暑い時期を乗り越えて、アクティブな秋になると下をみてふと気になるのがどんぐりや松ぼっくり。
子供達が夢中になる遊びの一つですよね。
しかし、いざ松ぼっくりが拾える場所、を探すとなると頭を悩ませてしまいますよね。
松ぼっくりを探すにあたって、愛知県はこれから絶好の松ぼっくりシーズンなんです。
冬に愛知県に吹く「伊吹おろし」。
伊吹おろしは乾燥した風なので、松ぼっくりが落ちる条件が整っているんですよ。
ここでは、「愛知県で松ぼっくりが拾える場所5選」から始まり、「松ぼっくりとは?」、「松ぼっくりを使った工作」までまとめました。
楽しく拾って、実用的に遊びましょう。
松ぼっくりが拾える場所愛知5選!その1:愛知県森林公園
こちらの正門横にある駐車場で拾える、とのことです。
正門横に大きな松の木があるので、この下では見つかりそうですね。
園内の植物園は自然がいっぱいの雑木林が広がっているので、ここでも松を探してみましょう。
松ぼっくりは一年中とれるものですが、風の吹いた翌日などはいつもより期待ができるでしょう。
園内には、自然林や池などに加えて、東海丘陵要素の植物を育む湿地群も保存されています。
売店やカフェもあるので、休憩しながら探すことができますよ。
住所
愛知県尾張旭市大字新居5182-1
アクセス
「三郷駅」から
尾張旭市営バス「三郷駅北」より約13分 森林公園正門まで徒歩約30分
「尾張旭駅」から
尾張旭市営バス「尾張旭駅」より約17分 植物園南門まで徒歩約25分
JR中央本線「高蔵寺駅」より徒歩約60分(タクシーで約10分)
松ぼっくりが拾える場所愛知5選!その2:高師緑地公園
緑地と言うことで緑が非常に多く、大きな松も沢山植えられています。
こちらの松は一本一本が非常に大きく育っているものが多いのが特徴です。
乾燥すると冬場、風が吹いた翌日がオススメですよ。木陰も多く、落ち着いて松ぼっくりが探せます。
遊具もあるので、遊びながら探してもいいですね。
住所
豊橋市高師町北原44
アクセス
豊橋鉄道渥美線『高師駅』下車徒歩3分
松ぼっくりが拾える場所愛知5選!その3:豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)
豊橋総合動植物公園にはたくさんの松が植えられています。
1番松が密集している場所は、自然史博物館前から植物園に向かうルートです。
秋から冬にかけては沢山拾えることが期待できます。
ここを過ぎると、こんどはアメリカ原産の大王松が植栽しているので、大きな15〜25㎝の松ぼっくりが拾えますよ。
樹高も40mと高く、ビル11階相当の大きさだそうです。
住所
愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238
アクセス
JR二川駅から徒歩6分(南口)
松ぼっくりが拾える場所愛知5選!その4:豊橋公園(吉田城)
城の植栽に松はつきものなので、松の木はたくさん植えられています。
とくに城周辺から市役所への通路は松の木ばかりです。
季節を問わずに拾える松ぼっくりですが、風の強い乾燥した冬場は多く拾うことができるでしょう。
面積は21.6ヘクタールあり、公園と隣接する市役所が旧吉田城址になります。
明治以後に旧日本軍の部隊もおかれた事もあるので、その名残が残る場所もあり、様々な面で楽しみながら拾うことができるでしょう。
住所
愛知県豊橋市今橋町3
アクセス
豊橋鉄道東田本線(市電)「豊橋公園前」停留所下車、徒歩約5分
松ぼっくりが拾える場所愛知5選!その5:大平島公園
「大平島公園」の敷地の奥には小さな森があります。
様々な樹木が植えられているので、松を探しましょう。
木陰があり、風が吹き抜ける場所なので、 自然浴を楽しみながら探すことができます。
風が吹き抜けたタイミングで松ぼっくりと遭遇できる可能性がありますよ。
松ぼっくりに飽きたら、デゴイチの愛称で人気の高いSL「D51718」の展示を見たり、遊具で遊ぶこともできますよ。
住所
愛知県一宮市朝日2丁目6
アクセス
尾張一宮駅から1.8km
そもそも松ぼっくりとは?
松ぼっくりは、英語でpinecone; pine coneと呼ばれています。
マツ科の植物をpineと表現し、coneは円錐形という意味です。
松ぼっくりは、雌花が受粉後に成長し、2年越しで鱗片葉が変化します。
そして、鱗片葉の間に入っている種子が放たれる、という仕組みです。
その後種子が全て落ちると、風などに吹かれて松ぼっくりが根元から落ちます。
松ぼっくりは球果という果実だそうですよ。
何年も落ちずにいる松ぼっくりもあるため、収穫できる時期としては一年中ということになります。
拾った松ぼっくりで工作をしよう!
松ぼっくりツリー 吊り下げタイプ
普通のツリータイプより珍しいですよね。ボンドは乾けば分からなくなるので心配いりません。
松ぼっくりで作る、小鳥、ふくろう
コロンとした松ぼっくりの形を生かした工作です。毛糸の種類を変えるだけでも印象が変わります。
松ぼっくりの瓶詰め
水分を含むと、松ぼっくりのカサが閉じる性質を利用した工作です。瓶の種類を変えるだけでイメージが変わるところもアートですね。
まとめ
- 愛知県森林公園は、正門横に大きな松の木が狙い目です。
- 高師緑地公園は、松の木一本一本が大きいので、期待できますよ。
- のんほいパークでは、是非大王松の大きな松ぼっくりを拾ってきましょう。
- 豊橋公園は城跡です。松は非常食になるので、昔からお城周りによく植えられていたようですよ。
- 大平島公園は、敷地の奥の小さな森で松を探しましょう。
- 松ぼっくりは果実で、受粉後2年がかりで成長するそうです。
- 松ぼっくり工作は、コロンとした特徴ある形を利用することで、可愛い作品が作れます。
松は、海沿いやお城周りによく植えられています。
1年中拾える、とはいえ乾燥して風が強いという条件から秋から冬にかけてが一番落ちることが多いようですよ。
拾って楽しみ、作って楽しめる松ぼっくり。
ぜひ子供達と一緒に楽しんでみませんか。
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