子供達にとって熱中症の時期を過ぎたら、待ちに待った外遊びの時期になりますね。
アスファルトからの照り返しが強い東京の子供達は、日中は遊べず辛い時期だったのではないでしょうか。
子供達は遊具やアスレチックは勿論ですが、なぜか「拾う」行為に夢中になることはありませんか?
我が家でも子供達が保育園の頃、遠足に出かけた時にお土産に松ぼっくりを拾ってきました。
そこで今回は、東京で松ぼっくりを拾える場所に視点をあてました。
「東京で松ぼっくりが拾える場所」はもちろん、「そもそも松ぼっくりとは?」、という疑問、さらに松ぼっくりを使った工作まで、大人も一緒にとことん楽しみましょう。
松ぼっくりが拾える場所東京5選!その1:まつぼっくり緑地
園内には、名前の通り松が沢山植栽されているので、松ぼっくりに出会える確率は高いです。
その他にも季節によって様々な草花を見ることができるので、森林浴も楽しめますよ。
遊歩道が整備されているので、お子様からお年寄りまで安心して自然を楽しむことができます。
園内中央のアカマツは、こちらのシンボル樹だそうですよ。
松ぼっくりは一年中とれる珍しい樹木ですが、風が強い時期や、乾燥する冬に沢山落ちてくることが多いようです。
住所
杉並区松庵1丁目16番1号
アクセス 最寄駅
三鷹台駅北口から徒歩約8分
井の頭公園駅出口から徒歩約14分
西荻窪駅南口から徒歩約15分
松ぼっくりが拾える場所東京5選!その2:多摩川台公園
大田区に位置する多摩川台公園では、古墳群の近くで松が植えられているので、松ぼっくりを拾うことができます。
風が強い時期や、乾燥する冬を狙って拾いに行きましょう。
また敷地が広く様々な樹木や草木があるので、四季折々に楽しむことができますよ
コナラ、クヌギなどのドングリの木もあるのでドングリ拾いも可能です。
住所
東京都大田区田園調布一丁目63番1号
アクセス 最寄駅
東急東横線、目黒線、多摩川線 多摩川駅 徒歩約5分
松ぼっくりが拾える場所東京5選!その3:北の丸公園
皇居外苑の植栽といえば、松が有名なので、北の丸公園の松ぼっくり拾いは期待できますよ。
風が強い時期、乾燥する冬は沢山拾えるかもしれませんね。
こちらでは運が良ければ、国の天然記念物であるヒカリゴケも見ることができるそうですよ。
北の丸公園、西側の堀の石垣の隙間です。
松ぼっくり探しのついでにいかがでしょうか。
住所
東京都千代田区北の丸公園1番1号
アクセス 最寄駅
竹橋駅から徒歩5分、九段下駅から徒歩5分。
松ぼっくりが拾える場所東京5選!その4:千鳥ヶ渕緑道
こちらは皇居のお堀に沿って整備された遊歩道です。
上にも述べたように植栽の松から松ぼっくりの期待ができますよ。
どうしても桜の名所として名高いので、桜に目がいってしまいますが、ここは松を探しましょう。
風が強い時期、乾燥する冬というのがポイントです。
松ぼっくり探しに飽きたら、レンタルボートなども楽しむことができますよ。
住所
千代田区北の丸公園1-1
アクセス 最寄駅
東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅2番出口から徒歩3分
東京メトロ半蔵門線半蔵門駅5番出口から徒歩5分
松ぼっくりが拾える場所東京5選!その5:蘇峰公園
園内にはマツ、クヌギ、ウメ、カタルパ、アジサイなどの樹木、花が見られます。
徳富蘇峰(とくとみそほう)(「近代日本国民史・全100巻」を完成させた)居住跡を公園にした場所で、園内は落ち着いた雰囲気です。
風が強い時期、乾燥する冬に松の下を探しましょう。
住所
大田区山王1-41-21
アクセス 最寄駅
JR京浜東北線の大森駅から北西へ徒歩17分
都営地下鉄浅草線の馬込駅から東南に徒歩14分
そもそも松ぼっくりとは?
松ぼっくりは英語ではpinecone; pine coneと呼ばれ、球果と呼ばれる果実です。
雌しべの先端の実が大きな実のようになり、湿っているとヒダは閉じた状態です。
乾燥することでヒダが開き、中の種が風に乗って運ばれ、種を遠くまで飛ばします。
この状態になると風などの影響で松ぼっくりは根元から外れて木から落ちるものもあります。
しかし、松ぼっくりが木から落ちるのはいつと決まっていないので、種を飛ばした後でもしばらく木についたままの松ぼっくりもあります。
一般的に松ぼっくりが実るのは10〜12月ですが、なかには越冬して大きくなるものもあり、一年中松ぼっくりは手に入れることができます。
拾った松ぼっくりで工作をしよう!
松ぼっくりけん玉
年齢や身長によって糸の長さを調節するとよいでしょう。
まつぼっくりの大きさ、重さの違いで難易度が変わるので、色々試してみると面白いですよ。
松ぼっくりのハリネズミ
重心のバランスが取れない場合は、尻尾をつけてバランスを調整しましょう。
ボンド乾けば透明になるので、ご心配なく。
出れない松ぼっくり
湿気により松ぼっくりのカサが閉じる性質を利用したアートです。
特に手先を使わなくても作れる作品なので気軽に取り組めますよ。
まとめ
- まつぼっくり緑地は名前の通りアカマツがシンボル樹になっているので期待できますね。
- 多摩川台公園は、古墳群近くで松が植栽されているので、みつけられる可能性大です。
- 皇居外苑の植栽は松が多いので、北の丸公園も期待できます。
- 千鳥ヶ淵緑道は、桜で有名ですがここは松を探してくださいね。
- 蘇峰公園は落ち着いた雰囲気の中で松ぼっくり探しに専念できます。
- 松ぼっくりの正体は球果と呼ばれる果実です。他の樹とは違って、果実が落ちるタイミングは読めないので、一年中松ぼっくりは収穫できますよ。
- せっかく子供達が拾った松ぼっくりなら、手を加えて工作を作ってみましょう。
シーズン問わず出会える松ぼっくり。
どこで拾ったもの、というように場所ごとにコレクションして比較しても面白いですね。
工作は、子供よりも大人が夢中になってしまうかもしれませんよ。
松ぼっくりとの「出逢い」を楽しんでくださいね。
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