」という言葉は知らなくても、松の内に関する事を自然と行っていたりするんです。
そして、一般的にも、ビジネスマナー的にも、「松の内」はとても重要な役割を持っているんです。
「ギクっ!私ちゃんとできているのかな…。」とちょっと心配になりましたか?笑
ビジネスの世界では、松の内期間の理解について、間違って覚えていたり、知らなかったりすると、失礼に当たることがあるくらい重要なんですよ。
ここでは、
- 松の内がどんなものか?
- 松の内の役割はどんなものか?
- どんな事を覚えておけば良いか?
このような疑問を解消しながら、みなさんに覚えていて欲しい事を分かりやすくまとめて紹介していきますね!
- 松の内(まつのうち)ってなんだろう?
- 年賀状と松の内の関係は?
- 松の内明けの初出社日。どんな挨拶をすればいいの?
- 【ミニ知識】年賀状を松の内期間に出せなかったら、どうしたらいいの?
- 松の内明け挨拶とお正月挨拶のまとめ
松の内(まつのうち)ってなんだろう?
松の内は門松を飾る期間
ズバリ!松の内は、門松を飾っている期間のことです。
最近は、玄関先に門松を立てる家庭が減りましたが、企業のビルの入り口で見かけることがあると思います。
大企業ともなると、人の背丈ほどの門松を飾るところもあり、ドンとした佇まいに魅了されるものです。
門松は、松飾りという名称もあり、「松の内に飾るお飾り」と想像すると、松の内という意味も理解しやすいでしょう。
松の内に松飾りを飾ることで、その年の神様の恩恵を受けられますようにと願い、神様を迎えします。
このような背景から、企業では松飾りを大切にし、その年の繁盛と会社の精進を願っています。
松の内はいつからいつまで?
松の内は、門松(松飾り)を飾っている期間のこと、と理解できました。
では、そのお飾りを飾っている期間はいつからいつまでなのでしょうか?
- 松の内の始まりは、元旦の1月1日
- 松の内の終わりは、関東と関西で様々
- 関東:1月7日まで
- 関西:1月15日まで
松の内の始まりは1月1日ですが、門松や松飾りは少し早めから準備して飾る場合がほとんどです。
企業などは、正月休みで休暇になってしまいますしね!
参考サイト:twitter
#猫の日
神社で暮らす猫さん達、松の内は少し慌ただしい。#filmphotography #eos1n #premium400 pic.twitter.com/xFfor6jyVO— 亜貴 (@akiphoto_film) February 22, 2020
年賀状と松の内の関係は?
年賀状は松の内の期間に届くようにする
最近では、年賀状のやり取りが極端に減ってきていますが、
という方もまだまだいます。
年賀状は年末のうちに投函し、1月1日にハガキの束が届くと、誰から来ているかな?とワクワクするものです。
でも、中には、「しまった!この人出してない!」という場合もあると思います。
そんな時は、松の内の期間に返信するようにしましょう!
そしてもう一つ。
松の内を過ぎて投函された年賀状は、消印が押されます。
これは、相手への印象にもつながりますので、年賀状の返事はなるべく松の内の間に行うようにしましょう。
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